ちはやふる 下の句のジャケット写真

クイーンに勝ちたい。 千早の気持ちは次第に詩暢に捕われ、競技かるた部の仲間たちから離れてゆく。そんな彼女の目を覚まさせようとする太一。千早、太一、新の気持ちが、少しずつバラバラになってゆく……。果たして、全国大会の行方は……?

監督:小泉徳宏、原作:末次由紀、脚本:小泉徳宏、出演:広瀬すず 野村周平 真剣佑 上白石萌音

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

ちはやふる下の句-1:離れていく新、迷走を始める千早

物語は「ちはやふる-上の句-」から続きます。「もう、カルタはやらん」と言った綿谷新(真剣佑)、心配した綾瀬千早(広瀬すず)と真島太一(野村周平)は、新の住む福井を訪ねました。そこで、新にカルタを教えてくれた彼の祖父が亡くなっていたことを知ります。

新のつれない態度に落ち込む千早、「待っているから」と残して東京に戻ります。自分が強くなれば、新が戻ってきてくれると考える千早と太一。千早は史上最強クイーン、音のないカルタをとると言われる若宮詩暢(松岡茉優)の存在を知り「詩織に勝てば新はきっと戻ってくる」と思い込みます。そして太一は太一で、自分がA級にあがって新を連れ戻したいと考えます。

※新を思うあまり周りが見えなくなっている千早、千早を助けたいと思いながらも力不足に悩む太一の心情が切なくなります。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=MU6FqgKawxQ&t=5s

ちはやふる下の句-2:何のために、かるたをするのか?

狂ったようにクイーン戦を目指し暴走する千早は、ついにチームを離れてしまいます。千早を諌めながらもA級に上がることにこだわる太一。チームの仲間に「俺らもいるんだよ。」と言われ、太一は自分まで暴走していることに気づきました。チームのことを考える太一は、カルタが一番楽しかった頃を思い出しながら水戸大会に挑み、ついに優勝しA級に上がりました。

そのころ、祖父の法事を控える福井の新のもとには詩暢の姿がありました。実は、新と詩暢は小学時代よりライバルで、詩暢が唯一勝てない相手が新だったのです。新がカルタをやめるということに納得できない詩暢は、新にカルタ対戦を申し入れます。しかし新は強かった昔の新ではありません。つまらないと立ち去ろうとする詩暢に、新は尋ねます。「詩暢ちゃんは何の為にカルタをするの?」

※新のためとは言いながらも、初めて強さを求めて上を目指す千早。「なんのためにカルタをするのか」考え始める新や太一、青春を感じます。

ちはやふる下の句-3:千早、かるた部に戻る

一方、北央学園に出稽古に行った千早は、エース須藤と戦っていました。しかしクイーン戦にこだわり迷走する千早は、須藤に大敗します。

「なめてんのか!」と須藤に一喝された千早。「自分だけでかるたやってると思うなよ。お前は瑞沢かるた部、東京代表だろ。」この言葉に、千早は自分が間違っていたことに気づきました。そして須藤から「全国大会対策データ」を渡された千早、感謝を込めて深々と礼をし、かるた部に戻りました。

やっと戻ってきた千早にチームの仲間たちは大喜び、改めて仲間の大切さを思い出した千早は、仲間と共に全国大会を目指し練習します。

※北央学園の須藤の爽やかさ、思いやりの大きさに、ちょっと感動してしまいます。

ちはやふる下の句-4:いよいよ近江神宮の全国大会

近江神宮での全国大会、様々な思いを乗り越えチーム全員で一丸となって戦う瑞沢かるた部。途中、千早が倒れてしまうアクシデントに見舞われ、団体戦は敗退してしまいますが、メンバーが全力で戦えたことで、みんな満足の表情です。そのころ、新は修理から戻ってきた携帯に残された、千早からの大量のメッセージを聞きました。そして祖父の墓前で呟きます。「じいちゃん、行って来るでの。探したいんや、俺のかるた」

翌日の個人戦、そこには新の姿が・・・。個人戦のレベルの低さに試合放棄を考えていた詩暢に、新が言います。「団体戦も案外悪か無いかもしれんよ。」その言葉を耳にした詩暢は「団体戦なんてお遊びやったって全員に言わせたるわ」と闘志を燃やして個人戦の畳に上がるのでした。

※強さだけを求めて一人で戦う詩暢、対するチームで競技カルタを楽しむ千早たち。いよいよ直接対決に向けての展開にワクワクします。

ちはやふる下の句-5:戻ってきた新、そして友情

ついに千早と詩暢が個人戦で対峙します。千早が新のところに忘れていった「ダディベアのタオル」を見て、闘志を燃やす詩暢。その圧倒的な強さに千早は冷静さを欠いてしまいます。そんな千早の肩を太一はタッチします。千早が周りを見渡すと、そこには応援してくれる仲間の顔が見えました―千早は改めて「ひとりじゃない」と気づきます。

大きく深呼吸し、楽しかった頃をイメージする千早。それぞれ会場のバラバラの場所にいながらも、繋がっている仲間の気持ち。それは対戦する詩暢、そして見ている新にも感じられました。千早はカルタをしながら思います。「もっと、もっと、繋がれ。新と、太一と、皆と、繋がれ。」

結局、千早は17枚の差をつけられてクイーン詩暢に負けます。けれど千早は「楽しかったね、またカルタしようね」と詩暢に言います。それに対して「いつや?」と応える詩暢――試合を見ていた新も、皆の気持ちがかるたを通して繋がっていることに感動していました。すると新は「気が向いたら、また3人でかるたしよっさ」と口にしました――新のカルタ復活宣言です。

※カルタ競技ながら、爽やかなスポーツドラマを見たような感動です。それぞれのキャラクターが良いですね。

ちはやふる 下の句の作品情報

ちはやふる 下の句のジャケット写真
レンタル開始日
2016/10/19
監督
小泉徳宏
キャスト
広瀬すず 野村周平 真剣佑 上白石萌音
上映時間
102分
GEOで購入!
ちはやふる 下の句のユーザ評価

評価数:16593件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 前半に引き続きとても楽しませてもらいました。原作を知らない自分でも十分に楽しむことができました。後半になるにつれてとてもハラハラドキドキしました。続編が今度公開されるということで続編にとても期待しています。
  • 松岡茉優の登場により話が急展開を迎え、メインプロット(競技かるた)がゴールに向かう。次作の結びは恐らくサブプロット(家族の死とか恋愛とか)の収束であろうから、この作品に青春を求めていた観客はここで燃え尽きずに観るべきだろう。
  • 競技かるたという、珍しい部活を知ることができ、スポーツとはまた違った青春ものでしたが、学生時代の部活に打ち込んでいた頃を思い出せる素敵な作品でした。

参考URL
・youtube.com