スノーデンのジャケット写真

<簡単な解説>
エドワード・スノーデンがアメリカ政府による監視プログラムの存在を告発するまでの経緯にオリバー・ストーン監督が迫った伝記ドラマ。CIAや米国国家安全保障局で働くうちにプライバシーを脅かしかねない実態を知ったスノーデンは、危機感を募らせていく。「ザ・ウォーク」のジョゼフ・ゴードン=レヴィットが、風貌や仕草をスノーデン本人に似せ、彼の繊細な心情を表していく。ほか、彼の恋人を「きっと、星のせいじゃない。」のシェイリーン・ウッドリーが、彼を指導するCIA教官をニコラス・ケイジが演じる。

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ルービックキューブを持った青年の暴露

2013年6月、香港。賑わう人ごみの中で二人の記者は緊張の面持ちで苛立ちを隠せない様子である人物が来るのを待っていました。ルービックキューブを手にした青白い顔の男性が二人に近づき、合言葉を交わして、宿泊するホテルの一室へ誘導します。

緊張からか硬直する男性に女性記者がまずはリラックスさせるために、カメラの前で名乗るように促すと、男性は「エドワード・スノーデン」と名乗り、淡々と語り始めました。彼こそが、後に、世界を驚愕の事実に陥れる張本人だったのです。

スノーデンが暴露としたのは、彼が今まで身を置いていたNSA、CIAのアメリカ政府の機密情報。何としてもこの情報を世界へと発信しなければという信念から自分の身が危険に冒されながらも、二人の有能な記者に頼って連絡をしてきたのです。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=tTriKtywz-U

エドワード・スノーデンの半生

9.11をきっかけに愛する国の為に尽くしたいと願うようになったスノーデンは、軍隊に所属していました。ある日、毎日必死で取り組んでいたトレーニングの積み重ねが原因で疲労骨折し、除隊を余儀なくされてしまいます。 ほかの方法で国に尽くすために見つけたCIAへ志願し見事合格しました。

得意のコンピューター関係の職についた彼はザ・ヒルと呼ばれるCIA訓練センターでサイバー・セキュリティのノウハウを学び、すぐに天才的な力を発揮。厳格な指導教官に一目置かれる存在となり、コンピューターマニアなエンジニアとも親しくなってとあるシステムを開発します。

このころはまだ、穏やかに自由な世界を願うごく普通の若者だったスノーデンは、交流サイトで知り合った恋人のリンゼイ・ミルズと幸せな日々を送っていました。

エドワード・スノーデンに何が起こったのか?

愛国者のスノーデンと権力に批判的な明朗快活な性格のリンゼイは、正反対のカップルでしたが、なぜかお互いを心から信頼できるパートナーとして認めていました。

しかし、心を許す相手にも、自分の仕事の内容を語れないスノーデンは民間人の情報を簡単に盗み見るシステムが開発されたことに気付き、ストレスに苛まれます。誰にも相談できない機密情報、それに加え世界中の人を監視しているという事実。

異動が決まり日本の勤務が始まった頃、彼の心を蝕む大きな闇は、リンゼイとの恋仲にも影響します。任期終了を間近に喧嘩し、リンゼイはスノーデンを置いて、故郷へと帰ってしまいました。心から愛し合う二人はまた共に生活を始めますが、スノーデンが突然、倒れてしまいます。

史上最大の内部告発者となったエドワード・スノーデン

いつか起こりうるテロに備えて、国のために世界中を監視してきたスノーデン。医師から告げられた病名は、母と同じ「てんかん」。薬の投与とストレスの軽減が必要だと言い渡されます。彼のストレスの軽減に一番なのは、ちょうど移動の打診があったハワイへの移住と考えたリンゼイは、二人で新しい土地に移住します。

しかし、ハワイの基地でスノーデンが見たものは、戦地での空爆の様子を捉えた映像、民間人も巻き込む残虐な行為を担うシステムはかつて自分が開発したシステムを引用したものでした。自分が開発したシステムが真っ当な方法で使われていないことを目の当たりにし、スノーデンの心の中にまた一つ疑惑がよぎります。

そして、ある日彼は決意します――「テロとは関係がない世界中の人を監視し、諜報活動を繰り返すアメリカを世界に裁いてもらう」と。スノーデンはアメリカの機密情報をコピーし持ち出しました。そして2013年6月、世界に衝撃的なニュースが轟くのです。

史上最大の内部告発者は世界中から追われる身となり、恋人や祖国からの別れを余儀なくされました。リンゼイはその後、スノーデンの亡命先となったモスクワに移住、スノーデンはノーベル平和賞候補にも推薦されています。

スノーデンの作品情報

スノーデンのジャケット写真
レンタル開始日
2017/07/05
監督
オリバー・ストーン
キャスト
ジョセフ・ゴードン=レヴィット シャイリーン・ウッドリー メリッサ・レオ
上映時間
135分
GEOで購入!
スノーデンのユーザ評価

評価数:578件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 結構内容が凄かった。そんなに大したことないと思ってだけだこうゆうの途中で寝ちゃうけど見入っちゃいました
  • 年も若くて 存在している人物が映画になってしまうんだと、それも国家の際どい話をリークしてしまっている人物なのに。命の危険を思いながら生きていくのは相当しんどいだろうなと思いながら観た。
  • スノーデンの映画には2種類有りますが、そのうちの役者が演技しているほうです。ドキュメンタリーの緊迫感は有りませんが、観る分にはこちらの方が良いかも知れません。

実話に基づくおすすめ映画

「イミテーション・ゲーム」
劣勢だった対独戦争の勝利に貢献し、コンピューターの基礎を創造した「人工知能の父」、アラン・チューリングの人生を描いた映画。第2次世界大戦中に世界最強の暗号「エニグマ」を解き明かした天才数学者にもかかわらず、わずか41歳で人生の幕を閉じなくてはならなかった悲劇の英雄の物語。

イミテーション・ゲームの作品情報

イミテーション・ゲームのジャケット写真
レンタル開始日
2015/03/13
監督
モーテン・ティルダム
キャスト
ベネディクト・カンバーバッチ(Alan Turing) キーラ・ナイトレイ(Joan Clarke)
上映時間
115分
GEOで購入!
イミテーション・ゲームのユーザ評価

評価数:5690件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 冒頭の、同性愛による逮捕が衝撃でした。だったの70年前には犯罪扱いだったとは。類い希れなる才能を、同性愛の治療とやらでころしていたとは恐るべし。
  • 世界大戦の裏側で、数学が絡んでいたとは驚きました。天才の栄光と苦悩が上手く描かれていました。残念なのはそこに政治が絡むと、思わぬ方向に、結果ありきの結末になるので残念です。
  • 第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記ドラマ。劣勢だったイギリスの勝利に貢献し、その後コンピューターの概念を創造し「人工知能の父」と呼ばれた英雄にもかかわらず、戦後悲劇の運命をたどったチューリングを、ベネディクト・カンバーバッチが熱演する。監督は『ヘッドハンター』などのモルテン・ティルドゥム。キーラ・ナイトレイをはじめ、『イノセント・ガーデン』などのマシュー・グード、『裏切りのサーカス』などのマーク・ストロングら実力派が共演。

参考URL
・youtube.com