ハプニングのジャケット写真

朝のニューヨーク、セントラルパーク。大勢の来園者たちの中で、突然1人の若い女性が自らの命を絶つ。同時にある工事現場でも、作業員たちが次々とビルの屋上から身を投げ出す。セントラルパークでテロリストによる攻撃かもしれない事件が発生し、犠牲者は死の直前に 言葉の混乱 や 方向感覚の喪失 という兆候があったという情報は、フィラデルフィアのある高校にも伝わってきた・・・

監督:M.ナイト・シャマラン、脚本:M.ナイト・シャマラン、音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード、出演:マーク・ウォールバーグ(エリオット) ズーイー・デシャネル(アルマ) ジョン・レグイザモ(ジュリアン) 

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

大都会でテロ発生か?!

晴天のニューヨーク:セントラルパーク内では多くの人が散歩をして楽しんでいました。そこに若い女の子二人がベンチに座っていたら突然周囲の人々が立ち止まり、まるで静止画のように動かなくなります。

散歩中の犬だけが動き、風に揺れる木々の音だけが響く奇妙な光景に、女の子の一人は不安になります。そして、隣に座っていた友達に話しかけますが、なんとその友達も動きません。動かなくなった友達は何かを呟き、自分の髪の毛に付けていた髪留めを自分の首に突き刺します。

同じ頃、セントラルパーク近くの工事現場で屋上にいた工事作業員一人が転落し、事故が起きたと思った現場監督が対応しようとしていた時、屋上にいた工事作業員が次々と気を失ったかのように転落し始めます。監督は異常な光景に目を疑い、声を震わせます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fqB4OKDD1_8

避難命令が出たニューヨーク

その頃、ニューヨークのフィラデルフィア高校では化学教師のエリオットがアメリカで起こったミツバチ失踪事件について授業をしていました。生徒たちは退屈そうに授業を受けていてエリオットが生徒に原因について問いを出すと、生徒は「自然界の事は誰にもわからない」と回答し、エリオットはその答えに賛同し「原因がわからないから観察や実験などを何度もする。それが化学!」と生徒に説明します。

ところが、授業中に校長が突然学校内の全教師を集め、「セントラルパークで毒ガスが撒かれるというテロが起きた。その症状は意味が分からない内容を話した後、方向感覚がおかしくなり最後に死んでしまう」と説明し、生徒たちをすぐに自宅待機させるように教師に指示します。

エリオットも帰宅の準備をしていた時に、同僚の数学教師:ジュリアンから「電車で一緒に避難しないか」と誘われ、エリオットは最近不仲の妻:アルマを連れて駅に向かいます。

電車が運行不能!更に被害が拡大し怯える人々

エリオットは同僚のジュリアンとその娘ジェスと合流し、電車に乗りますが、駅は避難する人々で大混雑していました。メディアではセントラルパークで起きた状況に対し、様々な情報が飛び交っていていましたが、テロではないようだと報道されます。

そんな中、フィラデルフィアでも不可解な現象が現れます。公園近くで人々が立ち止まり警察官が自身で所持していた拳銃で自殺し、その拳銃で周りにいた人々も次々に自殺し始めたのです。

その情報が電車内で流れ、皆パニック状態になります。そしてジュリアンは別行動していた妻が心配になり電話をして無事を確認します。そして列車は田舎町で急停車をし、運行中止を乗客に伝えました。理由は誰とも連絡が取れないためでした。

エリオットたち4人は近くのレストランに入り一先ず休んでいると、近くにいた女性からフィラデルフィアの動物園の動画を見せてもらいます。その動画は飼育員が自分の腕をライオンに食べさせている動画で4人は恐怖と不安に駆られます。

原因はなんなのか?

エリオットは車を持っている夫婦に声を掛けられ、一緒に行動することにします。ジュリアンは連絡が途切れてしまった妻を探しに行くため、娘をエリオット夫婦に預け別行動になりました。ジュリアンはボストン行きの車に乗せてもらい、途中で何人も首つり自殺をしている光景を目にします。

その時ジュリアンの乗せた車が止まり、突然急発進をして街路樹に激突します。ジュリアンはなんとか車内から逃げられましたが車のガラス片で手首を切り始めました。その頃エリオットたちはハイウェイに向かおうとしていましたが、途中で出会った人たちからの情報で一旦車を止めます。

エリオットは現象の始まりは公園で、しかも人が多いところで起こっていると考え、まだ現象が起きていない地域へ数名のグループに分けて行動することにします。ところが人数が多いグループから次々と死んでいきます。

そして最後はエリオット、アルマ、ジェスと少年二人の5人になってしまいました。途中農家が見えたので食べ物を分けてもらおうとしましたが、家主は冷たく断ります。怒った少年2名は家主が放った銃で死亡します。

現象は終わりではなかった

とうとう3人になったエリオットたちでしたが、一軒の古民家を見つけて訪問します。そこには気味の悪い老婆一人暮らしをしていました。夕食と寝床を用意してくれた老婆でしたが、翌朝庭に出ていたとき突然風が吹き、老婆は頭突きをし始め死亡してしまいます。

エリオットは朝から姿が見えないアルマとジェスを離れた場所で見つけ、叫びながらドアを閉めるよう伝えます。もう逃げられないと覚悟をしたエリオットはアルマに「最後は君と一緒にいたい」と言い、アルマも同じ気持ちでした。二人は覚悟を決め外に出て抱き合いますが何も起こりませんでした。

エリオットは現象が収まったと思い安堵します。それから3か月後学校へ行くジェスをアルマとエリオットが見送ります。テレビニュースでは今回の異常な現象について理論が繰り広げられていました。そしてアルマは妊娠の報告をエリオットにできることを楽しみにしていました。その後、パリの公園で悲鳴が上がり、人々は立ち止まります。そして綺麗な並木道に風が吹きました。

ハプニングの作品情報

ハプニングのジャケット写真
レンタル開始日
2009/01/09
監督
M.ナイト・シャマラン
キャスト
マーク・ウォールバーグ(エリオット) ズーイー・デシャネル(アルマ) ジョン・レグイザモ(ジュリアン)
上映時間
91分
GEOで購入!
ハプニングのユーザ評価

評価数:1735件
評価 :★★★☆☆(3.3/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 友達に勧められて借りたのですが、評価よりも面白かったです(^^)! ハッピーエンドではなくこれからも悪夢は続いていくことを示唆したシーンで終わり、悲しいですがいいエンディングに感じました。妊娠の幸せなシーンと連続させることで小さい世界の幸せと大きい世界の絶望が対比されており印象的でした。
  • 不可解な現象が立て続きに起き、『何故?』という疑問や不安が出てきてとても怖いです。本当に最初は得体の知れない何かが来る感じで怖かったです。
  • オチも無ければ、盛り上がり部分もない。 派手な演出も無ければ、目を背けてしまうような恐怖部分も無い。 それなのに90分観れてしまう。 それなのに充分な怖さがある。

見えない何かに怯えるSFホラー映画「ミスト」もオススメ

見えない敵について迫力満点に作られている「ハプニング」。監督のM・ナイト・シャマランの独特な世界観が感じられるハラハラするストーリーに癖になる人も多いはずです。同じように見えない恐怖に戦う映画でおすすめなのが、2007年に公開されたSFホラー映画「ミスト」です。あらすじは8歳の息子とスーパーへ買い物へ来たデヴィッドが店内にいた時、突然外が霧まみれになり外にいた人たちが次々に死んでいきます。外で生き延びてきた人の話では、巨大な何かが襲ってきたと言っていました。デヴィッドたちは何とか外に出ることができましたが、巨大な怪物たちを目にして死を覚悟します。さらにラストシーンのデヴィッドの決断が見どころとなっている映画となっています。

ミストの作品情報

ミストのジャケット写真
レンタル開始日
2008/09/17
監督
フランク・ダラボン
キャスト
トーマス・ジェーン(デヴィッド・ドレイトン) マーシャ・ゲイ・ハーデン(ミセス・カーモディ)
上映時間
125分
GEOで購入!
ミストのユーザ評価

評価数:3325件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 何回も見てる映画。 ラストの衝撃はピカ1。 今はツッコミどころを探してしまうけど、自分が主人公の立場ならどうするだろうとみた後に考えてしまう映画。
  • 何回見ても飽きがこない。されどどこまでも救いがない物語。はっきり言って観る人によっては駄作と呼ぶのかもしれないが、これほどスティーブンキングの作品を限りなくB級に仕上げたのは逆に素晴らしいと思う。
  • 霧に包まれたスーパーで怪物に襲われるという非現実的だが、「正しいと思ってやったことが全て悪い結果に終わる」という、ある意味で現実的な映画。高校生の頃に映画館で観て号泣した。にもかかわらず、2回も観に行ってしまった。当時の自分と話せるのならば「上手くいかなくて辛いことは山ほどあるけど、そんなに真面目になるな。どうせ何十年か経ったら死ぬんだから、自分が楽しくて正しいと思ったことをやればいいんだよ」と言ってやりたい。心に余裕のある時に観ておきたい最悪な作品だ。

参考URL
・youtube.com