グレイテスト・ショーマンのジャケット写真

19世紀半ばのアメリカ、P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)は幼なじみの妻チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)を幸せにしようと挑戦と失敗を繰り返してきたが、オンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、成功をつかむ。しかし、バーナムの型破りなショーには根強い反対派も多く、裕福になっても社会に認めてもらえない状況に頭を悩ませていた。

出演:ヒュー・ジャックマン(P.T. Barnum) ミシェル・ウィリアムズ(Charity Barnum) ザック・エフロン(Phillip Carlyle) ゼンデイヤ(Anne Wheeler)、監督:マイケル・グレイシー、脚本:ジェニー・ビックス ビル・コンドン

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仕立て屋の息子が叶えた夢

夢見がちな貧しい仕立て屋の息子・バーナムは、ある日令嬢チャリティに一目惚れします。花嫁学校へ連れていかれる彼女に「いつか幸せにする」と約束するバーナム。父親に先立たれ路上生活を送る彼でしたが、花嫁学校にいるチャリティに手紙を送り続け、立派な青年となった彼は彼女を迎えに来ます。チャリティの父親は「いつか貧乏生活に飽きて、チャリティは戻ってくる」とバーナムを脅しますが、バーナムとチャリティは幸せに暮らし、2人の娘を設けます。

ある日、職場から突然解雇されたバーナムですが、職場にあった船の登録証を盗むとそれを担保にして奇抜な博物館をオープンさせます。剥製などを並べた博物館に人は寄り付きませんが、「剥製は死んでるから」「みんなは生きてるものが見たいの」という言葉に閃き、かつて街中で出会った小人症の男やヒゲの生えた女などを呼び寄せ、『フリークスショー』を開きます。彼らの姿に驚く街の人々でしたが、好奇心からフリークスショーは人気となり、ショービジネスは順調に進みます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=xO_HQ9fOPPA

”サーカス(馬鹿騒ぎ)”とバカにされる

そんなフリークスショーを批評家は酷評し、新聞には「サーカス(馬鹿騒ぎ)だ」と書かれます。しかしバーナムはその響きを気に入り、逆に自身の博物館「バーナム博物館」の名前を「バーナム・サーカス」にして悪評すら観客を呼ぶネタにしてしまいます。

もっと様々な人に自身のショーを広めたいバーナムは、上流階級の劇作家・フィリップに声をかけます。上流階級の人々から「成り上がり」だとバカにされるバーナムですが、フィリップを取り込むことで幅広い客層を得ようとしたのです。

フィリップのコネを使い、サーカスの団員をイギリスのヴィクトリア女王の元へ連れていくバーナム。女王はサーカス集団が気に入ったようです。そこへ現れたのがジェニー・リンドというオペラ歌手でした。欧州一の歌声と呼ばれる彼女をショーに誘い、上流階級からの評価を得るため、バーナムは彼女単体のショーを開催します。

ジェニーのショーは成功しますが、上流階級からの体裁を気にするバーナムは、ジェニーのショーを観覧していたサーカス集団を退けてしまいます。

離れていく家族の心とサーカスの危機

ジェニーのプロデュースに夢中なバーナムは、サーカスをフィリップに任せ、自身の家族を置いてジェニーの全国公演へ出かけてしまいます。サーカスの観客は減り、彼らを快く思わない街の人々の暴動は悪化していました。街の人々に挑発を受けたフィリップとサーカス団員は思わず彼らに手をあげてしまいます。街の人の一人は、火のついたランタンを見つけると壁に投げつけ、たちまち辺りは火に包まれてしまいます。

一方、ジェニーの公演は成功を重ね、全資産を彼女につぎ込んだバーナムは喜びます。しかしジェニーにさりげなく関係を求められた時、彼が「家族がいるから」と拒むと、ジェニーは残り全ての公演を放棄すると言います。その夜の公演で、ジェニーは「別れのキスよ」とバーナムにキスをし、その瞬間がカメラに収められます。

ジェニーの公演から帰ってきたバーナムが見たのは、燃え盛るバーナム・サーカスの建物でした。さらに後日、評論家から渡された新聞に、ジェニーとバーナムのキス写真が掲載されていることを知るバーナム。急いで自宅へ戻るも、チャリティは実家へ帰ってしまい、それを引き留めることができません。

グレイテスト・ショー開幕

全てを失い、落ち込むバーナムでしたが、そんな彼の元へやってきたのはサーカス団員達でした。「私たちを誘った目的は金儲けだったかもしれない。それでもサーカスこそ私達の居場所で、家族よ」そう訴える団員に心動かされた彼は決心します。

チャリティの実家へ向かい、彼女の姿を見つけるバーナム。バーナムとチャリティは和解し、再び家族とサーカスという大切なものを手に入れたバーナム。

サーカスを再建するのに全くお金のないバーナムですが、彼に代わりサーカスを率いてきたフィリップは「あんたの金遣いが荒いから貯金してた」と自身の報酬で貯めたお金をバーナムに貸します。建物を再建するお金はないものの、バーナムは「港の土地ならタダも同然だ」といい、テントを立てて舞台をつくることを思いつきます。サーカスの始まりです。

グレイテスト・ショーは観客から大喝采を浴びます。サーカスの指揮をフィリップに託したバーナムは家族の元へ向かい、ジェニーの公演に夢中だった時に見ることができなかった愛娘の舞台を見ながら、幸せな時間を過ごすのでした。

グレイテスト・ショーマンの作品情報

グレイテスト・ショーマンのジャケット写真
公開日
2018/02/16
監督
マイケル・グレイシー
キャスト
ヒュー・ジャックマン(P.T. Barnum) ミシェル・ウィリアムズ(Charity Barnum)
上映時間
105分
GEOで購入!
グレイテスト・ショーマンのユーザ評価

評価数:490件
評価 :★★★★☆(4.3/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 個性とは何か?という問いの究極版ですね! 倫理感とか関係なしにエンターテイメントにしてしまうということは賛否両論ありそうですが別にこういう人がいても良いと思います。 それこそ個性、アイデンティティじゃないでしょうか。 音楽やダンスはもちろん最高だったのですが、僕はちょこちょこ出てくる台詞にとても惹かれました。 酷評してくる批評家が最後に「私は認めないが客は認めている」「ある意味これは人類の共存だ」的なこと(台詞が良いと言った割に覚えていない笑)を言うシーン、フィリップが親に「こんな身分ならいらない」と言い放ったシーンなどが印象的でした。
  • オープニングから圧倒されました。ヒュー・ジャックマンカッコ良過ぎます。Xーメンより断然素晴らしい。またキビキビした音楽とズンズンと響く観客の足踏みが映画館に響き渡り臨場感はすでに最高で、地上最大のショーに引き込まれてしまいました。みなさんもぜひ劇場でご覧になって下さい。 サーカス興行を大成功させた実在のP.T.バーナムの波乱に富んだ半生のミュージカルですので、とにかく文句なしに歌と踊りが素晴らしい。真の幸福とは?とか人間の多様性とかは後から考えるとして、まずは素晴らしいダンスと音楽に包まれる満足感を味わってきました。
  • 試写会にて。予告負けせず、とても良かった。 テーマは家族愛と自分探し、、、偏見や差別。 どんどん歌と映像の迫力に引き込まれ、ミュージカル映画が苦手な人でも程よい歌に乗せたセリフ、喜怒哀楽のスムーズな切り替わりが見やすかった。 ヒュージャックマンはXMENのイメージを残さず、人間として格好良かった。感情豊かで歌って踊り、転んでもタダで起きない、包容力や爽快感があり、他に真似出来ない彼の人柄が出ていました。後半、ストーリー展開が早かったのでもう一度じっくり見たいぐらいです。

参考URL
・youtube.com