エバー・アフターのジャケット写真

童話『シンデレラ』の物語をアレンジしたラヴ・ロマンス「エバー・アフター」。聞きなれた童話とは大きく異なる世界観に驚くと共に、大満足するはずです。

監督:アンディ・テナント、脚本:アンディ・テナント スザンナ・グラント リック・パークス、出演:ドリュー・バリモア(ダニエル(シンデレラ)) アンジェリカ・ヒューストン(継母ロドミラ) ダグレイ・スコット(ヘンリー王子) ジャンヌ・モロー(貴婦人(陛下))

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

本当は気が強かったシンデレラ

ある日、グリム兄弟は女王陛下に呼び出され一足の美しいガラスの靴を見せられます。持ち主は「ダニエル・ド・バルバラック」女王の曾々祖母です。女王はグリム兄弟に灰かぶり姫の真実を静かに語り始めます。

実母が他界し乳母達と暮らしてきた少女ダニエル。父親は新しい妻とその二人の娘を連れ帰りました。父親はダニエルに、トマス・モアの本「ユートピア」を土産として手渡します。しかし翌朝、父親は次の旅へと馬を走らせた直後、心臓麻痺を起こし死んでしまいました。

それから10年後…美しい女性に成長したダニエルでしたが、継母の男爵夫人はダニエルを召使としてこき使っていました。癇癪持ちの長女と食いしん坊の次女も家で好き放題。ダニエルは野良着で他の召使と農作業に勤しみます。

ある朝、ダニエルは馬泥棒の青年にりんごを投げつけて仕留めます。ところがその青年は、政略結婚に嫌気がさし城から逃げ出したヘンリー王子でした。ヘンリーはダニエルに口止め料の金貨を渡して去ります。ダニエルはその金貨で、継母によって売られた召使モーリスを連れ戻そうと計画します。

城を出たヘンリーは、山道で馬車が盗賊に襲われているのを目にします。王子は盗賊から「モナリザ」の絵を奪い返し、馬車の持ち主がレオナルド・ダ・ヴィンチであることを知ります。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=oMFysjLsX4o

舞踏会の前に出会った二人

ダニエルは母が残してくれたドレスを着て、召使のモーリスを釈放するよう人売りに駆け寄ります。そこに通りかかったヘンリーに対して「ユートピア」の一節を引用しモーリスの釈放を直訴。ヘンリーは「以前どこかで会ったか?」とダニエルに問いかけますが、ダニエルは咄嗟に「二コール・ド・ランクレ伯爵夫人」と実母の名前を伝えてしまいます。

一方、ヘンリーの結婚に焦る王はヘンリーに「『レオナルド・ダ・ヴィンチ歓迎舞踏会』までに結婚相手を決め舞踏会の夜に発表するように。でなければスペイン王妃と結婚させる」と言い渡します。その頃、ダニエルの家では絵画や蝋燭台が次々と消えていました。その度に男爵夫人は召使達を盗人呼ばわりしますが、調度品を売り払っていたのは男爵夫人本人でした。

相変わらず野良着で駆け回るダニエルでしたが、幼馴染のグスターフの小さな作戦によって「伯爵夫人」の身なりとなって、ヘンリーと再会します。二人は僧院の図書館でデート。大好きな本の話をします。帰り道にジプシーたちに襲われる二人ですが、ダニエルの勇気で、ジプシーからヘンリーを救い出します。ジプシーの焚き火に混ざりながら、王の身分には自由が無いと訴えるヘンリーに対しダニエルは、ジプシーたちも身分のせいで苦しんでいると教えます。

シンデレラの真の姿

男爵夫人と長女のマルガリータは、ダニエルの母親のドレスとガラスの靴を使い、王子との結婚に策略を立てます。業を煮やしたダニエルはマルガリータにストレートパンチを食らわすも、マルガリータの意地悪で父親の形見である「ユートピア」を燃やされてしまいます。

グスターフは師匠であるレオナルドにダニエルが舞踏会へ行けるよう協力を要請。母のドレスとレオナルドが用意した翼を身にまとい、舞踏会で真実を告白しようとするダニエルでしたが、男爵夫人の「この女は召使で嘘つき」の一言で、ヘンリー王子に拒絶されてしまいます。しかし、レオナルドはヘンリー王子に「君を見損なった」と告げます。

ダニエルは元の野良仕事へ。そこへ盗まれたはずの調度品が戻ってきます。男爵夫人が、豪商ピエール・ル・ピューに売った調度品を、ダニエルと交換という条件で買い戻したのです。

結婚式の日、嫌がるオランダ王妃を見たヘンリー王子は、自分の本心に気づきダニエルの元へ急ぎます。ダニエルはル・ピューに剣を突きつけ、足かせの鍵を奪い取ったところでした。迎えに来たヘンリーは「ガラスの靴」を手に、この靴の持ち主が私の妻だと告白。ダニエルは「農民の娘で人を助けるために身分を偽ったと」謝ります。ヘンリーは「陛下」ではなく1人の男として名を呼んでほしいとダニエルに跪きます。

男爵夫人の末路とダニエルの肖像画

さて、王に呼び出された男爵夫人と長女マルガリータは、フランス王妃への嘘を理由に流刑を言い渡されるものの、フランス王妃となったダニエルに命を救われます「陛下、これまでの私と同じ待遇を彼女にお与えください」…こうして男爵夫人は身分を奪われ、城の洗濯婦として汗水を流すことになったのです。

エバー・アフターの作品情報

エバー・アフターのジャケット写真
レンタル開始日
2000/07/07
監督
アンディ・テナント
キャスト
ドリュー・バリモア(ダニエル(シンデレラ)) アンジェリカ・ヒューストン(継母ロドミラ)
上映時間
121分
GEOで購入!
エバー・アフターのユーザ評価

評価数:229件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • しばらく見ていて、なんだシンデレラ物語そのまんまか・・・と、はじめは、期待はずれだったかなぁと少し後悔しながら見ていた。実際、お約束通りのストーリー展開で、次の展開がわかってしまう。しかし、展開が読める、先がわかっているはずなのに、いつの間にか感情移入している自分がいた。
  • ドリュー・バリモアが可愛い。王子様がいまいち素敵じゃないところが不満だったなぁww素敵なお話なんだけど、シンデレラって最後まで良い人、優しい心の持ち主でであって欲しいと思ってしまったのは私だけだったかな?
  • グリム兄弟が登場する映画ということで「ブラザーズ・グリム」を連想したが、最初と最後に少し登場するだけ。シンデレラの原型になった実話という設定の話だが、そのことを意識しなくても1つの物語として楽しめる。ドリュー・バリモア演じる主人公が強いヒロインで魅力的だった。

参考URL
・youtube.com