ゲド戦記のジャケット写真

アーシュラ・K.ル=グウィンのファンタジー文学の傑作をアニメーション化した作品。スタジオジブリ20年越しの企画であり、監督は宮崎駿の長男・宮崎吾朗が担当している(本作が第一回監督作品)。声の出演には、岡田准一、手嶌葵、菅原文太、田中裕子、香川照之、風吹ジュンなど、豪華キャストが結集。

監督:宮崎吾朗、原作:アーシュラ・K.ル=グウィン、脚本:宮崎吾朗 丹羽圭子、音楽:寺嶋民哉、声優:岡田准一(アレン) 手嶌葵(テルー) 菅原文太(ハイタカ(ゲド))

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

実の父親の命を奪ったアレンが目指すものとは

エンラッド王国の王子アレンは、一国の王子として国を治めていました。真面目な性格のアレンは、世に蔓延る悪を案じるうち、自分自身も精神を患ってしまいます。やがて、実体のない自分の影がアレンの頭の中を覆うようになりました。追い詰められたアレンは、実の父親である国王を殺すことになってしまうのです。正気に戻ったアレンは、父親の持つ魔法の剣を奪い、城から逃亡。逃げる途中、アレンは獣に取り囲まれ、襲われそうになります。間一髪、襲われそうになったアレンを助けたのは、ハイタカという魔法使いでした。

その後、二人は共にホート・タウンの街を目指すことになるのです。かつては美しいともてはやされたホート・タウンの街並みも、今では、人買いや、精神を狂わす薬などの横行ですっかり荒れ果ててしまっていました。

アレンが荒れた街の様子を目の当たりにする中、一人の少女が、人狩りのウサギに襲われそうになっているところを見かけます。なんとか少女を助けたアレンでしたが、その夜、再びアレン自身がウサギに襲われそうになるのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=laMGZN5aZ2o

少女テルーとの運命的な出会い

危うく、クモの手下、ウサギに奴隷として売られそうになったアレンは、 再びハイタカに助けられ難を逃れることができました。アレンは、ハイタカに連れられ、ハイタカの昔なじみであるテナーの家を訪れます。ハイタカは、昔、巫女を務めたことのあるテナーを頼るのが1番安心できると判断したのでした。

テナーの家を訪れると、そこにはアレンが助けた少女の姿がありました。少女の名前はテルーといい、テナーは、テルーを捨てた両親の代わりに彼女を引き取り、面倒を見ていたのです。

アレンとハイタカはしばらくの間、テナーの元で農園を耕しながら過ごすことになります。ハイタカには、アレンを匿い、守ろうとする強い決意がありました。そんなある日、ハイタカが用事で出かけている隙を狙って、魔法使い、クモの部下であるウサギがテナーの家にやってきます。ウサギたちは、テナーの身をさらい、代わりにテルーに「この女を返してほしければ、クモの城に来るように」とハイタカへの伝言を残していきました。

強大なクモに立ち向かうアレンだが

クモはかつて、魔法の使い方をハイタカに戒められたことから、長い間ハイタカに恨みを持っていました。クモは更に、影に翻弄されているアレンをも毒牙にかけます。クモにさらわれたアレンはクモの城に幽閉されてしまうのです。この世界の均衡が崩れてしまった原因は、魔法使いとして開けてはならない、生死両界を分けた扉を開けてしまったクモの仕業によるものでした。

テルーから事情を聞いたハイタカは、クモと決着をつけるため城へと向かいます。しかし、クモの魔力は強く、ハイタカも魔力を奪われ幽閉されてしまいました。残されたテルーは、ハイタカから預かっていた魔法の剣を持ち、単身、城に乗り込みます。なんとか、アレンのもとにたどりついたテルーは、クモの闇の世界に取り込まれていたアレンを必死に説得するのです。

テルーの説得により、闇から抜け出すことに成功したアレンは見違えるほど強くなっていました。魔法の剣を持ったアレンは、ハイタカとテナーを救うため、クモに立ち向かっていくのです。

絶体絶命のアレンの前に現れたのは?

見違えるほど強くなったアレンでしたが、クモは強力な魔法を使い、城ごと破壊しようとします。強大なクモの力により、城は破壊され、アレンの目の前でテルーが殺されてしまいます。呆然と立ち尽くしたアレンの耳に、「待ちなさい」との声が。

なんと目の前に現れたのは、ドラゴンに変身したテルーでした。ドラゴンに身を変えたテルーは、炎を吹き、遂にクモを倒してしまうのです。永遠の命を欲していたクモはいなくなり、再び世界に平和が訪れます。

そして、アレンは自分の犯してしまった罪と向き合い、罪を償うことを決意。エンラッド国へ帰国するため、テルーとテナーに別れを告げるのです。アレンはテルー、テナーとの再会を約束し、再び、ハイタカと共に旅立っていきました。

ゲド戦記の作品情報

ゲド戦記のジャケット写真
レンタル開始日
2007/07/04
監督
宮崎吾朗
キャスト
岡田准一(アレン) 手嶌葵(テルー) 菅原文太(ハイタカ(ゲド))
上映時間
115分
GEOで購入!
ゲド戦記のユーザ評価

評価数:2963件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • テルーの唄がとても綺麗で好きです。 心の闇もいろんな描写で表現されていてとても感慨深い話でした。
  • やはりなんといってもテルーの歌がいいですよね! 初めて観た時は内容があまり理解できず微妙だったという印象でしたが、今は数あるジブリ作品の中で1番好きです!
  • 何度も号泣しました・・・結果的には1時間以上は泣いていたんじゃないかな。 こんなに涙が出る映画は生まれて初めてです。命が1番、大切なんだ!と実感しました。観て良かったです!!! (大人にも難しい映画なので、子供には難し過ぎると思います。ですが子供さんには何回でも見せてあげてほしい作品です。)

参考URL
・youtube.com