これまでのゴジラシリーズは子ども向けでしたが、「シン・ゴジラ」は完全オトナ向けに作られた映画。 難解な言葉が次々と出てくる映画にも関わらず、異例の大ヒットを記録しました。コアなファンは映画館で何度もみたともいわれています。 回数を重ねるほどに、全貌が見えてくるだろう濃厚なストーリーをざっとさらってみたいとおもいます。

監督:樋口真嗣 庵野秀明(総監督)、脚本:庵野秀明、出演:長谷川博己 竹野内豊 石原さとみ

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シリーズ最新作+庵野英明監督の最高布陣の傑作!

「シン・ゴジラ」は12年ぶりに東宝が製作する本家ゴジラシリーズの最新作にして、エヴァンゲリオンで世界中にブームを巻き起こした庵野英明監督がメガホンを握る、ファン待望の一作。映画は「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」というキャッチコピーそのままに、圧倒的な力を振るうゴジラに対して、日本政府、自衛隊、米軍が総力を上げて戦う様が描かれています。

ある日突然東京湾に姿を現したゴジラの脅威に立ち向かうのは、主人公の内閣官房副長官・矢口蘭堂、米国大統領特使・カヨコ・アン・パタースンと、尾頭ヒロミ、泉修一、保田、間など個性豊かなメンバーたちです。

ラスト10分にわたって描かれる東京駅前で繰り広げられる「ゴジラ対人間の最終決戦」は圧巻です。次々に繰り出される驚天動地のアイデアと、それを支えるCGの説得力に魅了されます。

出典:https://www.youtube.com/watch?https://youtu.be/M89VLZgo1Vg?v=M89VLZgo1Vg

ゴジラ出現:蒲田から品川までの進撃

日本に突如として東京湾で災害が発生。アクアトンネルが崩壊し、トンネル内には赤い体液のようなものが流れ、海はうっすらと赤く染まりました。日本政府は緊急会議を招集。テレビが海上に突き出した尻尾状の物体を捉えられ、災害の原因が海底火山でも地震でもなく、巨大生物と判明します。

巨大生物は東京湾から、羽田、呑川へと進行し大田区の蒲田に上陸。街を壊しながらも、腹ばいの状態から2本足で立ち上がる進化を見せます。

政府は自衛隊に防衛出動を出しますが、住民が残っていたため攻撃は中止。巨大な生物は逃げるように東京湾へと姿を消していきました。

ゴジラ再上陸:自衛隊の総力戦でも歯が立たず東京はパニック!

政府は「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対と省略)」を設立。事務局長の矢口を筆頭に才能豊かな面々が対策へと動き出します。同じ頃米国大統領特使のカヨコも来日し、巨大生物の名称が「ゴジラ」とされました。

そんな中、矢口らはゴジラの活動エネルギーを核分裂と推測し、血液凝固剤を使ってゴジラを凍結させる「矢口プラン」を発案します。しかし、プランの準備が進まないうちに以前よりも巨大になったゴジラが再出現。都心部へ進撃を開始します。

ゴジラの進行を止めるべく自衛隊が攻撃するも全く歯が立たず、自信満々に放った地中貫通弾はゴジラのさらなる進化を促してしまう始末。ゴジラが発する光線で米軍機は撃墜、首相が乗ったヘリも撃墜され内閣は全滅します。都心を火の海にした後、ゴジラは活動を停止しました。

ゴジラを倒せ:ヤシオリ作戦開始!奇想天外な攻撃でゴジラを凍結!

矢口たちは活動を再開しますが、そんな矢先、米国から突きつけられたのが「ゴジラに対する熱核攻撃の決定」です。

米国の攻撃を避けるため、矢口らは様々なルートを使った交渉・外交で時間を稼ぎつつ “ヤシオリ作戦”を決行。ゴジラに熱エネルギーを放出させて疲れさせた後、凝固剤を口から流しこみ、ついにゴジラの凍結に成功します。

ゴジラは完全に活動を停止しましたが、その尻尾の先からはさらなる進化の過程なのか、人間のような生物が生まれ出でようとしているカットで映画は終了します。

シン・ゴジラの作品情報

シン・ゴジラのジャケット写真
レンタル開始日
2017/03/22
監督
樋口真嗣、庵野秀明(総監督)
キャスト
長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ
上映時間
120分
GEOで購入!
シン・ゴジラのユーザ評価

評価数:14905件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • かなりストイックに、恋愛や家族愛といった余計な要素を一切排除してゴジラ駆逐のための日本のはたらきがメインに描かれます。評価がわかれそうですが個人的に大好きな作風です。東京駅の戦闘は都合良く展開してしまいますが、それでも新幹線や在来線、駅周辺のビル群の自爆攻撃は圧巻でした。唯一、石原さとみのルー大柴的キャラはいただけない。
  • 日本の底力。 エヴァンゲリオン風でした(konami)。という冗談はおいておいて、久しぶりに邦画を見ました。結論から言うと大満足です!! 最初の日本の、事務的形式を挟みまくって後手にまわるのは超リアルな展開でしたね。でもその後に本気を出し始める日本…カッコいいですね。現場、中間管理の大切さがわかる映画でした(もちろんリーダーも大切ですが)。 また、長谷川博己×竹野内豊の師弟コンビも見ていて花がありました。クールで熱いオーラ全快でしたよ!
  • 文句なしの傑作。細かな設定を全て活かしていて、話し合いのシーンでもしっかりと聞いていたくなる。聞いた後には必ず納得が生まれて「なるほど」と思うようなシーンがいっぱい含まれている。

シン・ゴジラに影響を与えた作品「日本の一番長い日」

度々登場する会議場面などで見られるのは、1967年公開の「日本の一番長い日」の影響を受けているのでしょう。畳み掛けるような難解なセリフ、なかなか進まない決断など、類似点も多く、本来つまらないはずの会議の場面をスリリングかつエキサイティングに描くことに成功しています。

日本の一番長い日の作品情報

日本のいちばん長い日のジャケット写真
レンタル開始日
2013/07/12
監督
岡本喜八
原作
大宅壮一
キャスト
三船敏郎、加山雄三、島田正吾
GEOで購入!
日本の一番長い日のユーザ評価

評価数:4872件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 怖い映画で、単純に終戦前後の資料的な見方をすると、かなり面食らいました。リメイクもされたのでそっちの方も見てみようかとおもいました。
  • 豪華俳優陣勢揃い。 戦争を早く終わらせたい側と終わらせたくない側の攻防。首が飛ぶシーンが衝撃的だった。
  • 大変面白い、仲代達也のナレーションは落ち着くし、白黒の画面は美的、特に三船敏郎の切腹シーンは美しい、白いシャツに血潮が、、、。三船氏の事を大根役者だという人がいるが、ちゃんと見て評価しても欲しい。ああカッコよかった~!

参考URL
・youtube.com