インフェルノ (2016)のジャケット写真

ロバート・ラングドン教授シリーズの映画第3作「インフェルノ」。一端の大学教授なのに、スパイに匹敵する嗅覚と行動力を持つラングドン教授が今回も大活躍!世界レベルでの凶悪な陰謀に立ち向かいますが、行く先々で出くわすハラハラドキドキの連続に大興奮!

監督:ロン・ハワード、音楽:ハンス・ジマー、出演:トム・ハンクス(ロバート・ラングドン) フェリシティ・ジョーンズ(シエナ・ブルックス) イルファン・カーン(ハリー・シムズ) オマール・シー(クリストフ・ブシャール) 

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

いきなりラングドン教授が記憶喪失!?

映画「ダ・ヴィンチ・コード」の記録的ヒットで一躍有名となったダン・ブラウン原作のラングドン教授シリーズ第三弾「インフェルノ」。今回も複雑にはり巡らされた謎解き、歴史ある美術品や遺跡の数々が登場します。そして、今作はなんと、いきなりラングドン教授が記憶喪失でベッドに横たわっている、という状態からスタートします。しかもアメリカで教壇をとっていたはずなのに、なぜか目が覚めたらイタリアに……

なし崩し的に世界の存亡に関わる事件に巻き込まれてしまうところは、過去の2作品等と同じパターンですが、記憶もあいまいで体もうまく動かないラングドン教授が「シエナ」という謎の美女と共に暗殺者から逃げる、そんな展開にいきなりはらはらせられます。このシエナ、実はかなり訳ありの女性なのですが、それについてはまた後に述べましょう。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=UWRsfYrJiXc

コートから出てきた「地獄絵」には恐ろしい謎が!

シエナと共に殺人者から逃げるラングドン教授。なぜ殺人者から狙われるのか?警察やアメリカ領事館すら信用ならない状況で、ラングドン教授のコートの中から謎のチューブが発見されます。それは小型のプロジェクターになっていて、そこから出てきたのは有名なダンテの小説「神曲」地獄編(インフェルノ)を元に描かれた「地獄絵」です。

その地獄を描写した様子はちょっとしたホラー映画を彷彿とさせます。心臓が弱い人は見るのを控えた方が良いかもしれません。そして、絵の角に書かれた「ゾブリスト」という謎の人物と、「真実は死者の目を通してのみ見える」という意味深なメッセージを発見します。ゾブリストは有名な学者でしたが「増えすぎた人類を減らす以外人類の未来はない」という危険思想人物としてWHOから指名手配されている人物で、数日前に自殺しています。

実はシエナとゾブリストは恋人関係なのですが、この時点ではまだラングドン教授には隠しています。

消えた「デスマスク」それを盗んだ犯人は、なんとラングドン教授?

暗殺者から逃れながらも、失われた記憶をたどりながら、「真実は死者の目を通してのみ見える」という言葉を元に、シエナと共にダンテのデスマスクが展示されている場所にたどり着きます。しかしあるはず場所にデスマスクはありません。監視カメラで確認すると、デスマスクを盗んだ犯人の一人はなんとラングドン教授!またラングドン教授の逃亡が始まります。

ラングドン教授は「自分は狙撃されてその後遺症で記憶を失ったのだ」と医師に説明されていましたが、それは真っ赤な嘘。本当はWHO本部の「エリザベス・シンスキー」という女性からゾブリストの謎を解く任務に(半ば強制的に)引っ張り出されたところで、薬物注射により記憶を失ってしまうのです。

しかし、薬物注射を打たれたことを知らないシンスキーはラングドンが裏切ったと思い込み、ラングドンを追跡していました。

大どんでん返しの末のエンディング

ラングドン教授は逃亡の末、シエナ(実はゾブリストの恋人)に裏切られますが、シムズという機構の総監に助けられ、シンスキーとも合流して様々な秘密を知ります。ゾブリストの真の狙いは、ウイルスによる大量殺人計画でした。そして、ゾブリストが死んだ今、その意思を受け継いでいたのはなんと自分を助けてくれていたはずのシエナ!その殺人ウイルスは古代の貯水池に沈められ、そこではコンサートが行われる予定でした。

最終的にはラングドン教授・シムズ総監・シンスキーらが協力して、ウイルスを拡散させようともくろむシエナ達と地下宮殿で戦い、激闘の末ラングドン達が多くの犠牲を出しながらも勝利し、人類大量殺人計は阻止。ヒロインの座がシエナからシンスキーに変わるという珍しい展開で幕を閉じます。

なのですが、実は映画のエンディングは原作と大きく異なります。映画はエンターテイメント性を重視した結果、このような結末になりましたが、原作ではシエナは死なず、ラングドン教授の味方にもどりますし、ウイルスもばらまかれてしまいます(とはいえ、超遅効性ですが)。映画(救済的)と原作(悲観的)、どっちが好みかは人によりそうですね。

インフェルノ(2016)の作品情報

インフェルノ (2016)のジャケット写真
レンタル開始日
2017/02/22
監督
ロン・ハワード
キャスト
トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)、フェリシティ・ジョーンズ(シエナ・ブルックス)
上映時間
121分
GEOで購入!
インフェルノ(2016)のユーザ評価

評価数:9076件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • このシリーズは ストーリーが小難しくて、あまり好きになれなかったのですが、この作品だけは比較的判り易くて、面白く鑑賞できました。イタリアを奔走しながら謎が解明されるテンポの良さは、エンターテイメントにふさわしい内容だと感じました。
  • シリーズ最新作は信じて裏切られ…美術品が好きなので作品の中に美術品が多く出てくるのでそこも自分としては見所の一つです。
  • ロン・ハワード&トムハンクスのシリーズ3作目。今回も練りに練った内容で、目が離せなく夢中で見てしまった。敵か味方か?いったい誰を信じれば良いのか?2転3転するどんでん返しにハラハラドキドキの連続でした。

他のラングドンシリーズもチェック!

このインフェルノを見るなら、「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」はぜひ見ましょう。全てラングドン教授が活躍します。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に隠された秘密や、新しいローマ教皇を選ぶ「コンクラーベ」の行われるヴァチカンでの誘拐事件などなどです。歴史的に有名な建築物や美術品も豊富に出てくるので、実際に行ってみたくなること間違いなしです。まだ映画化されていない「ロスト・シンボル」も期待できます。ちなみに、原作では「天使と悪魔」→「ダ・ヴィンチ・コード」→「ロスト・シンボル」→「インフェルノ」の順番。

ダ・ヴィンチ・コードの作品情報

ダ・ヴィンチ・コードのジャケット写真
レンタル開始日
2006/11/03
監督
ロン・ハワード
キャスト
トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)、オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー)
上映時間
149分
GEOで購入!
ダ・ヴィンチ・コードのユーザ評価

評価数:3558件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • フランスの名だたる名所や芸術作品をも楽しめ、キリスト教に関する理解も深まります。もちろん、謎解きの過程も非常に面白い!
  • ヨーロッパを舞台とした映像背景が好きな人にはお奨め♪見やすいサスペンス映画の条件としての分かりやすさもいいし、それでいてちゃんとドキドキ感を味あわせてくれて…ラストが幸せなまとまりというのもかなりgoodです♪
  • 最後の晩餐に隠されたメッセージの謎解きは非常に興味深く、サスペンスの吸引力として中盤から終盤にかけて強く働いています。聖杯とはなにかにひっかけてキリスト教の裏側を垣間見る事ができる映画です。

参考URL
・youtube.com