ノクターナル・アニマルズのジャケット写真

ファッションデザイナーのトム・フォードによる7年ぶりの監督作「ノクターナル・アニマルズ」。新しい夫と共に暮らすスーザンのもとに、20年前に離婚した元夫エドワードから、彼が書いた小説が送られてくる。その小説に非凡な才能を読み取ったスーザンは、元夫と再会を望むようになる

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:トム・フォード
脚本:トム・フォード
原作:オースティン・ライト
出演:エイミー・アダムス ジェイク・ギレンホール マイケル・シャノン アーロン・テイラー=ジョンソン アイラ・フィッシャー カール・グルスマン アーミー・ハマー ローラ・リニー アンドレア・ライズブロー マイケル・シーン

元夫からの突然の手紙

ロサンゼルスでアートディーラーのオーナーとして展示会を開いていたスーザンは仕事が終わると疲れた顔をしていました。スーザンは自身の仕事は順調に収めていましたが再婚相手のハットンとはうまくいっていませんでした。ハットンはイケメンでお金持ちの夫でしたが浮気をしていたのです。スーザンは浮気をされていることに気がついていて不眠症になるほど悩んでいました。

そんなある日、20年以上疎遠だった元夫のエドワードから荷物が届きます。中身はエドワードが書いた小説「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」でスーザンに読んだ感想を教えてほしいというメッセージも残されていました。スーザンは何故今頃になってコンタクトを取ってきたのか考えますが、小説を読み始めると生々しい内容に感情が溢れていて驚きます。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=AuNdHjQ3THU

憎しみにかられた小説の内容とは?

小説の物語のストーリー―は……夫トニーと妻ローラの夫婦の間に一人娘のインディアがいました。ある日の夜3人は車に乗り走らせていた時、2台の車から文句を言われ車を停めて口論となります。しかし相手は数人いたため夫のトニーは力及ばず殴られてしまい、妻のローラとインディアが連れ去られてしまします。

翌朝、トニーはボビィ警部と共に2人を探し、見つかった2人は既に変わり果てた姿で息絶えていました。トニーは憎しみにかられ犯人たちに殺意を持つようになります。その後容疑者の一人が捕まり、後に主犯格と言われる人物も見つかりましたが証拠不十分で釈放されることになりました。

もちろんトニーは納得していません。そして事件の担当者だったボビィ警部は末期癌のため事件の担当も外され、余命1年未満と宣告されていたことをトニーに話します。

スーザンとエドワードの関係

これ以上失うものが無くなったトニーとボビィは釈放された犯人たちを自分たちで自白させようと試みます。ところが、犯人たちと口論の末ボビィとトニーは犯人を殺してしまいます。そしてトニーは無気力になり路上に一人倒れ、自分に銃を向け自殺しました。

スーザンは小説を一気に読み終え、圧巻のストーリーに興奮した状態でエドワードとの過去について振り返りました。ニューヨークで幼馴染のエドワードと再会し、恋に落ちた2人は両親から反対されたにもかかわらず強引に結婚しました。

しかし小説家希望のエドワードはなかなか芽が出ませんでした。そんなエドワードに対し経済力や未来が見えてこない不安から次第に愛情が薄れていったスーザンはうんざりし始め、罵倒する毎日が始まります。

それでもエドワードはスーザンを愛していると訴えますが、スーザンはお金持ちのイケメン男性で今の夫ハットンと浮気をし、あっさりエドワードを捨て再婚したのです。

エドワードの目的は何だったのか?

そしてスーザンは昔のエドワードではなくなった、小説家としての才能をやっと開花したんだと思い、久しぶりに再会したいとエドワードに連絡します。

数日後、スーザンはエドワードとの待ち合わせ場所のレストランへ向かいます。スーザンはここ最近は夫ハットンとの夫婦関係に悩んでいたため、結婚指輪を外して久しぶりに心躍らせてエドワードを待っていました。

待ち合わせのレストランはとても賑やかでスーザンは1人で待ち続けましたが、一向にエドワードは現れませんでした。お酒を1人寂しく飲んで待ち続けたスーザンは、まるで小説のラストに登場するトニーが路上に横たわり自殺をする場面のように孤独そのものでした。そしてスーザンはエドワードは来ないと気づき悲しい目をしていました。

ノクターナル・アニマルズの作品情報

ノクターナル・アニマルズのジャケット写真

公開日
2017/11/03
監督
トム・フォード
キャスト
エイミー・アダムス ジェイク・ギレンホール
上映時間
116分
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ノクターナル・アニマルズのユーザ評価

評価数:121件
評価 :★★★☆☆(3.4/5)

同じトム・フォード監督の「シングルマン」もオススメ!

ラストシーンまで謎が残る映画「ノクタール・アニマルズ」。エドワードはスーザンに伝えたかったことは何だったのか、何故小説の題名を「ノクタール・アニマルズ」にしたのか、観た人それぞれに解釈が異なる面白い内容となっています。映像も過去と現在が交差するので見応えがある作品です。今作品を手掛けた監督、トム・フォード氏はファッションデザイナーとしても有名で自身のブランドも立ち上げている方です。トム・フォード氏が監督の2009年に公開された映画「シングルマン」も話題となりました。映画のあらすじは同性愛の恋人を事故で亡くした主人公のジョージが、もう一人では生きていけないと思い自殺しようとしていた時に一人の男性が現れます。主演を演じたコリン・ファースさんの演技がとても魅力的で一気に観てしまう映画なのでおすすめです。

シングルマンの作品情報

シングルマンのジャケット写真

レンタル開始日
2011/03/04
監督
トム・フォード
キャスト
コリン・ファース ジュリアン・ムーア
上映時間
101分
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シングルマンのユーザ評価

評価数:478件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 映像がキレイでBGMもキレイで、登場人物も魅力的で、切なくて、色っぽくて、色彩がセピア調?なんだけど時たま主人公の感情でふわっと色鮮やかになる瞬間にたまらなくドキッとする…でもラストのケニーの事を考えると複雑
  • ファッションデザイナーのトム・フォードが監督だけあって、比較的スタイル良い男優がキャストされてた感じがしました。音楽や見せ方などがまるでファッションショーの様でした。
  • 最近知った俳優さんがたくさん出ていてびっくりしました。ホビットのリーペイスやイミテーションゲームのマシューグード、そしてマッドマックスのニコラスホルト。みーんなだいすき!コリンファースとマシューがいちゃつくのがとても綺麗でした。終始とても綺麗で切なくてとても有意義な時間を過ごせました。私もかっこいい男の人になりたい…!

参考URL
・youtube.com