ジャッキー・コーガンのジャケット写真

「マネーボール」のブラッド・ピットが凄腕の殺し屋に扮した犯罪サスペンス。強盗に襲われたギャンブル場を仕切る犯罪組織からの依頼を受けて、事件解決を図る殺し屋ジャッキー・コーガンの姿を描く。

監督:アンドリュー・ドミニク、脚本:アンドリュー・ドミニク、出演:ブラッド・ピット(ジャッキー・コーガン) スクート・マクネイリー(フランキー) ベン・メンデルソーン(ラッセル)

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

強盗事件が物語の始まり

お金がどうしても必要なフランキーは、高額報酬を目当てにとある仕事を請け負いますが、仕事を紹介した男ジョニーに詳しくその内容を聞いて驚きます。その仕事とは「マフィアの絡む賭場を襲うこと」だったからです。

マフィアを襲うということに驚くフランキーでしたが、ジョニーには「強盗をしても犯人だとは思われない」という確証がありました――シナリオは次の通りです。かつて賭場を仕切っていたマーキーという男が、賭場をわざと強盗に襲わせ金を奪わせました。犯人探しの際、ディロンという男がマーキーを尋問しましたが、彼は最後まで口を割りませんでした。しかし賭場が再開された時「実は俺がやったんだ」といきなり白状したのです。マーキーは賭場のメンツ(マフィアのメンツ)から好かれていたので、その場は笑い話で済みましたが、二度目の強盗が起きれば再び彼が犯人だと思われるだろう――そうジョニーは考えてたのです。

その後、話はトントン拍子に進み、フランキーの相棒となるラッセルは強盗の準備をしていました。ところが、素人と一発でわかるショットガンや台所用の手袋を用意したりと、どこか間が抜けています。そんなラッセルを見て苛立つフランキーですが、ラッセルは賭場へ向かうと見事にマフィアを脅して金を奪います。賭場にいたマーキーから「やめろ」と諭されますが、フランキーとラッセルは賭場にある金という金を全て奪い、逃走します。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=i0iVT1TncFA

優しく殺す殺し屋、ジャッキー・コーガン

とある車中、ドライバーという男がジャッキー・コーガンと会います。ドライバーは賭場で起きた現金強奪事件について調べるために彼を呼んだのです。本来なら、マーキーを尋問したディロンという男が来る予定でしたが、ディロンは体調が悪く、ジャッキーはその代わりだったのです。

マーキーの証言から、2人のガキが犯人だろうと推測しているドライバー。しかしジャッキーは「マーキーの仕業かもしれない」とマーキーを殺すことを提案します。もしマーキーが犯人ではなかったとしても、殺したほうが賭場も再開され手っ取り早くことがおさまると考えるジャッキー。

殺さず小突くぐらいで良いと言うドライバーに対して、ジャッキーは呆れ顔を見せます。そして、ジャッキーの部下によるマーキーへの小突きは残酷なものでした。マーキーを待ち伏せした2人の部下は「何も知らない」と話すマーキーを無視して、血を吐き動かなくなるまで暴行を加えます。

一方、真犯人であるフランキーとラッセルは、大金を手に入れたことで悠々とした生活を送っていました。しかしラッセルが話す笑い話を聞いている途中、フランキーは肝を冷やします。ラッセルの笑い話の中に登場したケニーという男はディロンの手下だったからです――ケニーにラッセルは賭場強盗の話を考えなしに話してしまったのです。「盗みの計画ガがバレた」と焦るフランキーは半泣きです。

ジャッキーが動き出す

ジャッキーはマーキーが犯人ではないことを部下の情報で知りますが、「マーキーは殺すべき」だという考えを変えません。なぜなら、世間はマーキーを疑っているからです。ドライバーは「犯人達含め、首謀者とも言える人物達を実際に殺せるか?」とジャッキーに問います。

殺す相手に顔が割れているかもしれないと考えたジャッキーはミッキーという他の殺し屋に仕事をさせることを思いつきますが、なんとミッキーはアルコール中毒になっていました。

仕事の話がなかなか進まず苦労するジャッキー。その夜、ディロンの部下ケニーに車を運転させると、ジャッキーはマーキーの車の横につき、窓ガラスごとマーキーを撃ち抜き、彼を殺しました。

翌日ミッキーに会いに行くと、彼は酒と女に溺れていました。仕事ができる状態にないことを知ったジャッキーは、彼を逮捕させ、仕事から外すことを考えます。仕方なくジャッキーは1人で残りの人物を殺す手はずを整えることになります。

その頃、強盗の真犯人の一人であるラッセルは、駅のロッカーにヤクを取りに行く途中、警察にその場で取り押さえられ、逮捕されます。

ジャッキーが請けた仕事が終わる

フランキーは「ラッセルが賭場強盗を話した」ことをジョニーに相談していましたが、落ち着かない様子を見せます。バーで飲んでいるフランキーの横に、ジャッキーがやってきます。ジョニーの予定を聞くジャッキーに「知らない」と答えると、ジャッキーは静かに「自分はディロンを知ってる」と告げます。怯えるフランキーは、ジャッキーの威圧に負け、ジョニーの居場所を教えてしまいます。

ジャッキーはフランキーに車を運転させ、ジョニーの居場所へと案内させます。ジョニーを撃ち殺すため車を降りたジャッキーは、フランキーが車で逃げないよう、車のキーを抜きます。フランキーが怯える中、ジャッキーはジョニーを殺します。

フランキーとジャッキーは逃げますが、フランキーはパニックになり、車のスピードをあげてしまいます。ジャッキーは運転を代わり、彼を連れて駐車場へ向かいます。指紋をふき取るように告げるジャッキー。フランキーが逃げられると思ったその矢先、車から降りたジャッキーはフランキーの頭を撃ち抜きます。これでジャッキーの仕事は終わりました。

ジャッキーはドライバーから報酬を受け取りますが、額が少ないことに腹を立てます。「頼れるのは自分だけだ」「アメリカ合衆国は国ではなく、ビジネスの場だ」と言い放つと「グダグダ言わずにとっとと金を出せ」とお金請求し、映画は終わります。

ジャッキー・コーガンの作品情報

ジャッキー・コーガンのジャケット写真
レンタル開始日
2013/10/02
監督
アンドリュー・ドミニク
キャスト
ブラッド・ピット(ジャッキー・コーガン) スクート・マクネイリー(フランキー)
上映時間
97分
GEOで購入!
ジャッキー・コーガンのユーザ評価

評価数:7325件
評価 :★★★☆☆(3.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 賛否が別れる作品です。アメリカ地方都市のダークサイドが、淡々と描かれており、画面からリアリティが滲み出てます。
  • 冒頭や所々に「ブッシュ」や「オバマ」の演説が流れるので、なんとなく「政治を皮肉った映画なのかな」というのが、まず我々の頭に浮かびますが、まさに、もうすでにインターネット上で解説されていることの繰り返しになりますが、この映画は2008年に起きたアメリカの、サブプライムローン問題に端を発する金融危機を批判した映画です。 つまり、『預かった金をパアにした銀行は税金によって助けられるのに、強盗に客の賭け金を盗まれた博打の胴元は、たとえ無実でも責任を取らされる(ボコボコにされた上に殺される)』んだぜって。もう笑うしかないよなって。
  • 優しく殺すってそういう意味だったの?! 観ていてある意味驚きました。 話が理解出来なかったのは自分の知識が足りなかったからなのかな。

参考URL
・youtube.com