クローバーフィールド HAKAISHAのジャケット写真

「M:i:III」のJ.J.エイブラムスがプロデュースしたパニック大作。民間人が家庭用ビデオで捉えた大惨事の映像という設定の下、ドキュメンタリータッチの演出で製作。また、タイトルもストーリーも一切明かさない謎めいた宣伝も大きな話題を呼んだ。

監督:マット・リーヴス、脚本:ドリュー・ゴダード、出演:リジー・キャプラン(マリーナ) ジェシカ・ルーカス(リリー) T.J.ミラー(ハッド) マイケル・スタール=デヴィッド(ロブ) マイク・ヴォーゲル(ジェイソン) オデット・ユーストマン(ベス)

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お別れサプライズパーティー

主人公のロブは、NYに住む若きビジネスマン。仕事は順調で、念願だった副社長としての日本勤務も決定していました。しかも彼には意中の女性(ベス)がおり、少し前に一夜を共にしたばかり。しかし、その後2人はぱったりと疎遠になってしまいます。

そんな中、ロブを見送ろうとサプライズで歓送パーティーが催されることに。ロブの兄ジェイソンと、その彼女のリリーらは内密でパーティーの準備を進め、ロブの友達のハッドは撮影係を仰せつかります。やがて主役が現れ、パーティーが開始。大勢の知人が彼との別れを惜しむ中、ベスも遅れて現れます。しかし、彼女の隣には新たなボーイフレンドが。酒が入ったロブは思わずベスと口論になり、怒った彼女は帰宅。失意のロブは、ジェイソンやハッドらに複雑な心中を吐露します。ベスを愛しているものの、海外へ行くために仕方なく連絡を絶ってしまったことなど。ジェイソンらはロブに対し、彼女へ素直な気持ちを伝えるべきだと諭すのでした…。

と、ここまではまるで青春ドラマのような内容ですが、ここから物語は怒涛の展開へ。ロブ達がベランダで語らっていると、突然轟音が響いてビルの明かりが消えます。ややあって電気が回復し、一同は事態を確かめようと屋上へ。そこで目にしたのは、信じられない光景でした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=7hu2QcnpIi4

NYの怪物

屋上に上がった面々は、遠くのビルが突然爆発炎上するのを目撃します。破片が次々飛んでくる中、人々は争うように階下へ。通りに出た彼らは、様子の一変したあたりの光景と、さらに衝撃的な事態に出くわします。はるか遠くから放物線を描いて飛んできたものは、自由の女神の首でした。そしてその方角で暴れる巨大な「何か」。ハッドの撮った映像を確認した一同は、それがまぎれもなく生物であることを知ります。さらにリリーの友人マリーナは、こう証言するのでした。「あいつは人間を食べてた」と…。

一同はマンハッタンから逃れようと、歩いてブルックリンへと向かうことにします。あたりには避難民やケガ人、そして救急車があふれ、まるで戦場のような有様。やがて彼らがブルックリン橋に差し掛かった時、ロブの携帯にベスからの連絡が入ります。ロブが彼女に向って必死に呼びかけていると、突然水面から巨大な触手が現れ、橋を破壊。少し先へ進んでいたジェイソンは、その直撃を受けて亡くなります。押し戻され、来た道を必死で逃げるロブとリリー、そしてハッドとマリーナ。

ロブは携帯の充電が切れたため、急いで電気店へ走ります。店内のTVに映し出されていたのは、信じられないほど巨大な怪物がビル街を破壊して回る映像でした。しかも、その体からは小さな別の生物がボロボロと落下しています。やがてベスと電話が通じたロブは、彼女が自宅マンションで動けないことを知ると、リリーらが止めるのも聞かず彼女の元へ向かおうと決めるのでした。

新たな怪物

避難する人々とは逆方向に向かうロブ達。彼らは怪物と軍の戦闘に巻き込まれ、間一髪で地下鉄構内へ逃げ込みます。ジェイソンを失った悲しみをかみしめる暇もなく、一同は線路を伝ってベスの住む地区へ向かうことに。真っ暗なトンネルを進むうち、彼らはおびただしいネズミが背後から逃げてくるのに気付きます。ハッドがカメラを暗視モードにした瞬間、そこに映ったのは、あの怪物の体から落ちた生物でした。ハッドが押し倒され襲われようとした瞬間、マリーナが鉄棒でそいつを撃退。しかし、彼女もひどい噛み傷を負ってしまいます。

からくも線路脇のドアに飛び込んだ4人は、一旦地上へ出ることに。通路を進んでいくと、突然武装した集団に囲まれます。そこは軍の拠点で、辺りは救助されたけが人であふれていました。しかし、ここもすぐに撤退を始めるとのこと。その時突然、マリーナに異変が起こります。呆然と立ち尽くし、目からは出血が。医療班は急いで彼女をテント内に隔離しますが、その瞬間、彼女の体が破裂するシルエットが映り…。その光景に激しいショックを受ける一同。特にマリーナに好意を抱いていたハッドは、動揺を隠せません。

一方、軍は何とか彼らを避難させようとしますが、断固としてベスの元へ向かおうとするロブに根負けし、「朝の6時に最後の避難ヘリが出る。その時までに戻れ」と忠告して見送ります。そしてようやくたどり着いたベスのマンション。しかしその建物は傾き、隣のビルによりかかっている状態でした。

NY脱出

ロブ達は隣の建物を最上階まで登り、屋上伝いにベスのマンションへ移ることにします。傾いたマンション内を、苦労しつつ彼女の部屋へ向かう3人。するとベスは、鉄筋に肩を貫かれ、動けない状態で横たわっていました。何とか彼女を助け出したロブらは、怪物がすぐそばで暴れる中、再び屋上を伝って地上へと避難します。

時間はすでに6時。今しも最後のヘリが飛びたとうとする間際で、何とか4人はギリギリ間に合ったのでした。人数の都合上リリーだけを一機目のヘリに乗せ、後の3人は2機目のヘリに搭乗します。そして彼らを乗せたヘリは地上を離れ、空へ。空中から見るNYは、まさにこの世の物とは思えない有様でした。最後の一斉攻撃を受けながらも暴れまわる巨大怪獣。崩れ落ちるビル群…。しかしロブ達は逃げ切った…ようやく…と思った瞬間、空高くジャンプした怪獣の魔の手が、彼らのヘリを襲います。あっというまに地上へ叩き付けられるヘリ。なんとか命はとりとめたものの、3人がヘリから這い出してみると、頭上にはあの怪獣が。ハッドはあえなくその牙に倒れ絶命。ロブとベスはセントラルパークのトンネルに避難するものの、もはや進退は極まっていました。

2人はそれぞれビデオに向かって最後の言葉を残した瞬間。轟音と閃光が。そしてビデオは切れ、その後に流れ出したのは、最も幸せだったころの2人の映像でした…。

クローバーフィールド HAKAISHAの作品情報

クローバーフィールド HAKAISHAのジャケット写真
レンタル開始日
2008/09/05
監督
マット・リーヴス
キャスト
リジー・キャプラン(マリーナ) ジェシカ・ルーカス(リリー) T.J.ミラー(ハッド) マイケル・スタール=デヴィッド(ロブ) マイク・ヴォーゲル(ジェイソン) オデット・ユーストマン(ベス)
上映時間
85分
GEOで購入!
クローバーフィールド HAKAISHAのユーザ評価

評価数:1495件
評価 :★★★☆☆(3.4/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • とにかくドキドキしました。製作サイドの狙いは成功です。 一般市民が撮影したという設定が新しく、「テープ」といった舞台風映画の雰囲気も醸し出しています。 あくまで撮影者と関係者に焦点を当てていて、襲う存在をぼかしている所もまた怖く有効です。
  • 思わず見てるこちらも逃げ出したくなる程の恐怖を味わえた。 全編手持ちカメラ!で見せる臨場感、お見事!!この映画は本当に怖い。パニック映画としてはかなり好きだなぁ
  • パニック映画を今までにない視点から作った斬新な映画です!怪獣から襲われる緊張感が直に伝わり、手に汗握る展開が数多く、息つく間もありませんでした!普通のアクション映画に見飽きた人にオススメです!

参考URL
・youtube.com