ネバーランドのジャケット写真

1903年のロンドン。劇作家のジェームズ・バリは、新作『リトル・メアリー』の評判が悪く、失意のまま近所の公園へ散歩に出掛けた。そこで彼は、デイヴィズ一家と運命の出会いを果たす。母のシルヴィアに連れられた4人兄弟のうち、長男のジョージ、次男のジャック、末っ子のマイケルは無邪気に騎士ごっこに興じていたが、繊細な三男のピーター(フレディ・ハイモア)は遊びの輪から外れていた。

監督:マーク・フォースター、脚本:デイヴィッド・マギー、音楽:ヤン・A.P.カズマレク、出演:ジョニー・デップ(ジェームズ・バリ) ケイト・ウィンスレット(シルヴィア・ルウェリン・デイヴィズ)

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落ち込むジェームス

時は1904年、ロンドンで劇の作家として活動していたジェームス・バリは脚本を担当した「リトル・メアリー」の初日舞台を見に来ました。ところが観客の感想は悪く、新聞にも悪評を書かれてしまいます。落ち込んだジェームスは新しく脚本を書こうと日課であるケンジントン公園に愛犬と一緒に散歩へ行きます。そこでジェームスはデイヴィズ家のシルヴィアと4人の息子に出会います。

シルヴィアは夫を亡くしていて、実家で母親と一緒に暮らしていました。ジェームスが公園のベンチに座っていると、子供たちがジェームスに近寄り、ちょっかいを出しながら話し掛けます。その後ジェームスは少年に戻ったかのように子供たちと一緒に遊び始めます。しかし3男のピーターだけは笑いもせず、心を閉ざしていたことにジェームスは気付きます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rYyn6-V5P48

デイヴィス家との夕食会

母親のシルヴィアから「ピーターは父親が亡くなってから心を閉ざしてしまった」とジェームスは聞きます。そしてジェームスは自宅へ戻り、妻のメアリーにデイヴィス家に会ったことを話します。妻のメアリーはシルヴィアの母親が演劇界で顔が知れた人物であることを知っていたため、ジェームスの力になれるのではと考え、デイヴィス一家を夕食へ招待しようとジェームスに提案します。

ところが夕食会が開かれ、シルヴィアの母:デュ・モーリエは厳しい性格でジェームスを見下し、冷たい態度をとりました。メアリーは夕食会は失敗だった、もうデイヴィス家と関わらない方がいいとジェームスに言いますがジェームスは忠告を聞かず、その後もデイヴィス家とどんどん親しくなります。ジェームスは3男のピーターが気掛かりで放っておけなかったのです。

どんどん親密になるジェームスとデイヴィス家

ジェームスはピーターにノートを渡し、夢を持つ大切さと空想で遊ぶ楽しさをピーターに教えます。ある夏の日、ジェームスはデイヴィス家に別荘を貸し、そこでたくさん子供たちと「ごっこ遊び」を楽しみました。次第にピーターの心の闇は薄れていき、ジェームスにもらったノートに執筆していきます。ジェームスもまた、子供たちと遊びながら新しいアイデアが浮かび上がり、脚本を作り始めました。

しかし、メアリーはデイヴィス家とどんどん親密になって行くジェームスを理解できず、完全に心が離れていました。さらに町では既婚者のジェームスと未亡人のシルヴィアが別荘で一緒に過ごしていたという悪い噂が流れ始めます。そんな噂はお構いなしと、ジェームスは変わらずデイヴィス家に会いに行き、ピーターは脚本を書き終え家族のみんなの前で発表しました。その時、突然シルヴィアの咳が止まらなくなり劇は一旦中止することになります。

シルヴィアが病気

心配したジェームスは病院へ行き治療することを勧めますが、シルヴィアは「子供たちと離れたくない」言い頑として聞き入れませんでした。そしてピーターは自分が劇をしたせいだと責任を感じ、また心を閉ざしてしまいます。

シルヴィアの母:モーリエからも悪いうわさがたってしまい、もらい手が無くなると困る、正直迷惑だとジェームスは責められます。その後、ジェームスは子供の頃から描いていた夢の国:ネバーランドとピーターが書いた脚本をミックスした演劇「ピーターパン」を上演することに決めます。

ある日、劇場に子供たちを招待させたとき長男が怪我を負ってしまい、治療をするようシルヴィアに言われますが、シルヴィアが病院へ行って治療をしないと自分も行かないとわざと言い、結局シルヴィアも病院へ行き治療をすることにします。その頃ジェームスは劇場の席を25席空けておいてほしいと関係者に伝え準備をします。一方メアリーはしびれを切らし、ジェームスに別れを告げて家を出て行きました。

ピーターパンが完成する

とうとう公演の日、突然シルヴィアが倒れてしまい子供たちだけで劇場に来ます。そして25席空けていた理由が判明します――ジェームスは孤児院の子供たちを密かに招待をしていたからです。ピーターパンは始まり海賊や妖精が空を飛ぶなど、夢がいっぱいつまったストーリーは子供はもちろん、大人も笑いが起こるほど楽しめ大成功となりました。

シルヴィアの元へ帰った子供たちはピーターパンを再現しようと自宅で壮大な演劇をすることにします。一方、シルヴィアはネバーランドに行けたと喜び、その後亡くなりました。子供たちの後見人はモーリエとジェームスが引き受けます。母を亡くしたピーターは落ち込み一人でベンチに座っていました。そこへジェームスが来て、「シルヴィアはネバーランドに行ったんだよ、信じればいつか必ず会える」と優しく話しかけピーターを抱きしめます。

ネバーランドの作品情報

ネバーランドのジャケット写真
レンタル開始日
2005/08/03
監督
マーク・フォースター
キャスト
ジョニー・デップ(ジェームズ・バリ) ケイト・ウィンスレット(シルヴィア・ルウェリン・デイヴィズ)
上映時間
100分
GEOで購入!
ネバーランドのユーザ評価

評価数:316件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ピーターパンは、どのように生まれたのか。原題の直訳は「ネバーランドを見つけること」。つい永遠を求めてしまうのは人の常、繊細なこどもならなおさらです。敏感で純粋な少年の心を、優しく包み込む劇作家の姿に、思わず落涙。今でこそ奇妙奇天烈な役が多いジョニーデップですが、こういう等身大の大人の役もうまいことに、素直に驚きました。
  • 思ったよりも地味に展開する作品でした。それだけに好感度高し。 ピーター・パンの劇を見せる様子には感動。 ジョニー・デップやケイト・ウィンスレットも派手な役じゃないのが逆に良かった気がします。 俳優陣で特に光っていたのは、ピーター役のフレディ・ハイモア。子役ながらあの繊細な演技。びっくりです。
  • 舞台作家のジョニーデップの隣に住む未亡人ケイトとその四人の息子と徐々に距離が縮まっていく ジョニーデップは、四人の子供をモデルに最高の劇をする。病気で実際にみに来れなかったケイトに、特別に自宅で劇をする。そこで、念願のネバーランドに連れていくことができた。 ケイトは最後死んでしまうが、 遺言のとおり、ジョニーデップが父親になるとピーターに誓った。 信じれば、いつでもママに逢える、ネバーランドにもいける。

参考URL
・youtube.com