おくりびとのジャケット写真

死者の遺体を棺に納める【納棺師】の職に就いた男が、仕事を通じ、様々な死に向き合いそこに息づく愛の姿を向き合う姿を描いたヒューマン・ドラマ。第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞するなど、世界的にも高い評価を得る。「シコふんじゃった。」の本木雅弘と、「秘密」の広末涼子が夫婦役を演じる。

監督:滝田洋二郎、脚本:小山薫堂、音楽:久石譲、出演:本木雅弘 広末涼子 余貴美子 吉行和子

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突然職を失った大悟の新たな仕事とは

大悟は東京のオーケストラの楽団でチェロの演奏者として働いていました。ところが楽団の経営が破綻して、オーケストラは解散することになってしまったのです。そこで大悟の実家がある山形に妻の美香と一緒に移り住むことになりました。山形で仕事を探していると、新聞広告に「旅のお手伝い」という求人広告の文字を見つけます。求人には高額保障や実働時間が少ないなどと書かれ条件もよかったことから、旅行代理店と勘違いした大悟は面接を受けることにしたのです。

面接に行くと社長から仕事内容の説明もないまま、すぐに採用が決まりました。仕事内容は納棺の仕事と分かりましたが、大悟は給料を先払いされて断ることが出来なくなってしまいます。ひとまず家に帰った大悟は、妻の美香に納棺の仕事と言えず、冠婚葬祭の仕事と言ってごまかしました。すると妻の美香は冠婚葬祭と聞いて、結婚式場に就職したものと勘違いしてしまうのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Pya4Z5Oq6uo

旅のお手伝いは思っていた仕事と全くかけ離れていた

旅行代理店のつもりで面接に行ったとはいえ、納棺の仕事は思い描いていた仕事とは全く違う仕事でした。初めての仕事はマニュアル作成のために遺体の役をして、できたDVDを奥さんの美香にみられ最悪なムードになってしまいます。さらに最初の納棺は孤独死した女性の遺体を納棺するというものでした。女性は死後2週間が経過しており、すべてを任された大悟は仕事の厳しさを実感します。

それでも仕事を続けているうちに、大悟の気持ちも少しずつ変わってきました。社長の丁寧な仕事ぶりを見ていると、家族の方への愛情が感じられるようになってきたのです。そして家族の方から感謝されるなど、納棺の仕事は決して悪い仕事では無いと思い始めるのです。

妻の美香や幼なじみにまで仕事を辞めろと言われる大悟

実家で馴染みの銭湯を営むツヤ子には、子供のころから可愛がってもらいました。ところがツヤ子の息子で幼なじみの山下が、大悟の仕事を知って態度が変わってしまうのです。大悟に対して、もっとまともな仕事に付くようにと詰め寄る場面もありました。そんな中、仕事を辞めない大悟にしびれを切らし妻の美香が実家へ帰ってしまいます。そのような事が続いたので、大悟はついに納棺の仕事を辞める決心をしました。

そして社長へ退職したいと申し出をするのですが、話をしているうちに納棺師の仕事のすばらしさを実感し、再び納棺の仕事を続けることを決意します。そんな時、妻の美香が突然帰ってくると妊娠していることを告げました。子どものためにも仕事を辞めてという美香の気もちに、大悟は応えることができませんでした。

おくりびとの素晴らしさに誰もが納得をはじめる

そんなある日、大悟の馴染みだった銭湯のツヤ子さんが無くなったと連絡を受けます。そして馴染みの家という事もあり、妻の美香も納棺に立ち会うことになりました。そして美香はその時の大悟の仕事ぶりを見て、納棺のすばらしさを知る事となるのです。

今まで夫の仕事に偏見を持っていたと反省し、その日から大悟の仕事に誇りを持つようになりました。同じように母の納棺をしてもらった幼なじみの山下も、自分の母に心を込めて接っしている大悟の姿に感動を覚えます。そして大悟の仕事が素晴らしいものだったと気が付き、大悟と和解しました。

そんなある日のこと、大悟のもとに父親が亡くなったとの知らせが入ります。大悟は小さい頃に出て行った父を恨んでいたので行くべきか悩みましたが、妻の美香に進められて父親のもとへ出かけていきました。そして納棺の仕事をしていたおかげで、父親を愛情を込めて送り出すことが出来たのです。

おくりびとの作品情報

おくりびとのジャケット写真
レンタル開始日
2009/03/18
監督
滝田洋二郎
キャスト
本木雅弘 広末涼子 余貴美子
上映時間
131分
GEOで購入!
おくりびとのユーザ評価

評価数:741件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 海外にも葬祭の作法はあります。ただ、亡き人への深いお見送りは日本ならではですね。本木さんの演技は奥ゆかしく、地味に丁寧に仕事をこなすプロを見ている様でした。葬儀での振る舞いや礼儀を知らない日本人も多い昨今、最低限の常識、礼儀は覚えてほしい。
  • 当時は全く興味がなく観ることがありませんでしたがふとレンタルしてみたらすごくいい作品でした。納棺士という聞き慣れない職業でしたがこんな方が納棺してくれるなら故人も安らかに眠ってくれるのだろうと思いました。
  • 冒頭から開陳される納棺師の技は実に見事で観客をひきつける。まさにつかみはOKで、百点満点の導入部である。あとはなんともあやしげな社長の魅力ともども観客を離さない。 原作にあたる本のタイトルは「納棺夫日記」。しかし原作の半分は個人の宗教感を著したものであるのに対して、映画ではその部分が抜けているので、原作者の意向により原作とはしないことになったらしい。映画としてはそれで良かっただろうと思う。個人の宗教感が前面に出過ぎるとこの静謐な世界が崩れてしまう。 さてそれで本のタイトルにあるとおりにもともとは納棺夫であり、納棺師とは最近の言い替え、あるいは実際には使われていない言葉だろう。この一文字違いの意味は大きくて、作中主人公が受ける侮蔑は納棺師ではぴんと来なくて、納棺夫という言葉をもってくると得心できる。死にまつわる仕事は忌み嫌われ、侮蔑されてきた。それに関わる人も特定の人たちに限定されてきた。むろん理不尽であり故なきことである。 納棺夫を納棺師と一文字変えることでそれが改善されるならば悪いことではないのかもしれない。 なお個人的には納棺師は不要である。ウン十万の柩なぞもってのほか。段ボールの箱に入れて燃やしてくれればそれでいい。

おくりびとのように家族の絆が深まるおすすめ映画「サマーウォーズ」

仮想世界が現実の暮らしを破壊し始めます。それを阻止するために数学の得意な高校生の青年と、高校の先輩の少女、そして少女の親戚たちが一丸となって仮想の敵と戦います。心が離れはじめた家族が力を出し合う感動的な作品です。ぜひ家族でご覧になってください。

サマーウォーズの作品情報

サマーウォーズのジャケット写真
レンタル開始日
2010/03/03
監督
細田守
キャスト
神木隆之介 桜庭ななみ 富司純子 谷村美月
上映時間
115分
GEOで購入!
サマーウォーズのユーザ評価

評価数:8241件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 日本のアニメーション映画の新時代というか、ジブリ一辺倒のアニメーション映画の牙城を切り崩すような作品。アニメファンの心をくすぐる要素を打ち込みながら、コアなアニメファンじゃなくても楽しめる作品。
  • 本作のヒット以降、何本か映画が製作されたけど、『サマーウォーズ』以上の作品はまだ産まれていない。 本作以上のものがでてくることを期待している。
  • 夏といえばサマーウォーズ!田舎の大家族。美味しいご飯に気持ちのよい自然に人と人との繋がり。

参考URL
・youtube.com