オリエント急行殺人事件のジャケット写真

アガサ・クリスティーの傑作ミステリーをケネス・ブラナーが豪華キャスト共演で再映画化した「オリエント急行殺人事件」。ヨーロッパ各地を結ぶ豪華列車オリエント急行の走行中に殺人事件が発生。犯人は誰なのか?名探偵エルキュール・ポアロが、事件の真相に挑みます。

監督:ケネス・ブラナー、脚本:マイケル・グリーン、原作:アガサ・クリスティ、出演:ケネス・ブラナー(Hercule Poirot) ジョニー・デップ(Ratchett) ミシェル・ファイファー(Mrs. Hubbard) デイジー・リドリー(Mary Debenham) ジュディ・デンチ(Princess Dragomiroff) ペネロペ・クルス(Pilar Estravados)

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名探偵と豪華列車の旅のはじまり

有名な私立探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は、エルサレムの教会で起きた窃盗事件を見事解決しました。その後、イスタンブールで休暇を過ごそうとしていたポアロの元に、イギリス・ロンドンから新たな事件の発生を告げる知らせが舞い込みます。

居合わせたポアロの旧友ブーク(トム・ベイトマン)のアドバイスで、ポアロは寝台電車のオリエント急行でロンドンに戻る事になります。

オリエント急行には、大富豪のラチェット(ジョニー・デップ)や、未亡人のハーバード夫人(ミシェル・ファイファー)など、様々な国の客が乗車していました。列車の旅を楽しむポアロですが、突然ラチェットにボディーガードを依頼されます。しかし、彼の人柄が信用できないポアロは、その依頼をあっさりと断ります。

※イスタンブールのオリエンタルな雰囲気や、列車が出発するシーンは、旅の高揚感を感じさせる雰囲気に溢れていて、最新技術で再現された物語の世界にぐっと引き込まれます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=dRlAsWR7LjE

雪崩で足止めされた車内で起きた殺人事件

ラチェットからの依頼を断った夜、ポアロはラチェットの部屋から不審な物音がするのに気付きます。しかし、その直後に雪崩が発生して列車は脱線、乗客たちは深い雪の山中で足止めされる事になってしまいます。

そして翌朝――12カ所もの刺し傷を負ったラチェットの無残な死体が発見されます。鉄道会社の重役を務めるブークから事件の解決を依頼され、ポアロは乗り合わせた12人の容疑者たちの聞き込みを始めます。本物の車掌のものとは別の制服がポアロの荷物の中から発見されたり、ハーバード夫人が何者かに刺されるという新たな事件も発生し、事件の謎はますます深まっていきます。

※演技派のキャストが演じる容疑者たちは、誰もが何かを隠しているようで、犯人はなかなか特定できません。しかし、ポアロは持ち前の推理力と観察力を駆使して、ひとつひとつ謎を解き明かしていきます。

物語の鍵を握る「アームストロング事件」

事件解決の鍵となったのは、かつてデイジー・アームストロングという3歳の少女が誘拐され殺された「アームストロング事件」でした。それは、寝室から拉致されたデイジーでしたが、身代金が支払われたにも関わらず惨殺された事件です。デイジーが殺された事で、妊娠中だった母親はショックで亡くなり、妻子を失ったアームストロング大佐は自殺しました。

さらに、アームストロング家でメイドをしていたスザンヌは無実の罪で逮捕された後に自殺してしまい、事件は最終的に5人もの命を奪うという悲劇的な結末を迎えました。

この残忍な事件の真犯人がラチェットだったのです。突如浮かび上がった過去の事件が、徐々に今回の事件を解決へと導きます。さらに、12人の容疑者たちにはそれぞれアームストロング家と何らかの繋がりがありました。

ミステリー史に残る衝撃の結末

犯行時刻と推察された時間に、乗客全員にアリバイがありました。そこでポアロは事件について2つの仮説を立てます。

1つは、犯人は外部から侵入してラチェットを殺害した後にこの列車からも逃亡したという説。もう1つは、アームストロング家と何かしらの関係があった12人の容疑者全員がラチェットを殺害したという説です。

自らの推理を全員の前で展開したポアロは、あえて容疑者たちの前に銃を置く事で容疑者たちを試します。銃を取ったハーバード夫人は、ポアロを撃つ事はなく、自らに向けて引き金を引きました。

ところが銃弾は入っていません――これまで善と悪の線引きをはっきりと分けてきたポアロですが、この事件には善と悪が複雑に混じりあっていると言い、警察に真実を伝える事はありませんでした。そして、列車を降りたポアロの元に、ナイル川で起こった新たな殺人事件についての依頼が届きます。

オリエント急行殺人事件(2017)の作品情報

オリエント急行殺人事件(2017)のジャケット写真
レンタル開始日
2017/12/08
監督
ケネス・ブラナー
キャスト
ケネス・ブラナー(Hercule Poirot) ジョニー・デップ(Ratchett)
上映時間
114分
GEOで購入!
オリエント急行殺人事件(2017)のユーザ評価

評価数:403件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ポワロ、テレビ版でも強烈なインパクトあるのに映画ではどんな感じか期待してました映画でのポアロは可愛らしいとゆうよりクールな紳士って感じでしたねテレビも映画の方もとても良かったです。
  • アガサ·クリスティー原作の超有名なミステリー小説のリメイク版。今回は、内容を知った上での鑑賞でしたが、演者が豪華で大変見応えがありました。自分のサスペンス及びミステリー好きに間違いなく影響を与えた作品です。ちなみに、同日にスターウォーズも鑑賞しましたが、デイジー・リドリーの2つの役柄を見て、やはり華のある女優だなと感じました。今後、注目しておきたい女優さんですね。
  • A・フィニーのポワロは何度も見た。’15年には三谷幸喜が日本を舞台にドラマ化もした。そして今度の新作である。D・スーシェのドラマ版では美化しすぎた旧作への反省も加味されたが、製作/監督/主演をこなしたK・ブラナー版はルネサンス期の風情を湛えて原点回帰している。

参考URL
・youtube.com