バリー・シール/アメリカをはめた男のジャケット写真

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のダグ・リーマン監督とトム・クルーズが再タッグを組んだクライム・アクション。民間航空会社の敏腕パイロットからCIAエージェントとなり、一方で麻薬の運び屋でもあった実在の人物=バリー・シールの生涯を映し出します。それでは「バリー・シール」のあらすじからネタバレまでどうぞ。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:ダグ・リーマン
製作:ブライアン・グレイザー ブライアン・オリヴァー タイラー・トンプソン ダグ・デイヴィソン キム・ロス
出演:トム・クルーズ(Barry Seal) ドーナル・グリーソン(Monty Schafer) サラ・ライト(Lucy Seal) イー・ロジャー・ミッチェル ジェシー・プレモンス ローラ・カーク アレハンドロ・エッダ ベニート・マルティネス ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ジェイマ・メイズ

CIAにスカウトされる天才パイロット

時代は1970年後半、アメリカとソ連との冷戦中に起きた真実のストーリーです。TWA(トランス・ワールド航空)で若くして機長となり働いていたバリー・シール。彼の腕前は誰もが認めるほど超一流で、しかもバリーはパイロットという立場から検査が緩いことを利用し、秘密に葉巻の密輸をしていました。そこへ目を付けたCIAのエージェントがバリーに近づき、密輸していることを黙っておくことを条件にある仕事の依頼をします。

それは隠しカメラ付きの小型飛行機で偵察飛行をしてほしいという極秘作戦の依頼でした。バリーは難しい任務をあっさり終え、自宅へ帰りパイロットの仕事を辞めて別の仕事(CIA)に就くと妻のルーシーに相談しますが、ルーシーは反対します。

しかしパイロットの仕事内容に満足していなかったバリーはCIAが用意した会社へ転職。ここからバリーはCIAの任務をこなしながら密輸王とも言われる程、裏社会でも知名度を上げていくのです。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=a0JPpuPC33k

どんどん大金持ちになっていくビリー

初仕事から数年後、バリーはCIAとパナマの独裁者とも言われていたノリエガの仲介役を務めるほどになっていました。そして仕事をこなしながら、バリーはコロンビアの犯罪組織:メデジン・カルテルとも繋がりを持ち、コカインをルイジアナ州に密輸する仕事まで手をつけていました。

CIAはバリーが密かに犯罪を犯していることを知っていながら目を瞑っていました。何故ならバリー以上の腕前を持つパイロットが他にいなかったためです。
しかしCIAはバリーを見逃すことができても麻薬取締局からはそうはいきませんでした。

次第にバリーに疑いの目が向けられ始めます。CIAは「麻薬取締局が逮捕しようとしている」とバリーに忠告をしますが、バリーは全く聞く耳もたず。その後CIAの任務でホンジュラスの親米反政府組織:コントラに銃の密輸をするように指示があります。バリーはその任務中にも銃をメデジン・カルテルに横流し続け、どんどんお金を手にしていきます。

義理弟がビリーの前に現れる

バリーは瞬く間に大金持ちとなり、その後豪邸に引っ越し大金を銀行に預けたことで地元の銀行が潤い、次々に支店を増やしていきます。バリーのお陰で町に活気が出ました。しかし妻のルーシーは預かりきれない札束が家中に置かれていったことでバリーを責め始めます。

バリーは札束を庭に隠したり、あらゆる収納スペースに隠しますが次々と札束が入ってくるためお手上げ状態でした。しかもルーシーの弟:JBがバリーの家にやってきて度々お金を奪っていく始末。

JBは前科があり素行が悪く、バリーの忠告を無視した結果、警察に捕まってしまいバリーに助けを呼びます。そしてバリーは国外に行くように提案しチケットを渡しますが、その後JBは車が爆破して死んでしまいます。そんな中バリーは命知らずのパイロットを数名雇い、密輸集団を結成。さらに儲けようと動き始めます。

大富豪から孤独への転落

その後CIAの作戦が失敗に終わったことがきっかけでバリーはCIAから見放されてしまいます。バリーが独り身となったことを確認し、麻薬取締局やFBI警察が一気にバリーの逮捕へと動き始めます。

そしてとうとう逮捕されてしまったバリーは何故かあっさり釈放されます。その理由はホワイトハウスからの依頼を引き受けたからです。その依頼とは、パブロの麻薬組織とサンディニスタが繋がっている証拠を取るというものでした。

バリーは指示通り証拠の写真を押さえることができましたが、それはこれまで取引してきた組織を裏切る行為にあたりました。予想通りメデジン・カルテルから命を狙われるようになったバリーは、裁判所から言い渡された社会奉仕活動をしつつ、一人でモーテルを転々とし逃げ続けますが、最終的にメデジン・カルテルの刺客に殺されてしまいます。

バリー・シール/アメリカをはめた男の作品情報

バリー・シール/アメリカをはめた男のジャケット写真

公開日
2017/10/21
監督
ダグ・リーマン
キャスト
トム・クルーズ(Barry Seal) ドーナル・グリーソン(Monty Schafer)
上映時間
115分
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バリー・シール/アメリカをはめた男のユーザ評価

評価数:456件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 映画というよりドキュメンタリー見たい、実話やからリアルすぎてどんでん返しも無くて夢がない金金金のアメリカのドロドロした話。トムクルーズは男前やなぁ。
  • キャッチコピーに偽りあり!ですが、にやっとさせる細かな演出や良いテンポ感で最後までだれることなく観れました。ストーリー的にはもう少しハッピーな感じがよかったなあ。実話なのでしょうがないけど。

「ロード・オブ・ウォー」もオススメ!

実在した人物の映画作品とは思えないほど莫大な金額を儲けていたバリー・シーン。ストーリーの合間には置き場に困るほどの札束や、命の危険を楽しんでいるように見える破天荒なビリーが映画では見どころで、観ている側もスリリングな気持ちになり大いに楽しめます。今作品と類似したおすすめの作品は2005年に公開された「ロード・オブ・ウォー」です。実在した武器の商人数名の歴史を1つのストーリーとしてまとめ、半実話の内容となっています。簡単なストーリーは主人公のユーリーが偶然レストランでギャングの銃撃戦を見たことがきっかけで、弟と一緒に武器の闇商人と言われるビジネスを始めます。その後ソ連が崩壊した時代となり、膨大な数の武器が手に入り一気に富を得るという内容です。主役を演じたニコラスケイジが世界中の武器の流通を支配していく様がリアルに感じられる映画となっています。

ロード・オブ・ウォーの作品情報

ロード・オブ・ウォーのジャケット写真

レンタル開始日
2006/06/09
監督
アンドリュー・ニコル
キャスト
ニコラス・ケイジ イーサン・ホーク ジャレッド・レト
上映時間
122分
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ロード・オブ・ウォーのユーザ評価

評価数:370件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 戦争の裏にある実状を描いている。たくさんの人に見てほしい映画。ただ、アクションはないに等しい、ヒューマンドラマ寄り。話はテンポ良く進むので退屈さは感じなかった。
  • 前半は軽い感じで見れるけど、後半は本当に深刻な現実なんだなぁと考えさせられる深い映画です。凄く良かった
  • ニコラスの主演作の中でもかなりの良作だと感じました。やっぱりアンドリューニコルの描き方がうまいのか、それともイーサンホークの使い方が上手いのか。なんにせよ、作品自体の雰囲気がかなり好きでした。

参考URL
・youtube.com