のだめカンタービレ 最終楽章 後編のジャケット写真

二ノ宮知子原作の同名人気コミックの実写ドラマ化の映画版後編にして、シリーズ完結編。ヨーロッパを舞台に、天才的なピアノの才能を持ったのだめこと野田恵の恋の行方を描く。監督は、ドラマ版で演出を務めた川村泰祐。出演は、「キラー・ヴァージンロード」の上野樹里、「MW ムウ」の玉木宏、「なくもんか」の瑛太。

監督:武内英樹(総監督) 川村泰祐、原作:二ノ宮知子、脚本:衛藤凛、出演:上野樹里(野田恵) 玉木宏(千秋真一)

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龍太郎たちがやってきた!

前編の終わりに、千秋から「別居宣言」を言い渡されたのだめ。自身もスランプに陥っていましたが、出ていく千秋(玉木宏)を、のだめ(上野樹里)は明るく見送りました。しかし実のところは、かなり落ち込んでいます。千秋との実力の差は歴然としており、千秋が遠くに行ってしまいそうで不安なのです。

そんなのだめの元に、日本からSオケ仲間の峰龍太郎(瑛太)と奥山真澄(小出恵介)がやってきました。清良(水川あさみ)のコンクールを応援するために、やってきた旧友ふたり。久しぶりに会った3人は、ハシャギまくりパリの街を観光します。のだめにとっては、久しぶりに楽しいひとときでした。

その頃、千秋にはルイ(山田優)との再共演の話が出ていました。前回ものだめとの共演を反故にしてルイと共演した経緯があるため、千秋はのだめに伝えるのを躊躇います。しかし意を決して伝えたところ、のだめは大した反応はしませんでした。

※自分のことで精いっぱいの千秋には、のだめの不安がわかりません。明るく振舞いながらも寂しさに耐えているのだめが、可哀想になります。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Dv_f5vOLawY

清良のコンクール

清良のコンクール当日、久しぶりにのだめと再会した清良は、かなり緊張していました。最近スランプ気味で、コンクールで結果を出せないことに焦っています。コンクールのファイナル、清良は3位に入賞することができました。清良を驚かすために内緒できていた恋人・龍太郎を見て、清良は大喜びします。そして龍太郎と一緒に、一度日本に帰ることにしました。

清良のコンクールを見たターニャ(ベッキー)もまた刺激を受け、自身もコンクールに出ることを決意します。それを応援する黒木、彼とターニャは良い雰囲気です。のだめは、コンクールのピアノ部門で聞いたラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」に衝撃を受けました。この曲を千秋と共演したいと思います。初めて聞いた曲を即興で演奏するのだめ、彼女の才能に周りは驚きます。

※清良もまた、海外でひとりで頑張っています。結果を出して日本に帰りたいと思う気持ち、わかりますね。

落ち込むのだめ

しかし、のだめが千秋と共演したいと思ったラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」、実は千秋がルイと演奏する予定の曲でした。それを知ったのだめは、またショックを受けます。焦るのだめ、なぜ自分だけコンクールに出てはいけないのか、のだめは音楽院のオクレール先生に訴えます。しかし、目の前の音楽に向き合いなさいと叱咤されてしまいます。ますます落ち込むのだめ。

千秋はのだめの練習を手伝うことにしました。そこで千秋が見たオクレール先生からの課題曲は、かなり高レベルの楽曲ばかりでした。驚く千秋、オクレール先生がのだめを性急に育てようとしていることを知ります。それを知らないのだめは、落ち込むばかり。「イツマデヤレバイイデスカ?」そして、ルイと千秋の共演コンサートを見たのだめは、息のあったふたりの完璧な演奏に、更に衝撃を受けます。

※ここではちょっと千秋に苛立ってしまいます。玉木宏さんがイケメンだけに、冷たく見えてしまいますね。

のだめ鮮烈デビュー

このふたり以上の演奏はできないー落ち込んだのだめは、翌朝、千秋に「結婚してください」とプロポーズします。しかしいつもの冗談と取り合わない千秋、のだめの気持ちはわかってもらえません。

悄然とするのだめの元を訪れたシュトレーゼマン(竹中直人)の前で、のだめは泣き崩れます。シュトレーゼマンは、「千秋と出来なかったことを私としよう」と、のだめを誘いました。

そしてシュトレーゼマンのコンサート当日、のだめのために演目が変更されました。そこで披露された曲は「ピアノ協奏曲第1番」。全神経を研ぎ染ませ演奏するのだめ、その独創的で見事な演奏に会場は感動に包まれます。のだめの鮮烈デビューに「無名の新人デビュー」と沸くマスコミ、演奏を聞きに来ていた千秋も衝撃を受けます。「のだめをここに連れてくるために、自分は日本に留められていたのか。」

しかし、この演奏で、のだめは燃え尽きてしまいました。オクレール先生は、シュトレーゼマンに怒ります。「あともう少しで本当のピアニストになれたかもしれないのに。」そして、のだめは姿を消しました。

※コンサートでの、のだめの演奏は実に迫力があり、鬼気迫るものがあります。

最期はハッピーエンド

ゴミだらけの自室の中で、死んだように眠っているのだめ。誰が訪ねてきても、起きてきません。のだめがいなくなって、千秋は自分にとって一番大切なのは「のだめとの未来」だったことに気付きます。

ある日、目覚めたのだめは、アパートの屋根裏に住む幽霊学生・ヤドヴィと出会います。一緒に演奏しているうちに、「音楽は自由に楽しく作らなくちゃね」という彼女の言葉で、のだめは自分の原点を思い出します。のだめは幼稚園の先生になり、子どもたちと楽しく演奏したかったのです。パリの幼稚園を訪れ、子どもたちと演奏し楽しそうに遊ぶのだめ。その様子を黒木が千秋に知らせます。

「のだめに取って何が幸せだったのか」自問自答しながら、千秋は幼稚園に走ります。そして再会したのだめを連れ、マルレ・オケでふたりの原点であったモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」を連弾しました。演奏し終わったのだめは、千秋との原点を思い出し完全復活しました。「先輩の背中、飛び付きたくてドキドキ。これってフォーリンラブですか?」千秋はのだめを抱きしめました。

※この映画は、大ヒットした漫画のTVドラマ化に次ぐ続編です。フランスなのに全て日本語で語られ、映像も漫画らしさに溢れています。そして何より出演メンバーが実に豪華、面白おかしく、楽しんで映画を作られた様子が伝わってきます。それにしても玉木宏さんは、少女漫画の王子様にピッタリのイケメンですね。

のだめカンタービレ 最終楽章 後編の作品情報

のだめカンタービレ 最終楽章 後編のジャケット写真
レンタル開始日
2010/10/08
監督
武内英樹(総監督) 川村泰祐
キャスト
上野樹里(野田恵) 玉木宏(千秋真一)
上映時間
122分
GEOで購入!
のだめカンタービレ 最終楽章 後編のユーザ評価

評価数:1535件
評価 :★★★★☆(4.2/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 千秋は静かな環境を求めて引越します。のだめはオクレール先生から出される課題をひたすらこなしていく毎日。 のだめが千秋と共演したいと思っていた曲をソンルイにあっさり弾かれてしまい、コンクールにはまだ出れない課題をやりなさいと言われ落胆していた所に、シュトレーゼマンが・・・! 簡単なことではないかもしれませんが、これ以上の演奏が出来ないんじゃないかと思う高い壁は、あとになってから、この経験があったからこそ今の自分があるという自信に繋がっていくものだと思いました。 映画になり内容が濃く見応えのあるものになってます。
  • シリーズ完結編となる最終楽章後編で、音楽的に成長していくのだめの姿とともに、いよいよ正念場を迎えたのだめと千秋の恋の行方が、シリアスな大人のタッチで描かれています。のだめちゃんももはやベーべでは無く、マダムと呼ばれる大人の雰囲気アリアリですね。クラシック楽曲のアナリーゼ、それは今を音楽家として生きているのだめと千秋の苦悩や喜び(喜怒哀楽)の心理描写でもあり、賑やかなコミック風のシリーズドラマの最終楽章としての深みを感じさせていました。
  • 前編と比べて随分と雰囲気が変わっていました。前編は、笑って笑って楽しかった、そしてラストでその楽しさがトーンダウンし後編への期待が高まった、のでしたが・・後編も、初めこそ日本から賑やかなメンバーが駆けつけ、のだめと共におばかちゃんワールド炸裂!はあったけれど、全体的にみると、とてもしっとりとした印象で、前編は面白いながらも千秋が主、千秋の苦悩がメインで描かれていたのがこちらは、のだめの苦悩が溢れ出ていた内容だったと思います。 のだめの悔しさとかもどかしさ、不安みたいなものが伝わってきて、でも一体のだめは何を考えているのか、本当はどうしたいのかと、途中からよく分からなくもなったり。この先、のだめの笑顔は見られるのかな、またとびきりの笑顔が見たい、そんな想いでの鑑賞でした。 登場するステキなオーケストラの演奏もピアノの演奏も、その気持ちを引きずり前編の時のようにウキウキ聴くという気分でなく、しんみりとかじ〜んとしながらホケ〜っと聴いてしまいました。「ショパン ピアノ協奏曲 第1番」の時は、どんな結果になるのか、成功出来るのかちょっぴりハラハラでしたけど。 ここで得たものは、なんか、今までは千秋が素敵すぎて、のだめが背伸びしてももうちょっと届かないようなそんなイメージだったけれど、千秋の隣に寄り添う姿が今までで一番似合って見えたくらいののだめの成長(それは、音楽の面でも、女の子としても)が感じられて、一味違ったのだめに浸れたということかな。その成長ぶりは、のだめののだめ語は少なかったけどその分、私がムヒョ〜、ふぇ〜って意味不明な吐息を心の中で吐き続けたくらいです。 「のだめカンタービレ」というより「野田恵カンタービレ」。私は明らかに楽しかった前編の方がとても好きで、こちらは☆3くらいでしたが、だけど、新生のだめカンタービレとして、これからも音楽を通し、音楽に力を与えられながら、のだめは進化し続ける・・そんな気勢も感じられ、また、そんな希望を込めたくて☆4つにしました。 声だけ出演の蒼井優、怪しげなキャラクターだったけど、蒼井優自身が変装してこの役で登場してくれていたら、もっと豪華で嬉しかったな〜って欲張りな希望も。。。

学園映画の「ハイスクール・ミュージカル」もオススメ!

同じ青春音楽映画でオススメなのが、2006年のアメリカ映画「ハイスクール・ミュージカル」です。 舞台はアメリカ・イースト高校、偶然旅先で出会ったバスケットのスター選手トロイと天才数学少女ガブリエラは、カウントダウンパーティでデュエットすることになります。それまでは音楽など興味がなかった二人ですが、息のあったデュエットに、これまで感じたことのない楽しさを知ります。そしてふたりは、学校のミュージカルのオーディションを受けることになりました。しかしそこには、様々な障害が・・・。 まさにアメリカの青春映画、明るくて楽しいハッピーエンドな映画です。

ハイスクール・ミュージカルの作品情報

ハイスクール・ミュージカルのジャケット写真
レンタル開始日
2007/05/23
監督
ケニー・オルテガ
キャスト
ザック・エフロン(トロイ・ボルトン) ヴァネッサ・アン・ハジェンズ(ガブリエラ・モンテス)
上映時間
98分
GEOで購入!
ハイスクール・ミュージカルのユーザ評価

評価数:1727件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 歌もダンスもストーリーも、どこをとっても最高の映画だと思います。シャーペイが最高です。悪役まで憎めないどころか愛すべきキャラクターなのが素敵な映画です。
  • 前から観てみたくて借りました。 頭脳や運動でのスターの、もう一つの才能。 音楽は何曲かありましたが、ルーカスとアシュレイの「Bop To The Top」は、強気な感じがして、頭に残りました。
  • 自分らしくない行動をする時は怖い、けど、踏み出せば素晴らしいものが見えてくる。 それのきっかけはミュージカル。 話がしっかりしているし、歌や踊りも見所です

参考URL
・youtube.com