1979年公開の『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演女優賞、1982年公開の『ソフィーの選択』でアカデミー主演女優賞。さらには、2011年公開の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でアカデミー主演女優賞を受賞した大女優。3度のアカデミー賞受賞は偉大な記録。今回はメリル・ストリープについて詳しく調べてみました。



アカデミー賞ノミネート最多の大女優メリル・ストリープ

1949年6月22日生まれ、ニュージャージー州出身の女優メリル・ストリープ。アカデミー賞ノミネート回数最多を誇る、ハリウッドを代表する大女優である彼女はオランダ系アメリカ人です。演劇学校の名門であるイエール大学演劇大学院に入学し、演技を学びました。キャロル・ダイ演技賞を受賞するほどの優秀な成績で卒業し、卒業後は舞台俳優として経験を積んできたメリル・ストリープ。舞台俳優として名誉あるトニー賞も受賞しています。

スクリーンデビューは、1977年公開の映画「ジュリア」。その2年後、映画「クレイマー・クレイマー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞しました。2018年3月現在、アカデミー賞ノミネートはなんと21回。受賞は主演女優賞を2回、助演女優賞を1回の計3回受賞しています。「訛りの女王」の異名をもつほど、さまざまな英語の訛りを巧みに操ることができる女優です。



最愛の人との結婚を守るメリル・ストリープ

1978年に3歳年上の彫刻家ドン・ガマーと結婚したメリル・ストリープ。離婚や破局などゴシップが尽きないハリウッドですが、彼女は長年に渡り幸せな夫婦生活を続けています。出会いは、メリル・ストリープの兄の紹介でした。当時、1978公開の「ディア・ハンター」でも共演しているジョン・カザールと婚約者であった彼女ですが、肺がんで彼を亡くします。失意のどん底であった彼女を励ましたのがドン・ガマー。2人の間には4人の子どもがいますが、2015年公開の映画「幸せをつかむ歌」では、長女のメイミー・ガマーと共演しました。

メイミー・ガマーはインタビューで「幼い頃、母が2週間以上家を空けることはなかった。学校に通うようになってからは、ロケ地がどこかで出演作品を選んでいた」と述べています。家庭を優先に仕事を選んできたにもかかわらず、アカデミー賞にノミネートされ続けている彼女が偉大な女優であることがわかるエピソードです。



メリル・ストリープの趣味は編み物

ハリウッドで活躍する女優たちにとって一番ファッションに気を使うのが、アカデミー賞のレッドカーペットでのドレスではないでしょうか。ベストドレッサーやワーストドレッサーとして、各ファッション誌の誌面を彩る一大イベントです。1999年以降メリル・ストリープの定番は、胸元が大きく開いたVネックのドレス。いやらしさなく、セクシーに着こなしています。2009年公開のミュージカル映画「マンマ・ミーア!」では美声を披露し、なんとグラミー賞にもノミネートされました。

幅広い演技をこなし、歌の才能もあるメリル・ストリープの趣味は“編み物”。2009年公開の映画「ダウト あるカトリック学校で」では、自分で編んだショールを着用したほどの腕前の持ち主です。彼女にとって編み物をしている時間は、頭を空っぽにして考えをまとめることができる貴重な時間だそう。



メリル・ストリープのアカデミー賞受賞作品を紹介

メリル・ストリープがアカデミー賞を初めて受賞した、1979年公開の「クレイマー・クレイマー」は映画ファンの中でも人気の作品。ダスティン・ホフマンと夫婦役を演じ、子どもの親権をめぐって裁判を起こす物語です。1982年公開の「ソフィーの選択」では、ユダヤ人女性を演じアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。2011年公開の「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」では、鉄の女と呼ばれたイギリス初の女性首相を若かりし頃から晩年まで見事に演じ切ったメリル・ストリープ。この作品で、メリル・ストリープは2度目の主演女優賞を受賞しオスカーを獲得しています。

受賞作品以外にも、ファッション誌の鬼編集長を演じた「プラダを着た悪魔」や、大人の恋愛を描いた「マディソン郡の橋」など有名作品は多数。2018年に開催された第90回アカデミー賞では、「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」で主演女優賞にノミネートされました。



メリル・ストリープの出演作品

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙の作品情報

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙のジャケット写真
レンタル開始日
2012/09/04
監督
フィリダ・ロイド
キャスト
メリル・ストリープ アレキサンドラ・ローチ ジム・ブロードベント
上映時間
105分
GEOで購入!
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙の選択のユーザ評価

評価数:2255件
評価 :★★★☆☆(3.4/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • どんな世界でもトップに立つというのは大変なこと。それが国のトップなんて、しかも女性でありながら。それには計り知れない苦労があったと思います。 この作品はそういったサッチャー首相の政治的な活躍に焦点を当てているのではなく、1人の人間としての生き方を描いています。その点が、この作品に対する評価が分かれるところだと思いますが、ワタクシは良かったと思います。 なによりメリル・ストリープさんのすごさ。第一線で活躍している時から晩年まで、違和感なく演じ分けています。
  • 鑑賞後に気付いた。主演がメリル・ストリープなのだと。変わってしまったな。しかし演技力は衰えることをしらない。熱演でした。おばあさん役だけど。内容は鉄の女の軌跡ですか。彼女は強い女性であり、結果的には国を強くしました
  • 見る前にあらかじめ、マーガレット・サッチャーが何をしたのか、何を残したのか予習してから観ると、より面白く観れると思います。

マディソン郡の橋の作品情報

マディソン郡の橋のジャケット写真
レンタル開始日
1998/11/20
監督
クリント・イーストウッド
キャスト
メリル・ストリープ(フランチェスカ・ジョンソン) クリント・イーストウッド(ロバート・キンケイド)
上映時間
135分
GEOで購入!
マディソン郡の橋のユーザ評価

評価数:470件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • クリント・イーストウッドとメリル・ストリープの演技が涙を誘います。 愛は形を変えて、永遠に残る。 たとえ許されないことでも、家族には言えないこともある。 気づいていても聞かないことが良い場合もある。 色々な角度から見ることができる、素晴らしい作品だと思います。
  • 単なる不倫といえばそうなのだが、人間の性がとても印象的に表現されていて、とても考えさせられる作品だった。 奥さんも旦那さんもイーストウッドも、たぶん誰も悪くない。そして、悪い人がいないからこそやるせないストーリーだった。 古い作品だが、人生のうちに一度は観ておくべき素晴らしい作品。
  • 事件や喧騒など起こらず、ゆっくりと平凡な時間が過ぎていく町と、己の人生。 中年となり落ち着いた頃あいに、わきあがった女としての熱情。 静かに進んでいくのとはウラハラに、心の炎はどんどん燃え上がっていく。 ホント、演技派のメリル・ストリープでよかった。 しかしラストの雨は、なんとも憎らしい演出だな。

プラダを着た悪魔の作品情報

プラダを着た悪魔のジャケット写真
レンタル開始日
2007/04/18
監督
デイヴィッド・フランケル
キャスト
メリル・ストリープ(ミランダ) アン・ハサウェイ(アンドレア) エミリー・ブラント(エミリー)
上映時間
110分
GEOで購入!
プラダを着た悪魔のユーザ評価

評価数:4341件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 何度も見たことがある作品ではありますが、何度見てもいい作品だと思えます。アンハサウェイの美しさとメリル・ストリープの演技はほんとに言葉にできないほどで、さすがだなぁと毎回感じます。
  • しんどい中にもやりがいを見つけながら仕事をするのはとても大事だと改めて思った作品。無味乾燥的に仕事するよりも、何でもいいからやりがいや楽しみが欲しいと感じます
  • ファッションに無頓着だった主人公が垢抜けていくところが見所!言われっぱなしだった主人公のラストのシーンもスカッとします!!観る人に元気を与えてくれるストーリーです。

クレイマー・クレイマーの作品情報

クレイマー・クレイマーのジャケット写真
レンタル開始日
2001/10/26
監督
ロバート・ベントン
キャスト
ダスティン・ホフマン(テッド・クレイマー) メリル・ストリープ(ジョアンナ・クレイマー)
上映時間
105分
GEOで購入!
クレイマー・クレイマーのユーザ評価

評価数:664件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 感動します、子供がいる人はみたほうがいいですよ。古い作品ですが、よくできています 小学生のころ母親とみて以来でしたが、親になってから見るととてもよい作品だと思いました。 泣けますよ。
  • タイトルから会社にゴネまくるクレーマーの話だと思っていましたが、違います。クレイマーさんという名前の一家のお話です。映画の内容はクレイマーさんとクレイマーさんが互いにゴネまくる話なのであながち間違いではないです。ダスティンホフマンとメリルストリープは本当に良い役者ですね。その2人の演技合戦なので、面白くないはずがありません。
  • この映画には色んなところに親子なら必ずやるようなやりとりがちりばめられていて、とても感情移入しやすかった。離婚裁判の話だが、夫婦どうしで戦っているなかでお互いに思いやるところがあったので話がギスギスしていなかったところもよかった。全体的に離婚はするものの家族全員が思いあっている雰囲気が良くでている映画だった。

参考URL
・youtube.com