ピッチ・パーフェクトのジャケット写真

ひょんなことから、大学のアカペラ部に入部した少女たちの友情と成長を描いた音楽映画「ピッチ・パーフェクト」。主演のアナ・ケンドリック(「イントゥ・ザ・ウッズ」)は、歌唱パフォーマンスも披露。コップを楽器代わりに歌うシーンが、世界中で話題になりました。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:ジェイソン・ムーア
原作:ミッキー・ラプキン
脚本:カイ・キャノン
出演:アナ・ケンドリック スカイラー・アスティン レベル・ウィルソン アナ・キャンプ ブリタニー・スノウ アダム・ディバイン エリザベス・バンクス クリストファー・ミンツ=プラッセ

アカペラサークル「ベラーズ」

本作の主人公は、プロのDJを夢見る女の子ベッカ。高校を卒業し、すぐにも憧れのNYでDJ修行をしたい彼女ですが、「まずは大学生活を楽しめ。友達を作れ」という父親の強い勧めで、しぶしぶながら進学することにします。しかし大学生活に何の希望も抱いていないベッカは、勉強にも友達作りにも無関心。ひたすらパソコンを前に、オリジナルのミックス制作に精を出すのでした。

そんな殻にこもりがちな彼女にも、ある出会いが訪れます。一人はラジオ局のCD整理のバイトで知り合った男の子ジェシーで、ベッカと同じバーデン大学に通う学生でした。ジェシーはつれない態度のベッカにも積極的にアプローチし、二人は徐々に親密になっていきます。

そしてもう一つの出会いが、大学のアカペラサークル「ベラーズ」の面々。当初サークル活動にも興味のなかったベッカですが、シャワー室で鼻歌を歌っている最中(デヴィッド・ゲッタの「タイタニウム」)、いきなりベラーズのメンバー・クロエにスカウトされたのです。父親からの強いプレッシャーもあり、とりあえず入部のオーディションを受けたベッカは、クロエとリーダーのオーブリーの目の前で見事な歌声を披露。晴れてベラーズのメンバーとして認められたのでした。

※ちなみにこの時ベッカ役のアナ・ケンドリックが歌った「カップス」は、YouTubeでも大人気の曲となっています。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=scsGvFKJesY

「ベラーズ」の仲間たち

女性オンリーのベラーズに集ったのは、超個性派のメンバーばかり。リーダーのオーブリーは厳格な反面プレッシャーに弱く、前年のICCA(大学アカペラ選手権)決勝では、緊張のあまり公衆の面前でランチを逆噴射させてしまうという失態を演じていました。そしてベッカと同じく新加入のメンバーには、声も横幅もド迫力のファット(太っちょ)・エイミー、セクシーすぎるステイシー、極端に声が小さいリリー、レズビアン疑惑のあるシンシアなど、多彩な面々がそろいます。

ベラーズが目標とするのは、前述のICCAでの優勝でした。そしてその最大のライバルとなるのは、同じ大学の男性アカペラサークル「トレブルメイカーズ」。ジェシーも参加するトレブルメイカーズはICCAの前回王者で、今回も優勝が本命視される強豪チームです。打倒トレブルメイカーズを掲げ、早速オーブリーの指揮の下厳しい訓練が開始されます。

しかしあまりにルールを押し付けるオーブリーにベッカは反発。二人はピリピリムードを隠せません。新生ベラーズの初披露となるステージもボロボロで、おまけにソロを取るクロエには声帯結節が発覚するなど、グループにとっては前途多難な船出となってしまいます。

一方、映画作曲家志望のジェシーは、映画をほとんど見ないというベッカのために、おすすめのDVDを持参します。その名作「ブレックファスト・クラブ」の結末を思い入れたっぷりに解説するジェシー。二人は何ともいい雰囲気になりかけますが、ベッカは肝心なところで彼を避けてしまうのでした。

ICCA予選開始!

ICCAの予選を控えたベラーズですが、相変わらず問題は山積み。クロエは病気で高音が出せないため、ソロはできません。クロエは代役としてベッカを推しますが、「選曲とアレンジを任せてくれるなら」というベッカの条件をオーブリーは速攻ではねつけます。問題は他にもありました。女性だけのグループであるベラーズは低音が出せないため、男性グループほどアレンジの幅がないのです。さらにかたくなに伝統を守ろうとするオーブリーによって、選曲も振り付けも一切変更が許されないという状態でした。

そんなこんなで始まったICCA地区予選ですが、ベラーズは何とか2位に入り準決勝へと勝ち残ります。しかしベッカは予選会場で起こった喧嘩騒ぎに巻き込まれ、警察署へ連行されるはめに。心配したジェシーがベッカの父に連絡し、無事保釈されますが、父に知らされたことを怒るベッカはジェシーにきつく当たってしまうのでした。そして準決勝の日――強敵ぞろいの中ベラーズはステージに上がりますが、保守的なパフォーマンスに聴衆は退屈気味。

その時業を煮やしたベッカは、突然アドリブでアレンジを変えてしまいます。終了後、オーブリーはベッカの勝手な行動をなじりますが、ベッカも引きません。険悪ムードの中ジェシーが仲裁に割り込んできますが、ベッカは余計なお世話とはねつけてしまいます。傷ついた顔のジェシー。ベッカはたまらず会場を飛び出し、結局ベラーズもここで敗退となってしまうのでした…。

敗者復活

ベラーズからもジェシーからも孤立してしまったベッカ。しかし以前とは違い、1人になった彼女を待っていたのは強い孤独感でした。ジェシーの勧めてくれた「ブレックファスト・クラブ」を全編見通し、思わず涙するベッカ。ジェシーに謝りに行くものの、「気にかけてくれる人を拒絶するのはなぜかよく考えろ」と突き放されてしまいます。父親とも話し合ったベッカは、今までコミュニケーションから逃げていたけど、拒絶は孤独でしかないと気づくのでした。

そんな時、ベラーズの元へ敗者復活の知らせが届きます。決勝進出したグループに、年齢詐称が発覚したのです。ベッカはメンバーに謝ろうと顔を出しますが、その時彼女たちは大ゲンカの真っ最中。そんなメンバーたちに、ベッカは「ブレックファスト・クラブ」方式でお互いの秘密を告白しあうことを提案します。腹の底を見せ合ったことで打ち解けた彼女たちは、心機一転新しい体制で挑むことにするのでした。

そしていよいよ迎えた決勝戦。トレブルメイカーズがジェシー主導で見事なパフォーマンスを見せた後、満を持してベラーズが登場します。選曲とアレンジはベッカ。DJ志望の彼女らしく、さまざまな曲のメロディーを自由自在につなぎ合わせる展開と、メンバーそれぞれの個性を生かしたソロパートで、聴衆を一気に惹きつけます。手術の副作用で低音が出せるようになったクロエのおかげで、アレンジの幅も広がっていました。

そして要所要所に配される「ブレックファスト・クラブ」のテーマ曲、シンプル・マインズの「Don’t You」。これはもう、全員否が応でも盛り上がる!結局圧巻のステージを見せたベラーズは優勝をかっさらい、ベッカも「ブレックファスト・クラブ」のクレアとジョンのごとく、ジェシーとめでたく結ばれるのでした。

ピッチ・パーフェクトの作品情報

ピッチ・パーフェクトのジャケット写真

レンタル開始日
2015/10/07
監督
ジェイソン・ムーア
キャスト
アナ・ケンドリック(ベッカ) レベル・ウィルソン(“ファット”エイミー)
上映時間
112分
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ピッチ・パーフェクトのユーザ評価

評価数:28件
評価 :★★★★☆(4.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • いい作品です。邦画にはない、エンターテイメント性。馴染みのある楽曲を歌唱力抜群の海外若手俳優陣が様々なバリエーションで歌い上げます。
  • アカペラ物だから最初から期待してましたが当たりでした!アナケンドリックさん、歌上手い!歌ってるシーンは鳥肌もの! 歌バトルっぽいシーンでは次々と流れる歌に感動しちゃいました。って感動ばかりかというと、あるんです、下ネタ & お下劣が!引いちゃうネタも多々有りです。
  • 音楽映画は、余り好きではないのですが、この映画は、バーレスク以来久々に楽しめました。2は、世界大会みたいなので、楽しみにしてます。是非見て下さい。

参考URL
・youtube.com