チャイルド44 森に消えた子供たちのジャケット写真

日本でもブック・ランキング『このミステリーがすごい!』の2009年版海外編第1位を獲得した世界的ベストセラー『チャイルド44』の映画化権をリドリー・スコット監督が入手、「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサが監督を務めたミステリー。理想国家を掲げ犯罪の存在を認めないスターリン独裁政権下のソ連で起きた連続殺人事件とそれをめぐる思惑を描く。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:リチャード・プライス
出演:トム・ハーディ ゲイリー・オールドマン ノオミ・ラパス ジョエル・キナマン ヴァンサン・カッセル パディ・コンシダイン ジェイソン・クラーク

孤児院から逃走した少年がソ連の英雄に!

1933年、当時のソビエト連邦はスターリン体制で、ウクライナ地方の飢饉で多数の孤児が生まれました。とある男の子が孤児院から脱出し、軍人に保護されます。男の子は『レオ』という名を付けられ、軍人の養子にされました。

1945年、ベルリンの国会議事堂でドイツ軍との激しい戦闘が行われており、レオは戦友であるアレクセイと部下であるワシ―リーとこの戦闘に参加していました。戦闘に怯えるワシ―リーをからかうレオとアレクセイ。戦闘終了後にソ連の国旗を国会議事堂の屋上から掲げる役目にレオが選ばれ、この時の写真が新聞に掲載されレオはソ連の英雄となります。

1953年、ソ連国家保安省(通称MGB)の捜査官になっていたレオはスパイ容疑のある獣医ブロツキーの捜索で部下と共に一軒の農家を訪ねていました。なかなか口を割らない農夫のオクンと妻。レオは尋問中に外にいたブロツキーに気が付き、悪戦苦闘の末にブロツキーを捕まえました。そしてブロツキーと共に農家に戻ると、ワシ―リーが見せしめのためだと独断で、娘2人の前で夫婦を射殺してしまいます。自身の孤児院での過去もあり、レオはワシ―リーを殴り叱り飛ばすのでした。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=2XPx-IEJQwA

アレクセイの息子の死とレオの妻のスパイ容疑

ある日、アレクセイの息子ユーラが殺されてしまいます。上司のクズミン少佐に呼び出され遺体を見せられたレオは、明らかに外科的処置で殺されているにもかかわらず、列車事故だったと言われます。そして殺人事件だと言い張るアレクセイに、殺人ではなく列車事故だったと納得させるよう命令されます。

何とか任務を果たしたレオはその後再びクズミン少佐に呼び出され、今度はブロツキーの自白で上がったスパイのうち最も手ごわい人物の捜査を依頼されます。その人物とはレオの妻であるライーサだったのです。レオは実両親にライーサのことを相談しに行きますが、この日はライーサがレオの両親と食事をしている水曜だったため、話が終わった後にライーサが訪れます。

翌日、レオは部下と共にライーサの留守中に自宅内にスパイの証拠がないか家宅捜索を行いました。夜、帰宅したライーサは玄関前で持ち物検査などをされ自宅に入り、レオから自分にスパイ容疑がかけれられていることを知らされるのでした。翌日、レオはライーサを告白しないことをクズミン少佐に伝えㇽと、民警に降格されたうえにヴォリクスという貧しい町に左遷されてしまいました。

相次ぐ少年殺人を探り始めるレオとネステロフ将軍

レオが民警に就任した直後に、ユーラと同じような状況で男の子の遺体が発見され、レオは連続殺人を疑います。しかしネステロフ将軍は第一発見者の男性に、同性愛の重罪に問われたくなければ少年に関心を持つ同性愛者の名前を教えるよう取引を持ち掛け、容疑者らしき人物を捕まえ事件を解決したように思わせていました。

しかしレオは納得がいかず、真犯人を探したいとネステロフ将軍を説得することに成功します。中央に目を付けられるとわかっていて、ネステロフ将軍はレオに頼まれた9~15歳の少年の死亡記録を調べ、これまでに線路脇の森、または公園で見つかった同じような事件が43件起こっていたことにたどり着きます。レオはユーラの事件の時に目撃者がいたことを思い出し、話を聞きにライーサと共にモスクワへと向かいますが目撃者に会うことはできたものの、邪魔が入ってしまい話をすることはできませんでした。ネステロフ将軍は2年間で9人の犠牲者の出たロストフへと向かいます。

ヴォルクスに戻ったレオはネステロフ将軍からロストフが事件の中心であることを教えられ、ライーサと共に今度はロストフへ向かうのでした。

真犯人を追いつめたレオ!

ロストフに着きレオとは単身トラクター工場に忍び込み、勤務記録からマレヴィッチという容疑者を見つけます。レオに気づいたマレヴィッチは逃げ出しますがレオに追いつかれます。マレヴィッチは自分はレオと同じ孤児院育ちだったこと、軍医だったことなどをレオに話ているところでワシ―リーの銃弾に倒れます。

ワシ―リーはライーサを人質にレオを殺そうとしますが、ライーサとレオの抵抗にあい、頭を岩に打ち付け死んでしまいます。その後、クズミン少佐は逮捕され、中央の組織は一新されてレオは中央へ戻ることになります。

新しい上司はレオに昇進を打診しますが、それを断り、モスクワに殺人課を作り責任者になりたいこと、ネステロフ将軍を殺人課に迎えたいと伝えます。そしてレオとライーサがワシ―リーが殺してしまった農夫オクンの娘2人と孤児院で会い、家族として迎え入れる所で映画は終わります。

チャイルド44 森に消えた子供たちの作品情報

チャイルド44 森に消えた子供たちのジャケット写真

レンタル開始日
2016/01/06
監督
ダニエル・エスピノーサ
キャスト
トム・ハーディ ゲイリー・オールドマン ノオミ・ラパス ジョエル・キナマン ヴァンサン・カッセル パディ・コンシダイン ジェイソン・クラーク
上映時間
137分
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チャイルド44 森に消えた子供たちのユーザ評価

評価数:2551件
評価 :★★★☆☆(3.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 鬱々とした雰囲気で最後まで続くサスペンスだけど、展開は結構サクサクしてるし、何より最後のめでたしめでたし感がよかった。変に痛々しいシーンが多いサスペンスが流行ってる中、見せ方もうまいなあと思った。トムハーディはこういう役も似合うなあ。
  • 思っていたよりはるかに面白く意外性のある結末でした。何度も繰り返し見たいと感じる作品だと心から思いました。みなさんにもオススメです。
  • 独と露のドロッドロの戦争の後の、ロシアの形容しがたい圧力体制がリアルだった、何人たりとも裏切りを許さず粛清されてゆく様子が当時戦後のロシアで本当にあったのかと思うとゾッとする。 俳優トム・ハーディ&ゲイリー・オールドマン二人の画のカッコよさに痺れました。渋い。

参考URL
・youtube.com