ウィッチのジャケット写真

1630年、アメリカ・ニューイングランド。街を追い出されたウィリアムとキャサリン夫妻は、5人の子供たちと共に敬虔なキリスト教生活をおくるため、村はずれにある森の近くの荒れ地にやって来る。だが突如、赤子のサムが何者かに連れ去られ、行方不明になってしまう。

監督:ロバート・エガース、脚本:ロバート・エガース、音楽:マーク・コーヴェン、出演:アニヤ・テイラー=ジョイ ラルフ・アイネソン ケイト・ディッキー

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

聖書の解釈の違いから入植地を追い出された一家

17世紀のニューイングランド地方に住んでいたウィリアム一家は、主のウィリアムと入植地にいた人たちとの聖書の解釈が異なることを理由に、入植地を追放されてしまいます。ウィリアムは妻キャサリン、娘トマシン、息子のケレイブと双子のジョナスとマーシー、赤ん坊のサムと6人の家族を連れ、たどり着いた人気のない場所で自給自足の生活を始めますが、農作物がうまく育ちません。ある日トマシンは森の近くで赤ん坊のサムをいないいないばあであやしていましたが、突如目の前からサムがいなくなります。

サムはこの時森の魔女にさらわれ、この夜魔女によって悪魔へのいけにえにされてしまいます。サムを失ったキャサリンは嘆き悲しむ毎日でした。ある日ウィリアムはケレイブ、犬のファウラーを連れ森に仕掛けた罠を見に行きます。罠をどうやって手に入れたのかというケレイブに、ウィリアムはキャサリンの銀コップと交換したと言います。

ファウラーがウサギを見つけるも、銃が暴発し逃してしまいます。ウィリアムとケレイブが家に戻ると、ジョナスとマーシーが黒ヤギのフィリップを歌いながら追いかけていました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=O9SONhvLBCM

狩のため森に入ったケレイブは森の中で謎の美女と会う

川で洗濯をしていたトマシンと水を汲みに来ていたケレイブがふざけている所に、マーシーが現れますが自分は森の魔女だとふざけます。この時、ヤギのフィリップが川に来てもいいといったとマーシーが言い、魔女がサムをさらった、魔女の姿を見たと言います。あまりの言い草に頭にきたケレイブは、サムを奪った魔女は自分だと言います。そして自分の正体をばすなら呪うとまで言ってしまうのでした。ケレイブは嘘だと分かっていましたが、マーシーは信じて逃げていきます。

夕食時、キャサリンは自分の銀コップがずいぶん前からないことに気づいており、トマシンが盗んだと責めますが、ウィリアムがかばうものの、本当のことは言いません。食後ヤギの寝床の用意しにヤギの小屋に向かったトマシンは、ヤギの小屋で1匹のウサギの姿を見ます。

ウィリアムとキャサリンがトマシンを奉公に出そうと決めますが、それを阻止するためにケレイブはファウラーを連れ森に狩りに行こうとし、心配したトマシンも同行します。罠にかかったウサギを回収し戻るときに、ウィリアムが以前仕留めようとしたウサギが現れました。ファウラーがウサギを追うのでケレイブも追い森の奥へと入っていきます。

その場で待つよう言われたトマシンは乗っていた馬が暴れ振り落とされ気絶します。ファウラーは何者かにより惨殺され、トマシンは探しに来た父親と合流しますが、ケレイブは見つかりません。ウサギを追っていたケレイブは森の中にあった一軒家から現れた美しい女性と会いますが、実はこれは魔女だったのです。

悪魔と契約したのは双子だった?

その日の夜、ヤギの寝床の準備をしていたトマシンは、雨の中全裸で柵によりかかっているケレイブを発見します。翌日トマシンが白ヤギの乳しぼりをすると乳ではなく血が出ます。ケレイブは意識を失っており、キャサリンは魔女の仕業だと言います。

一家はケレイブの医療費のため畑の作物を収穫していましたが、突然ケレイブの叫び声が聞こえ、ケレイブの元に集まります。ケレイブは不気味な言葉を言い、小さなリンゴを吐き出して意識を失います。母親が魔女の呪いというと双子はトマシンが魔女だと言います。

しかしウィリアムがケレイブのため全員で祈りを捧げようと、祈り始めますが双子は祈りの言葉が思い出せなくなり祈りをやめるよう暴れ始めます。

なおもウィリアムとキャサリン、トマシンが祈るとケレイブは意識を回復しますが、絶命してしまいます。トマシンを詰問するウィリアムに、双子がヤギと話ができることをトマシンは話し双子が魔女だと言いますが、正気を失ったウィリアムに双子と共にヤギ小屋に閉じ込められてしまいます。

トマシンは黒山羊と契約し魔女になってしまう!

夜、キャサリンはケレイブとサムの幻覚を見てサムに乳を与えたキャサリンでしたが、実はカラスがキャサリンの乳をついばんでいました。ヤギ小屋に閉じ込められた双子とトマシンはヤギの乳を飲む老婆の姿を目撃します。

翌朝、ウィリアムが外にでるとヤギ小屋は破壊され、ヤギは食い散らかされており双子の姿がなくトマシンが倒れていました。そして黒ヤギのフィリップが角でウィリアムを刺し殺します。半狂乱になったキャサリンはトマシンを魔女と呼び、殺しにかかります。自分の身を守ろうとしたトマシンは、はずみでキャサリンを殺してしまいました。

夜になり、独りぼっちになったトマシンが羊小屋に行くとヤギのフィリップがいました。そしてトマシンはフィリップと契約し森に入ります――森の中では魔女の集会が行われており、トマシンの体が宙に浮くところで映画は終わります。

ウィッチの作品情報

ウィッチのジャケット写真
レンタル開始日
2017/12/02
監督
ロバート・エガース
キャスト
アニヤ・テイラー=ジョイ ラルフ・アイネソン ケイト・ディッキー
上映時間
93分
GEOで購入!
ウィッチのユーザ評価

評価数:459件
評価 :★★★☆☆(3.3/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 不気味さが群を抜いている傑作品。 アニヤ・テイラー=ジョイの繊細な演技が見所であり、内側から凍てつくほどの恐怖映画。
  • 面白い映画でした。恐怖と言うよりも、敬虔で厳格なキリスト教一家の崩壊を描いた悲劇でした。時間をかけて 、ゆっくりと狂気の淵に沈められていく家族の姿を追いかけながら、悪魔はこうやって人間の心を侵食して行くんだな〜…、と妙に納得させられました。
  • ホラーというより、魔女の伝記のような、宗教との関わりのような、不思議な映画です。初期の問題提起がねじ曲げられてないか?面白い設定なのに、無理やりホラーにされている感じです。

参考URL
・youtube.com