ツナグのジャケット写真

辻村深月の吉川英治文学新人賞受賞作を原作に「ROOKIES 卒業」の平川雄一朗監督が映画化。死者との再会を望む人々と、その仲介を司る ツナグ として、他人の人生に深く関わっていく一人の少年の葛藤と成長を描く。出演は「アントキノイノチ」の松坂桃李、「わが母の記」の樹木希林、「漫才ギャング」の佐藤隆太、「逆転裁判」の桐谷美玲。たった一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい―。半信半疑で依頼をしてくる人たちの前に現れたのは、ごく普通の男子高校生・歩美(松坂桃李)だった。

監督:平川雄一朗、原作:辻村深月、脚本:平川雄一朗、音楽:佐藤直紀、出演:松坂桃李 樹木希林 佐藤隆太 桐谷美玲

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死者との仲介人「ツナグ」

死者との一夜だけの対面を仲介する「ツナグ」。幼い頃に両親を亡くした高校生の渋谷歩美(松坂桃李)は、「ツナグ」の仕事を同居する祖母・渋谷アイ子(樹木希林)から引き継ぐべく見習いとして働いていました。

ある日歩美は、アイ子から1人の男性を連れてくるように言われます。その男性は畠田靖彦(遠藤憲一)といい、ガンで亡くなった畠田の母・ツル(八千草薫)への病名の告知を巡り、家族の間に深い溝ができてしまったと話すのでした。

高校生が「ツナグ」なのを頼りなく思い、本当に死者と会えるのかいぶかしむ畠田に、歩美は対面のルールを説明します――「会えるのは一度きりで夜間であること、死者が拒否した場合は会えない」と。

対面の日、畠田は母に会うことができました。母が幸せだったことを聞き、対面を終えた畠田は歩美に感謝をのべるのでした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=I88wXVmNdFA

次の依頼者は歩美の同級生

次の依頼者は、歩美と同じ高校に通う女子高生の嵐美砂(橋本愛)です。演劇部に所属する嵐は、亡くなった親友の御園奈津(大野いと)に会わせて欲しいと歩美に頼みます。御園は自転車の通学中に、事故で亡くなっており、2人が所属する演劇部では、次の公演の主役を決めるオーディションを開催する予定でした。

共に主役を目指している2人でしたが、嵐は他の部員たちに自信満々に「誰も私には勝てない」と話す御園の姿を目撃してしまいます。そしてオーディションの結果が発表され、御園が主役に選ばれたのです。御園に嫉妬した嵐は、帰り道の坂道にある水道の蛇口を開き水を流すのでした。坂道に流れた水が氷り、御園が事故をすることを願いながら…。

そして御園はその直後に事故で亡くなってしまったのでした。自分が御園を殺してしまったのではと悩む嵐は、御園と対面します。しかし嵐は自分が坂道に水を流したことを言い出せず、他愛のない話で対面は終わってしまいます。対面後に歩美から御園から「道は凍ってなかった」という伝言を受け取り、嵐は真実を話さなかったことを激しく後悔するのでした。

次の依頼者は謎の婚約者を探す男性

次の依頼者は、行方不明になった婚約者・日向キラリ(桐谷美玲)を探して欲しいと頼む土谷功一(佐藤隆太)です。しかしすでにキラリは亡くなっており、名前も年齢もすべて嘘だったことが分かります。

ショックを受けた土谷はキラリとの対面を拒みますが、歩美にチャンスは一度きりしかないと言われ、覚悟を決めキラリと対面することに。キラリは嘘をついていたことを謝罪し、自分の生い立ちや土谷への思いを話します。

そして部屋にある遺品を故郷の両親に渡して欲しいと頼むのでした。対面後に土谷がキラリの部屋で見つけたのは、土谷とデートした時の映画の半券など思い出が詰め込まれた缶。それを見た土谷はキラリの思いを胸に、前向きに生きていく決心をするのでした。

「ツナグ」を継承する歩美

さまざまな依頼を見習いとしてこなす歩美は仕事を誇りに思い、アイ子に「ツナグ」を継承すると告げます。しかし、アイ子は継承する前に大事な話がある言い、歩美の父・亮介(別所哲也)について話します。

歩美の父は「ツナグ」でしたが、そのことを歩美の母・香澄(本上まなみ)には話していませんでした。そして香澄は「ツナグ」の道具である鏡を見てしまい、2人とも事故で亡くなってしまったのでした。

「ツナグ」の継承にはルールがあります。1つめは家族に話さないこと、2つめは「ツナグ」の道具である鏡を誰にも見せないことです。アイ子は自分が亮介に代わり「ツナグ」の決まりを香澄に話さなかったことを、後悔しているのでした。両親の死の真実を知った歩美でしたが、「ツナグ」を継承する決心は変わらないとアイ子に話します。そして誰もいない浜辺で鏡を受け取り、「ツナグ」を継承するのでした。

ツナグの作品情報

ツナグのジャケット写真
レンタル開始日
2013/04/24
監督
平川雄一朗
キャスト
松坂桃李 樹木希林 佐藤隆太
上映時間
129分
GEOで購入!
ツナグのユーザ評価

評価数:9076件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 読んでから観るか 観てから読むか 私は読んでからだったので コートの似合い具合をチェックしました 笑 個人的にはミレイちゃんの話がキュンとなった
  • 孝行したい時に親はなし。生前、将来の進路等で衝突して関係が長年ギクシャクしていた父の突然の死になくなる前に話しておきたい事やしてあげたい事があった・・・もしそんな願いが叶えられたら。今でもこれからもふと父の事を想う瞬間が訪れるのだろう。でも思い出す事で自分の心の中に今でも父は生きているんだと感じらる。そんな事を思わせてくれる素敵な映画!
  • 感動作品です。本当にこんな人がいたら、、、と自分に置き換えながらみました。涙をそそる映画はもういいと思っていたのですが、観終わった後はやっぱり観てよかったという気持ちになりました。

参考URL
・youtube.com