コール・オブ・クトゥルフ(Call of Cthulhu)のジャケット写真

クトゥルフ神話のサスペンスアドベンチャーゲームが登場! 1924年。私立探偵ピアースは孤島、ダークウォーター・アイランドで起きたホーキンス一家の悲劇的な死を調査すべく派遣される。

不可侵な古の神々が君臨するラブクラフトの象徴的な狂気の世界へと飛び込もう。果たしてピアースは事件の真相を暴くことができるだろうか?

発売日:2019/03/28、ジャンル:アドベンチャー、発売会社:株式会社オーイズミ・アミュージオ

ここからはゲームのネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください!

ストーリー/エンディング

私立探偵事務所の依頼からすべては始まった

舞台は1924年のアメリカです。主人公であるエドワード・ピアースは軍人を退役した私立探偵で、探偵免許を剥奪されないように案件を探す日々を送っていましたが、そんなある日、ひとりの依頼者が現れます。その人物は、有名な美術品コレクターのスティーヴンです。

スティーヴンの家族は、娘のサラ・ホーキンス、娘の夫、孫のサイモンがいましたが、火事により全員亡くなったと語ります。
警察は、この事件はサラが起こしたものであり、サラが家族を殺したと言っているが、エドワードに真実を見つけてほしいとの依頼でした。

こうしてホーキンス家に起こった惨劇の真実を調べるべく、ピアースは手がかりを求めてダークウォーター島にたどり着きます。この島で事件の情報を集めていくのですが、島民は少なく排他的なうえ、隠し通路や怪しげな収容所など謎の多い土地でした。

エドワードはこの島のさまざまな人から情報を得ていく中で、邪神・クトゥルフの召喚儀式をおこなおうとしている者がいるという恐ろしい真相に気づきます。そして最後は儀式をおこなう場面となり、どのような選択をするかでエンディングが分岐するのです。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=PQHy7P9tqGU&has_verified=1

「反撃の儀式をおこなう」を選択するエンディング

儀式をおこなっている集団が人質をとっている状態のシーンで、クトゥルフの召喚を阻止するための儀式をおこなう選択をすることで到達できるエンディングです。
エドワードがクトゥルフ召喚の儀式をおこなおうとしている者を銃で撃ち、仲間を助けて反撃の儀式を進めます。しかし、その儀式がきっかけでエドワードは意識を失ってしまいます。

その後、場面はとある精神病院へと変わります。看護師が医師と「指示に合わせて薬の量を増やした」というような会話をしており、そのふたりの近くの個室ではエドワードが患者として拘束されていました。

すべてはエドワードの幻覚であったのか、それとも儀式をきっかけにエドワードがおかしくなってしまったのかははっきりしません。

「俺が儀式をおこなう」を選択するエンディング

反撃の儀式ではなく、エドワードがクトゥルフの召喚儀式をおこなうエンディングです。儀式の実行を決意しサラに傷をつけてもらうと、島がゆれ始めて、大きな怪物が出現したような光景がみえます。このとき、クトゥルフ召喚に成功したのでしょう。

その後、場面は儀式のあとのものに変わりますが、そこで待っていた光景は悲惨なものでした。その場にいた者同士が争っており、まるでみんながなにかにとりつかれたように殴り合っているのです。そしてそれは、エドワード自身も例外ではありませんでした。

しばらくして、サラが亡くなっているシーンのアップが映って終わります。その場にいて助かった人は、おそらく誰もいなかったのでしょう。

「もう終わりだ」を選択するエンディング

サラが儀式をおこなうところに遭遇しているシーンでの選択です。「あんたにこんなことはさせられない」と言いながらサラに銃を向けます。そのままサラは目をつぶっていますが、主人公は銃を撃つことができず捨ててしまいます。

そしてサラは、「ごめんね、サイモン」と言って歩き出し儀式へと向かいますが、主人公は直視できず一瞬目を閉じてしまいました。すぐに目を開くとその場に光が差しており、亡くなっているサラの姿がありました。

場面は、ひとり事務所の部屋の中でイスに座る主人公の姿に変わりますが、目の前には血まみれの女性が描かれている絵画がありました。おそらく、主人公が目にした状況を描いたものなのでしょう。

「自分を犠牲にする」を選択するエンディング

エドワードは儀式を止めるために、自分の死を選ぶというエンディングです。自分の頭に銃を向けて引き金を引いた瞬間、大きな銃撃の音と同時に暗転して儀式の場面は終了です。

そして主人公の事務所へと場面はうつります。ドアに貼られている「私立探偵事務所」というシールが作業員によって剥がされ、ダンボールを運び出す人の姿がみられます。もうエドワードが亡くなり、事務所が別の用途に使われることを意味しているのでしょう。その事務所の中央には絵画が置かれており、主人公が自分の頭を撃ち抜いた瞬間が描かれています。

攻略情報

ストーリー進行に使える技能

ゲームの冒頭で主人公の能力値を振り分ける場面がありますが、振り分けに迷ってしまう方もいるでしょう。実はこの能力値には、クリアしやすくなる影響を与えるものもありますが、そこまで影響がない数値も存在します。

クリアに影響を与える能力は以下の3種類です。

・調査
キャラクターと話しているときや進行のヒントを見つけるときに、重要となる技能です。この調査値が高いとピッキングもしやすくなり、クリアまでの時間も短くなる場面が増えるため、できるだけ優先的に上げていきましょう。

・目星
隠れているチェックポイントを見つけやすくなり、進行に必要な証拠なども発見しやすくなります。調査の次に上げておくべき能力です。

・心理学
状況を再現する場面が出てきたときに、その人が考えていることや行動の理由などが読み解きやすくなる数値です。この値が上がると、キャラクター同士が話す場面では選択肢も増えることがあります。しかし、ストーリー自体を知っているのであれば、クリア時間の短縮などには繋がらないため、3つのなかでも上げる優先度は低めに考えて良いでしょう。

ストーリー進行への影響が少ない技能

以下はストーリー進行の影響がほとんどない数値のため、クリア目的であれば数値をふらなくても大丈夫です。

・筋力
一見すると強くなり進めやすいようにも感じますが、この数値が高くなると必要な仕掛けを動かせることで反対に進めにくくなってしまうケースもあるのです。また筋力が高いと脅しスキルも使えますが、キャラクターからの印象度も下がってしまうため、基本的に使う場面はありません。

・話術
相手を説得して操る、あるいは会話のときに通常では聞き出せない話を聞くことができるようになります。しかし、それでストーリーを進めやすくなることはほとんどありません。

・オカルト
このスキルが高いと、後半では特別な返答ができるようになります。そのため会話をより楽しむための数値といえるでしょう。初期数値の振り分け以外では、アイテムを入手することで上げられます。

・医学
主人公の治療などができそうにも思える数値ですが、実際には薬や身体の状況を調べるための数値でプレイに影響はありません。オカルト同様に、初期値以外ではアイテムにより上昇させることができる数値です。

基本的なエンディングの分岐ポイント

このゲームは最後の選択肢によってエンディングが分岐しますが、そのうちふたつは見る条件は難しくありません。

○「俺が儀式をおこなう」
自分がクトゥルフ召喚の儀式をおこなう選択肢で、特に条件はありません。

○「反撃の儀式をおこなう」
クトゥルフ召喚を止めるための儀式をおこなう選択ですが、このエンディングを見るためには10章でドレイクを助ける必要があります。空鬼の動きを封じるイベントにて、空鬼が絵のなかに帰るときにも明かりを強くしていれば、ドレイクが一緒に連れて行かれません。ドレイクを連れて行かせずに空鬼が絵のなかに戻れば大丈夫です。この10章の空鬼以外では条件はありません。

少し難しいエンディング条件

残りのふたつは事前に情報を覚えておきながら進めなければいけません。まずふたつのエンディングに共通しているのは、下記の3点です。

・魔導書をひととおりすべて読む
・8章の最後でドレイクに協力する
・10章でリヴァイアサンに服従せず拒否し、空鬼を封じるときにドレイクを救出する

この他に分岐ポイントがいくつかあり、どちらかのエンディングしか見れません。

○「もう終わりだ」
この選択での条件としてお酒を一度も飲まず、ルルイエ語で回答できる場面ではすべてルルイエ語を選ばなければいけません。その他の分岐は下記のとおりです。

・9章でブラッドリー巡査に、コールデンに起こったことをそのまま話す
・12章でブラッドリー巡査を撃ち、キャットに救急キットを渡して救い、その後死亡したミッチェルをチェックする
・13章で薬を飲み、リヴァイアサンの身体は食べず銃もとらない

○「自分を犠牲にする」
こちらは「もう終わりだ」とは反対にお酒を飲み、ルルイエ語では回答しません。その他の分岐は下記のとおりです。

・12章でブラッドリーは撃たない
・13章で薬を飲まないが、リヴァイアサンを食べずに銃はとらない

キャラクター紹介

エドワード・ピアース

本作の主人公であるピアースは、アメリカ合衆国のボストンに事務所を構える私立探偵です。
第一次世界大戦を経験した彼は、そのトラウマから睡眠薬とアルコールに溺れる生活をしていました。それが原因で、眠るたびに自分自身や登場キャラクターに関する奇妙な悪夢を見ます。

契約先のウェントワース探偵事務所から今すぐ仕事をしなければ、ライセンスを失効すると言われていました。そんな生活を送るなか、ある芸術家の一家が死亡した火事について調べるため、ダークウォーター島を調査することになります。

調査を進めるにつれて、徐々にクトゥルフ召喚の儀式に近づいてしまい、想像を絶するような恐ろしい真実を知ることになるのです。

スティーヴン・ウェブスター

主人公に調査を依頼する人物。裕福な起業家・美術品コレクターの老人で、ボストンでも名の知れた存在です。

ある日、ホーキンス家に嫁いだ娘のサラとその家族が火災で亡くなるという事件が起こります。
警察の捜査では、気が狂ったサラが家に火をつけ家族を殺したと結論付けられたが、それに納得していませんでした。調査をしてくれる探偵を探すが、全く相手にされません。そんなときピアースに出会い調査を依頼します。

ホーキンス家

・サラ・ホーキンス
依頼者の娘であり、火災で亡くなったとされている人物。有名な芸術家でホーキンス家に嫁ぎました。その後、ボストンにある孤島・ダークウォーター島へ家族で移住します。
そして、ダークウォーター島のホーキンス宅で事件が起こるのです。
不思議な映像を見ることができたというサラは、ストーリーに大きくかかわってくることになります。

・チャールズ・ホーキンス
依頼者の娘・サラの夫。
サラが神託の巫女であることを知っていたチャールズは、自分を自分の息子と偽ってサラと結婚します。
神託の巫女と結婚した理由は、彼自身が神を目覚めさせる人になりたかったからです。

・サイモン・ホーキンス
サラとチャールズの息子。火災により亡くなってしまいます。

その他のキャラクター

・トーマス・フラー
リバーサイド病院の医師。チャールズがサラをフラーの病院に通わせたことで、サラと出会います。
神託の巫女(サラ)が持つ能力にとても興味を抱いていました。そして、ホーキンス事件で死体として運ばれたサラを再生させた人物でもあります。裏では違法な実験を行っており、その実験のために、サラの存在を隠します。

・イーサン・ブラッドリー
左頬に傷のある警察官です。最初はあまりエドワードとなじむ様子ではなかったものの、後半からは協力するようになってくれるブラッドリー巡査は、エンディングにも関連するキャラクターです。

・マリー・コールデン
5章から登場する医師のマリー・コールデンは、ブラッドリー巡査の恋人でもあります。
フラー医師が裏で行っている違法な研究の実態を暴こうとしています。

・キャサリン・ベイカー
島で暗躍する無法者たちのリーダー。キャットと呼ばれダークウォーター・アイランドの人々から恐れられています。キャサリンもブラッドリー巡査と同じく、エンディング分岐にかかわるキーキャラクターです。

・アルジャーノン・ドレイク
サラの友人で相談役でもある人物。骨董の知識を持っており呪術書など奇妙なものをコレクションしています。
オカルトについても詳しいため、サラの幻覚も理解していました。
サラは、正気と狂気の二面性を持っていましたが、ドレイクは正気なときのサラの友人です。

・サイラス・ウィンチェスター
この地域の住民で、長い間ホーキンス家に仕えている管理人です。

・ジェームズ・フィッツロイ
島への定期船の船長で、ダークウォーター港の港長でもある人物です。

コール・オブ・クトゥルフ(Call of Cthulhu)の作品情報

コール・オブ・クトゥルフ(Call of Cthulhu)のジャケット画像

発売日
2019/03/28
ジャンル
アドベンチャー
発売会社
株式会社オーイズミ・アミュージオ
コール・オブ・クトゥルフ(Call of Cthulhu)のユーザ評価

評価数:6件
評価 :★★★★☆(4.5/5)

ゲオユーザのコール・オブ・クトゥルフ(Call of Cthulhu)の評価
  • クトゥルフの雰囲気をかなり再現している作品だと思います。ただクトゥルフ神話の知識がない人はあまり楽しめないかもしれません。知っている人はかなり楽しめると思います。
  • 思ったより怖くはありませんでしたが、中々引き込まれるゲームでした。 自分の選択肢一つで物語の方向性がかわるのは斬新。