株式会社日本一ソフトウェアのジャケット写真

2015年に発売された『夜廻』の続編が登場。ふたりの幼い少女が不気味な夜の街を探索するアクションゲーム。花火大会の帰り道にはぐれてしまったふたりの少女は、お互いを探すため、昼と全く異なった夜の街を彷徨います。前作に比べマップの広さが倍以上となり、図書館・廃墟となった洋館などの室内の探索も楽しめます。

ジャンル:アクション、発売日:2017/08/24、発売会社:株式会社日本一ソフトウェア

ここからはゲームのネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください!

ストーリー/エンディング

ストーリー

ユイとハルという名前の2人の少女がいました。2人はとても仲が良く、いつも一緒に遊び、過ごしてきました。

ある年の晩夏、ハルが他の街に引っ越しをしなければならないということになります。別れを惜しみつつ、ユイとハルは最後の2人の夏を良いものとするために、花火大会に行くことになりました。

ハルとユイは花火を裏山で見ることにして、山へ登っていきます。花火大会は盛大に盛り上がり、2人は帰ることに。

しかし花火大会が終わった頃にはすでに周囲は真っ暗となっており、登ってきた頃の山の様相とは一変しています。周囲が全く見えないような状況下で、2人は急ぎ山を下ります。

手を繋いで、足元もおぼつかないような裏山を必死に降りていきます。しかし、一瞬の油断からハルとユイは手を離してしまったのです。

すると、いつの間にかハルとユイは互いの所在が分からなくなってしまいました。真っ暗な山道。

少しでも早く帰りたいという気持ちを抑え、ハルはユイを、そしてユイはハルを探すために真っ暗闇へと飛び込んでいきます。

果たしてハルはユイを、そしてユイはハルを無事に見つけることができるのでしょうか。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=aQ53RTyT3ks&t=3s

エンディング

ハルは洞窟状になっている場所を進みます。その洞窟を抜けると、ついにユイのことを見つけることができました。

「ユイ!あなたに伝えたいことが…」

ハルは意識を失っているユイに懸命に叫びます。

その時、地響きがなり、どこからか声が聞こえてきます。

「カワイソウ カワイソウ」
「イッショニキテアゲテ」
「オイデ オイデ」
「カワイソウ カワイソウ カワイソウ カワイソウ」

ユイの姿は消え、バケモノがハルの前に現れます。

「ニゲルナ」
「オイデ イトをキリに オイデ」
「ニゲロ ニゲロ 走ってニゲロ」

バケモノはハルを殺そうと襲い掛かります。

ハルは必死の抵抗の末に、そのバケモノを追い払うことに成功しました。

辺りを見渡すと、ユイの姿がありました。ユイに近づくと、再び目玉のような物体がハルの前に現れます。

赤い紐がハルの体を取り巻き、束縛していきます。紐は次から次へとハルの体を縛り付けていきます。

「ユイ…もうやめよう」
「ユイはわたしを助けてくれたのに、わたしはユイを助けてあげられなくてごめん」

そう、ハルはわかっていたのです。そのオバケがユイの本当の姿であったということを。

ハルは気がつくとユイの赤い紐の束縛を逃れ、倒れていました。そこにユイが近づいてきます。

場面が切り替わるとユイはハルを支え、歩いていました。

「ごめん、ずっと一緒に居たかったのに…」
「ユイ…さようなら」

こうして深夜廻はエンディングを迎えていきます。

裏技/テクニック

前作の主人公「ことも」と出会う方法

本作「深夜廻」のゲームをクリアした後、前作の「夜廻」のメインキャラクターであった「ことも」と出会うことができます。

最初に会うことができる場所は「となりまち」です。となりまちの神社に行くとこともがおり、話しかけると消えてしまいます。

次に「公園前」に足を運ぶと再び「ことも」がいます。踏切奥のところまで行き、こともに話しかけると再び姿を消します。

その後、「誰かのメモ7」をゲットすることができ、工場前にある門の地点にて再び「ことも」を発見することができるようになっています。

「ことも」に出会うことができる場所は他にもあります。

次に会うことができるのは、「おじぞうさま」がいる場所の奥です。おじぞうさまがいる場所を過ぎると、オバケがたくさんいる場所に出ることができます。

その地点をさらに奥へ進むと「ことも」の姿を確認することができるはずです。

また工場がある場所まで行くためには、ふたたび「よまわりさん」に出会うことが必須となります。「よまわりさん」に出会うと工場まで攫っていってくれるためです。

ハルの街の「廃屋」がある場所まで向かうと途中に橋が見えるはずです。その場所に「よまわりさん」が出てくるため、工場に行くためにはその橋まで向かいましょう。

エンディングの分岐条件まとめ

本作ではエンディングがハッピーエンドとバッドエンドの2つに分岐することになっています。

そのエンディング分岐点は第9章の後となります。こちらの章が始まる際に首を吊る場面があるのですが、首を吊るか吊らないかによってハッピーエンドとバッドエンドに分岐します。

ハッピーエンドとなるためには、首を吊る前に木箱の前に出る「紙の切れ端」というアイテムをゲットし、首を吊ることを引き返すということを繰り返し行いましょう。

首を吊ることを引き返し続けていると、「先に進む」という選択肢から、「もう嫌だ」という選択肢に変わるため、その選択肢を選ぶと「赤い裁ちバサミ」というアイテムを手に入れつつ、ラスボス戦に進むことが可能です。

またバッドエンドとなるためには、シンプルに首を吊るだけで構いません。

ちなみにバッドエンドに進んだ際にもタイトル画面に戻ってふたたび首を吊る場面から引き返すことができるため、1度バッドエンドを見ておくのもありです。

キャラクター紹介

ユイ

本作、深夜廻のメインキャラクターであるユイ。前作の主人公であった「ことも」によく似た大きなリボンが特徴であり、頭には包帯が巻かれている点も印象的です。

ハルという幼い頃からの親しい友人がおり、そのハルが引っ越しで別の街に行ってしまうということがきっかけで、今回の深夜廻はスタートします。

ハルとはぐれてしまったのは、花火大会の帰り道にクロのリードを拾ったため。その際にオバケにさらわれてしまったというところからで、のちにユイに関する衝撃的な事実が発覚しています。

ハル自体は非常に大人しく静かな性格をしているため、ゲーム内ではハルをリードして先に進んだり、恐ろしいオバケがいるシーンではハルよりも先に、率先してユイが偵察に行ったりするなど勇気のある行動が見られました。

性格自体が非常に明るく、深夜廻の恐ろしい世界観の中で、プレイヤー自体の励みにもなってくれるキャラクターです。

深夜廻のオープニングでは、2匹飼っているうちの1匹の犬「クロ」が亡くなってしまい、裏山へ埋めに来るという場面が見られました。

また深夜廻のチュートリアルでは、クロが使っていたと思われる真っ赤なリードを使って大きな木で首を吊っているという描写がなされており、ハルと共に遊びに行った花火大会ではすでにユイは亡くなっているという考察が為されています。

ハル

本作、深夜廻のメインキャラクターであるハル。こちらも前作の主人公であった「ことも」によく似た大きなリボンが特徴ですが、ユイとは異なり青いリボンが印象的です。

引っ越しをする前に、裏山へ花火を見に出かけたことがきっかけで、ハルはユイとはぐれてしまうことになります。

一度、ユイが家に戻っていないかどうかをユイの家まで確認し、戻っていないということがわかったため、勇気を出して夜の街へと出かけていったハル。

しかしオバケの存在はハルにとって非常に恐ろしく、街にうごめくオバケたちに対してできる術はありません。

赤子のような鳴き声で追いかけてくる異形の物体やうなるような声でハルの背後から接近してくる影、そして車輪のような形でハルをひき殺そうとしてくるオバケたち。街に溢れる脅威に追い回されることになります。

その中で、ハルはユイが飼っていたもう一匹の飼い犬「チャコ」に導かれていきました。

ユイの分身かのように、ハルのことを助けようとするチャコ。チャコのあとを追って進むことによって、「きっとユイの元まで導いてくれるに違いない」とハルは信じ、一心にチャコを追うことにしました。

深夜廻のジャケット画像

発売日
2017/08/24
ジャンル
アクション
発売会社
株式会社日本一ソフトウェア
深夜廻のユーザ評価

評価数:64件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

ゲオユーザの深夜廻の評価
  • 過去作との繋がりはおまけ要素なので、初めてプレイする人でも問題なし。 ただ個人的には、前作をプレイした上でやってほしい。 理由として、 ・ストーリーの中で、前作のマップを探索できる ・前作のお話を知った上で、今作のお話を楽しんでもらいたい 夜廻はお話がとても印象的な作品なので、世界観だったり考察する人にはまず、神作品。
  • 絵柄、世界観、物語が素晴らしい。もっとボリュームややりこみが多いと嬉しい。