アトミック・ブロンドのジャケット写真

シャーリーズ・セロンが英国諜報部のエージェントに扮したアクション映画「アトミック・ブロンド」。東西冷戦末期のベルリン。世界を揺るがす極秘情報を記録したリストが盗まれる。MI6から派遣されたエージェント、ロレーンとデヴィッドは、奪われたリストの奪還任務に挑みますが……手に汗握るスパイ映画の傑作が誕生!

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

謎に包まれた女スパイ・ローレンの物語

舞台は東西冷戦末期のロンドンです。美しいブロンドヘアの女性が現れます。傷だらけの彼女の名前はローレンと言います。彼女が向かうのはイギリスの諜報部MI6。MI6の上司とCIAのエージェントに聴取されるローレン。彼女はベルリンであるミッションを任されていました。彼女は彼らの前でベルリンで起きた出来事を話し始めます。

10日前、先にベルリンへ潜入したMI6の一員がKGBという組織に雇われた殺し屋に暗殺されます。殺害された彼が持っていたのは、世界で暗躍するスパイのリストです。殺し屋はそのリストを盗み、さらに雇い主を裏切り、闇市場で売りさばくことを考え潜伏を続けています。ローレンは、このリストを奪い返したいMI6の命令により、ミッションを開始します。

※謎めいた女性を演じるシャーリーズ・セロンの美しさと強さに圧倒されます。シャーリーズ・セロンの美しくもどっしりと構えた佇まいに、これから起こるミッションの壮絶さを感じ取ることができ、ハラハラしてしまいます!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=lz4Jl98nBMk

激しい攻防と謎の女、不審な相棒

ローレンは偽名を用いて西ドイツへ入国します。しかしKGBは彼女の存在をすぐに察知し、壮絶な襲撃を受けることになります。ローレンも凄腕のスパイですから、命を落とすことはありませんでしたが、彼女を追跡する女性の姿が現れます。

ローレンは、MI6ベルリン支局にいるエージェントの1人、デヴィッドと手を組むことにします。しかしこの相棒は不審な行動を繰り返し、ローレンを混乱させる男でした。誰が敵で味方か、わからなくなっていきます。

※激しい攻防戦は、手に汗握る展開です。ただそこは凄腕スパイのローレン、次から次に敵を倒していくので圧巻です。また少々ガラの悪い表情を見せる、ジェームズマカヴォイ演じるデヴィッドの怪しさ満点な感じも、物語を盛り上げるのに最適な存在感を発しています。

裏切り者は誰か

最初に殺されたMI6の一員を裏切った二重スパイ・サッチェルを探し出すのもローレンのミッションでした。不審な相棒デヴィッドと絶妙な距離をはかりつつ、リストと二重スパイを探し回るローレン――もちろんMI6の一員殺害を命じたKGBもリストを探し続けています。

そんな中、ローレンをつけていた女の存在が判明します。彼女はフランス人のスパイ・デルフィーヌと名乗りました。ローレンとデルフィーヌは互いに心を許し、愛し合う仲にまで発展します。

ある日、ローレンとデヴィッドはリストを暗記している人物を西ベルリンへ逃す任務を任されます。しかし計画は漏れ、逃すはずの人物は命を落とします。ローレンのデヴィットに向けていた不信感は核心に変わります。そしてデルフィーヌがなぜローレンに近づいたのか、ということにも気づきます。そう、デルフィーヌとデヴィッドは通じていたのです。

しかしローレンが彼女の元へ向かうと、デルフィーヌはすでに殺害されていました。ローレンと愛し合ったデルフィーヌは、必要ないものとしてデヴィッドに殺害されたのです。

※ソフィア・ブテラ演じるデルフィーヌの美しさも必見です。ローレンとデルフィーヌの愛し合うシーンは美しすぎます。ただ、ローレンを守ろうと心を変えたデルフィーヌが殺害されるシーンは非常につらく感じます。

謎の女・ローレンの正体とは?

愛した女性デルフィーヌを殺されたローレンは、裏切り者であり、憎むべき相手であるデヴィッドを殺害します。そして重要なミッションであったリストも取り返すことに成功します。

舞台は冒頭の取調室に戻ります。聴取を終えたローレンは、KGBにリストを渡そうとしますが、そこでなんとKGBを抹殺してしまいます――そう、ローレンが調べていた裏切り者の二重スパイ・サッチェルは、実はローレンそのもの。ローレンはCIAに属する“三重スパイ”だったのです!

全ては彼女自身が仕組んだものでした。聴取の場にいたCIAに連れられ、彼女は帰路につくことになります。

※デヴィッド抹殺時の、怒りに燃えたローレンの表情は印象的です。ただ結末の”三重スパイ”には驚きました。彼女自身が仕組んだシナリオに驚きつつ、凄腕スパイに一本取られる映画だとも言えますね。

アトミック・ブロンドの作品情報

アトミック・ブロンドのジャケット写真
公開日
2017/10/20
監督
デヴィッド・リーチ
キャスト
シャーリーズ・セロン(Lorraine Broughton) ジェームズ・マカヴォイ(David Percival)
上映時間
115分
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アトミック・ブロンドのユーザ評価

評価数:334件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 刻まれた傷跡、痣、汚れ。ドレス、ハイヒールなどの纏いもの。完璧なアクション。シャーリーズセロンの生き物としての美しさが目に楽しい作品。「ジョン・ウィック」の製作/共同監督のデヴィッド・リーチが監督とのことでスタイリッシュなアクションかと思いきや、ある種対極ともいえる無骨な肉体のぶつかり合いで統一されているのが面白い。終盤7分半ワンカットで撮られたアクションが一番の見所で、殴られよろめくロレーンに思わず拍手。この身体の揺らぎは本当にすごい。生々しくも傷つき、輝きを増す姿の尊さ。素晴らしいです。

参考URL
・youtube.com