キルビルvol.2のジャケット写真

復讐に燃える女性殺し屋の旅を描いたドラマの第2部(完結編)。スタッフとキャストは、基本的に第1部を受け継いでいる。名監督クエンティン・タランティーノによるシーンの切り方はさすがの一言につきます。

監督:クエンティン・タランティーノ、脚本:クエンティン・タランティーノ、出演:ユマ・サーマン(ザ・ブライド/“ブラック・マンバ”) デヴィッド・キャラダイン(ビル/“スネーク・チャーマー”)

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ビルの弟バドへの復讐は返り討ちにされてしまう

結婚式の予行演習時の回想から物語は始まります。友人や夫と式場になる教会での打ち合わせ時に、突如現れたビル。ビルのことを父親だと言い、夫に紹介し式の打合せを続けようとした瞬間、その場に暗殺集団が現れ虐殺を開始するのでした。場面は現在へと変わり、ビルは弟のバドにベアトリクスがオーレンを倒したこと、半蔵の刀を持っていること、バドを殺しに来ることを告げます。

夜になりバドは用心棒をしているバーへと向かいますが、遅刻を理由に自宅待機を命じられ帰宅します。バドが帰宅したときすでにべアトリクスは家の下に隠れており、殺そうと勢いよくドアを開けた瞬間バドは散弾銃で岩塩をべアトリクスの胸に撃ち込みます。

そしてまだ意識のあるべアトリクスに薬を打ち眠らせると暗殺集団のメンバー、エルに半蔵の刀が欲しければ朝一で100万ドル持って来いと連絡をします。目が覚めたべアトリクスは両手を後ろ手に縛られ両足をベルトで拘束された状態で、バドに車で墓場へと連れて行かれます。そして棺桶に入れられるとそのまま地面に埋められてしまうのでした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=WTt8cCIvGYI

中国拳法の恩師パイ・メイの出会いと墓穴からの生還

まだべアトリクスがビルと共にいた頃にシーンは変わります。ビルは一緒にいたべアトリクスと自分の中国拳法の恩師であるパイ・メイについて語っていました。べアトリクスがパイ・メイに弟子入りする日――気難しいパイ・メイにさんざん罵倒されて弟子入りし、厳しい修行に耐えていた頃を思い出したべアトリクスは、棺桶の中で唯一持たされた懐中電灯で内部を照らし、ブーツを脱いで両足首を拘束していたベルトを外します。

そしてブーツの中に仕込んでいたカミソリで両手を縛っていたロープを切り、自由になった手で天板の弱そうな所を探し、修行時代のように拳で天板をたたき割り土をかき分け外へと脱出することに成功するのでした。

バドの死とエルとの対決

墓穴から脱出したべアトリクスはボロボロの状態のまま岩山を彷徨い歩き、バドの家を見下ろすことのできる位置でエルが現れたのを目撃します。

エルから受け取った半蔵の刀の代金を確認するためバッグを開けたバドは、札束の下に隠れていた毒蛇に噛まれ死亡します。バドの死を見届けたエルはビルに弟の死を告げ、べアトリクスの死の手柄を自分の手柄にしようと、生き埋めにした墓の場所を伝えます。

現金入りの鞄と刀を手にドアを開けた瞬間、表にいたべアトリクスの蹴りが入り、2人は家の中で乱闘を開始。エルは半蔵がべアトリクスに渡した刀を持ち、べアトリクスは家にあったビルがバドに贈った半蔵の刀を手に勝負に出ます。この時べアトリクスはエルから「パイ・メイの元で右目を失った理由」と「パイ・メイを毒殺したこと」を聞きます。

恩師殺害を聞き、怒りに満ちたべアトリクスはエルの右目をくりぬき、暴れるエルを放置して自分の刀を手にバドの家を去るのでした。

ビルとの対決!そして娘との新たな出発

颯爽とオープンカーで山道を走るべアトリクスは、ビルの父親代わりだったビハイオからビルの居場所を聞き出します。刀を片手にビルがいると言われた家へと向かうべアトリクス。背中に刀、手には拳銃を構え家に侵入するとそこには幼い女の子が。少女はおもちゃのピストルを構え「動くなママ!」と言い、その横で「ママに撃たれた」と演技するビル。

一瞬でその女の子が自分の娘だと悟ったベアトリクスはその場に立ちつくします。感動の再会の後しばし娘のB.Bとビルの3人で会話を楽しんでいましたが、B.Bが眠った後、ビルとべアトリクスに最後の時間が訪れます。

決戦前に2人は4年前の当時のお互いの気持ちなどをテーブルをはさんで語り合いますが、べアトリクスが「決着をつけねば」と言い放った瞬間、ビルが刀を抜き戦いが始まります。何度か刃を交えた後、べアトリクスはパイ・メイから伝授された秘技「五点掌爆心拳」を放ち、ビルはそれをまともに受けてしまい死んでしまいます。べアトリクスはB.Bを連れ2人でビルの家を立ち去るのでした。

キル・ビル vol.2の作品情報

キル・ビル vol.2のジャケット写真
レンタル開始日
2004/10/08
監督
クエンティン・タランティーノ
キャスト
ユマ・サーマン(ザ・ブライド/“ブラック・マンバ”) デヴィッド・キャラダイン(ビル/“スネーク・チャーマー”)
上映時間
136分
GEOで購入!
キル・ビル vol.2のユーザ評価

評価数:1069件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 幾つか不要なシーンもあるような気もするが、ラスボスとの対決は心理戦が非常に味わい深く、また物理的な決闘はあっという間に終わる、これが非常によい。
  • つらつらと長い説明やセンスのいい台詞にはタランティーノ監督のこだわりが感じられました。ぶっとんでるVol.1を経てこの作品あり。インパクトこそVol.1には及ばないものの1つの作品としてはやはりこの対照的なVol.2があってこそ楽しめるのではないかな?
  • 過激なシーンがこれまでかというくらい盛り込まれています。シリーズ通して、さすがタランティーノ監督!と思わせる骨太な作品です。

参考URL
・youtube.com