ノルウェイの森のジャケット写真

村上春樹による同名のベストセラー小説を映像化した青春映画「ノルウェイの森」。独特な空気が流れる映画作品をあなたはどう感じ取りましたか?

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ワタナベの親友キズキの衝撃的な自殺

舞台は1967年、兵庫県の神戸市。ワタナベとキズキは高校時代の、親友の間柄でした。その親友の恋人が直子。キズキと直子のふたりは、幼なじみでいつも一緒に居て、誰が見ても仲の良いカップルでした。その中にいつも自然と交ざっていたワタナベは、高校時代の青春の時間をふたりと沢山共有してしました。

親友の恋人だとわかっていても、ワタナベは密かに直子のことが気になっていくのです。もちろんキズキと直子の関係を壊そうとか、彼女を奪うなんてことは考えません。気持ちは胸の中にしまい込みました。その後、衝撃的な事件が起こります。キズキは車の中にガスホースを繋ぎ、車内に排気ガスを充満させて、自らの命を絶ってしまいます。ワタナベにとっては唯一の親友、キズキの死は深い悲しみを与えました。死のショックを忘れる為にも、誰も知らない場所へ上京することを決意しました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=-T7fo0afTzE

抜け殻のような大学生活を送るワタナベ

学生運動が頻繁に行なわれていた時代、ワタナベは東京の大学に通い始めました。暮らしていたのは、学生寮。様々な学生が生活する中で、ワタナベはまた大切な人を失いたくないという気持ちからか、人との接触は避けるようにひっそりと暮らしていました。いつも読書に明け暮れていたのです。

ひとりだけ心を許せたのが永沢という先輩。とても洗練されていて、ミステリアスな空気を纏っていました。永沢はとても女性からモテていました。女遊びも激しかった永沢と行動することで、ワタナベもどんどん女性を知って行くことになります。そんな大学生活を送っていた矢先に、偶然にも直子と再会するのです。久しぶりに会ったふたりは自然と会話が盛り上がり、毎週日曜日になるとデートするようになって行きました。

深まったと思われたワタナベと直子との絆だが・・・

ワタナベと直子は、お互い深い心の傷を負った者同士。自然と仲は深まって行きました。しかし、ふたりとも、キズキの話をすることは無かったのです。直子は20歳の誕生日を迎え、ワタナベは自宅でお祝いをしてあげることにしました。その日ふたりは一夜を共にします。

驚くことに、直子は初めてだったのです。ついワタナベは、キズキと直子の間には肉体関係はなかったのかと、聞いてしまいます。その話をしてしまった直後、直子はワタナベの前から突如姿を消してしまったのです。住んでいたアパートからも引っ越してしまい、連絡は途絶えてしまいました。その後ワタナベは、直子とは正反対のタイプの緑と出会います。ある日緑が自宅に招いてくれた時に、キスをしたのです。しかし緑には彼氏が居ると打ち明けられ、ワタナベも想いを寄せる人が居ると伝え、それ以上の進展はありませんでした。すると直子から手紙が届き、ワタナベは会いに行けることになりました。

再び理解し合えたワタナベと直子――ところが

直子からの手紙の内容は驚くべきものでした。ワタナベの前から姿を消した直子は、その後神戸の実家に戻るも、精神的に病んでしまったと言うのです。症状は深刻で、京都の山奥にある療養所で生活していました。ワタナベはすぐに会いに向かい、ついに数ヶ月振りに直子と再会したのです。

この時は、直子の部屋の同居人のレイコも一緒に話をしました。それは毎回のことでしたが、ワタナベは直子に会えるだけでも喜びを感じていたのです。レイコは自身も患者ながら、音楽の先生の役割も担っていました。直子のリクエストということで、レイコはビートルズの楽曲「ノルウェイの森」をギターで弾き語りしてくれます。この曲を聴くと直子は、必ず毎回泣いてしまうのです。ワタナベは抱きしめることしかできませんでした。

その後、東京で一緒に暮らそうとワタナベは直子に話します。しかし直子は林の中で、首つり自殺してしまったのです。絶望に打ち拉がれていたワタナベの元へ、レイコが訪ねて来ます。その夜ふたりは結ばれます。お互いの傷を慰め合うように。そしてワタナベは、緑が彼氏と別れたと聞き、はじめからやり直そうと伝えるのでした。

ノルウェイの森の作品情報

ノルウェイの森のジャケット写真
レンタル開始日
2011/06/22
監督
トラン・アン・ユン
キャスト
松山ケンイチ(ワタナベ) 菊地凛子(直子)
上映時間
134分
GEOで購入!
ノルウェイの森のユーザ評価

評価数:1436件
評価 :★★★☆☆(3.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 評価は人によって二極化するかと思います。学校の国語の教材になるくらいなので、心情の移り変わりを感じとるだけでも難しい問題となります。何度も繰り返し見ることで、わかることもあるのか思います。私には大変良い作品に感じ取れました。
  • 当時中学生でしたが、原作は徹夜してまで一気に読破しました。待望の映像化された今作は、原作の空気感が繊細な描写で描かれており、雰囲気を損ねる事無く楽しめます。
  • ストーリーが飛び飛びで大事な言葉や設定が抜けているため切なくなりますが原作を読めば話の内容を理解し補えるので割り切ってしまえば素敵な映画だと思えます。特に本とは違い少ない言葉で映像が綺麗に再現されているところや出演者みんな繊細な声で話すところが好きです。

「冷静と情熱のあいだ」もオススメ

「冷静と情熱のあいだ」は女性視線と、男性視線の両方から描かれた小説が原作になります。10年後の誕生日にフィレンツェで再会しようと誓った、順生とあおい。そんな約束を交わしたにも関わらず、ふたりは別れてしまいます。しかし順生は、ずっとあおいのことを想い続けていました。その後の順生は、あおいとの約束も胸に秘めながら、フィレンツェで絵画修復師の修行をしていました。その後なんと、あおいもイタリアのミラノで宝石関係の仕事をしていることを知ります。順生は思い切って、あおいに会いに行くことを決意するのです。あおいには新しい恋人がおり、同棲生活を送っていると知るのでした。ふたりは別々の人生を歩んでいることを、思い知らされるのです。フィレンツェに戻ると、絵画修復師の工房が突如閉鎖してしまいます。日本に帰国しても想いは断ち切れず、あおいに手紙を送ることにしました。順生にも恋人が居たが、もう一度イタリアへ渡るのです。あおいの方も、同棲していた恋人とは距離をおいていました。ついにふたりは1年後、約束の場所で再会することができたのです。

冷静と情熱のあいだの作品情報

冷静と情熱のあいだのジャケット写真
レンタル開始日
2002/07/17
キャスト
竹野内豊 ケリー・チャン ユースケ・サンタマリア
上映時間
125分
GEOで購入!
冷静と情熱のあいだのユーザ評価

評価数:413件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 純愛っていいなと思わせてくれる映画です。竹野内豊は本作が映画デビューです。かっこいいです。「芯が強く、でも寂しがり屋」な役をケリーチャンが、自分に気持ちが無いと分かっているのに彼に夢中になっている女性を篠原涼子さんが好演。 ケリーチャンと竹之内のカップルは当初違和感を感じてしまったけど、ラストでは超お似合いじゃないかと思ってしまいました。綺麗な町並みと音楽がとてもよかったです。綺麗な純愛映画です。
  • 出会い、別れ、再開を通じ外国や日本をいききする壮大な恋愛ストーリー。恋愛物語にはありがちなパターンだが、外国の町並みやエンヤの音楽によりかなりいいできだとおもいます。あと、二人の恋愛物語でけではなく、それをとりまくまわりの人々の揺れる恋心も必見です^^ラストのシーンではなにか心に残るものを感じました。
  • 話的には中盤からなんとなく話は見えてきますがそれでもイイ!です。なんというかこの登場人物と自分との時代背景が似ているという所も引き込まれた原因かもしれません。

参考URL
・youtube.com