【レッドオーシャンで勝ち切れるか?!】Googleの「STADIA」が成功するために必要な5つのポイント

Googleが新たなゲームプラットフォーム「STADIA」の構想をアナウンスしてから2週間程が経過した。ストリーミングによるゲームサービスは、心躍るものを感じ取ったが、今一度、STADIAを成功に導くうえで重要となるポイントを見ていきたい。

1.インターネット回線
エンドユーザがストリーミングでゲームを楽しくプレイするためには、かなり高速のインターネット回線を用意する必要がある。少なくとも、Youtubeをラグなく閲覧できる程度の回線速度は必要になるだろう。
最近は通信各社から動画閲覧のデータ通信量が無料になるプランもある。STADIAもこれにうまく乗るカタチで提供となると嬉しい限りだ。

2.ストリーミングによるマルチプレイ
ゲームストリーミングの障壁の一つになると思われるのがマルチプレイ。通常のオンライン対戦であれば、P2Pで接続した後は比較的細い回線でも楽しむことができる。
だが、ゲームストリーミングでP2Pの接続を行うと、かなり苦しいイメージがある。常時大量のデータを双方向でやり取りすることとなると、ラグの発生は避けられないだろう。これについてはブレークスルーが解決してくれることを期待したい。

3.AAA級のビッグタイトル
プラットフォームを利用するかしないかは、そこに遊びたいソフトウェアがあるかどうかで決まる。ソニーや任天堂のように、そのプラットフォームでしか遊べないオリジナルタイトルがあるかどうかは非常に重要だ。 STADIAもまた、AAA級のビッグタイトルを用意する必要があるだろう。

4.デベロッパーの確保
オリジナルタイトルを用意するとともに、ゲーム開発会社の誘致も欠かせない。とりわけAAAタイトルを多数生み出してきたゲーム開発会社を、STADIAに引っ張って来れるかはSTADIAの成功を左右するのは間違いないだろう。

5.Google発のプロジェクトの成功率
Googleはこれまでに様々な新規サービスを送り出してきた。だが、エンドユーザが利用しているサービスの多くはM&Aで取得したサービスが多い。自社発のプロジェクトについては、それほど上手く育て切れていない印象が強い。
一例をあげると、Google Play MusicはSpotifyに、Google PlusはFacebookに後塵をとってしまった。これらを踏まえて、STADIAがソニー、任天堂、マイクロソフトというゲーム業界のビッグスリーに勝ち切るのはとてもハードなミッションになるだろう。彼らもまた、折を見てゲームストリーミングに参入してくる可能性は高い(とりわけマイクロソフトは容易に参入してきそうだ)。

Googleはサブスクリプションサービスという視点でSTADIAに「ネットフリックスのゲーム版」を構想しているかもしれないが、すでにこの市場にはビッグプレイヤーがうごめいている。STADIAを成功に導くには、他のプラットフォームにはない“圧倒的な差別化要素”が欲しいところだ。

参考URL : https://www.videogamer.com/news/yoshis-crafted-world-launch-trailer-is-too-cute-to-handle