フューリーのジャケット写真

<簡単な解説>
1945年のヨーロッパ戦線を舞台に、1台の戦車でドイツの大軍に立ち向かう5人の米兵たちの壮絶な戦いを描く戦争ドラマ。監督は「エンド・オブ・ウォッチ」のデヴィッド・エアー。出演は「マネーボール」のブラッド・ピット、「欲望のバージニア」のシャイア・ラブーフ、「ウォールフラワー」のローガン・ラーマン、「エンド・オブ・ウォッチ」のマイケル・ペーニャ、「オーバードライヴ」のジョン・バーンサル。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

コリアー軍曹とノーマン二等兵の出会い

時は第二次世界大戦。武装、装甲ともにドイツ軍より劣っていたアメリカ軍は、ナチス・ドイツの心臓部に進行し、苦戦を強いられていました。アメリカ軍の戦車「ヒューリー」を指揮するコリアー軍曹の元に、8週間前に入隊したばかりの新兵、ノーマン二等兵が派遣されてきました。

戦場での経験は全くなく、トラックで運ばれる数え切れないほどの死体を見て、恐れおののきます。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=ZnHfXeIf7dA

ノーマンがおかしたミス

コリアー達は、ドイツの街を制圧するために出発しました。のどんかな田舎街を走っていると、突然敵の奇襲攻撃を受けました。ノーマンは敵の姿を見たのですが、それが子供だったため、撃つことが出来ませんでした。しかし、その甘い判断が大惨事につながりました。

コリアーは「なぜ撃たなかった!」と、ノーマンに詰め寄り、ののしりました。戦闘が終わった後、一人のドイツ兵を前にコリアーは言いました。「ドイツ兵を殺せない奴は役立たずだ。」そういって、ノーマンに銃を渡し、殺すよう命令しました。泣きながら拒否するノーマンの手を取って、コリアーは無理やり殺させたのです。誰もいないところで、一人になって煙草を吸うコリアー。

自分のしたことにおびえ、震えるようにじっと佇んでいる姿が印象的です。彼も好んで人を殺しているのではありません。ただ、自分の役目を果たしているだけなのです。

つかの間の平穏

小さな街を制圧したアメリカ軍は、酒を飲み歌い女性と戯れ、つかの間の休息を楽しんでいました。ノーマンもまた、エマという女性と出会い、幸せな時間を過ごしました。次の出撃の準備をしていると、ドイツ軍の空爆でエマが住んでいた建物が倒壊してしまいました。

ノーマンはエマの亡骸を抱き、泣き続けました。「これが戦争なんだ。戦車に屋に戻れ!」同僚のクーンズは、放心状態のノーマンを無理やり戦車に乗せました。

最高の仕事と最悪の事態

霧の中、田舎道を戦車が進みます。突然、砲弾が後ろの戦車を襲いました。敵の戦車です。アメリカ軍の戦車は急いで隊列を整え、次々に敵に砲撃を浴びせかけました。

しかし、敵の戦車はびくともしません。どれだけ攻撃しても、倒せない敵の戦車。そして、次々と味方がやられていきます。残る戦車は、フューリーのみ。圧倒的な恐怖に押しつぶされそうにりますが、コリアー軍曹は絶対にあきらめませんでした。

ついに、敵の後ろに回り込み、砲弾を撃ち込み戦車を破壊しました。火の手のあがった戦車から、次々と乗員が逃げ出しますが、コリアーが機関銃で仕留めていきます。そして、ナチの高官を最後に撃ち殺したのは、ノーマンでした。「良くやった、お前は一人前の兵士だ。」仲間に祝福され、ノーマンは安堵します。

今までで、最悪の、そして最高の戦闘でした。

最後の戦闘

最後の1台になったフューリーは、十字路へ急ぎました。コリアー軍曹は上官から、この十字路を守るように厳命されていたのです。十字路へ着き、戦闘準備を整えていた彼らを待ち受けていたのは、何百というドイツ軍のSS大隊でした。恐ろしい程の人数が、歌いながら行進していました。

逃げようとする隊員達に、コリアーは言いました。「俺たちは逃げない。この十字路を守るんだ。」そんなコリアーの言葉にうなずき、他の隊員も次々戦車に乗り込んだのです。コリアーと隊員達は、とっておきの酒の封を切り、最後の美酒に酔いました。そして、SSの大軍が近づいてきました。彼らの最後の戦闘が始まったのです。敵をギリギリまで引きつけ、戦車の砲弾で輸送車を爆破し、数百もの兵士たちを、次々と倒していきました。

「奴らを必ず殺せ!祖国を守るんだ!」敵の司令官は檄を飛ばします。敵の総攻撃に、隊員たちは次々と命を落としていきます。コリアーやノーマンは、戦車の外に出て、機関銃を打ち続けます。

しかし、敵のスナイパーに狙われたコリアーは次々に被弾し、瀕死のまま戦車内に戻ってきました。そして、おびえるノーマンを脱出用ハッチから逃がし、コリアーは力尽きました。戦車の下で長い間気を失っていたノーマンは、朝になって馬の蹄の音で目を覚ましました。それは、アメリカ軍でした。兵士たちは、口々に「お前は英雄だぞ。」と称えました。

助け出されて放心状態のノーマンは、車の中から戦車ヒューリーを見ました。ヒューリーの周りには、数々の屍が横たわり、死屍累々の光景が広がっていました。

フューリー(2014)の作品情報

フューリー(2014)のジャケット写真
レンタル開始日
2015/03/11
監督
デヴィッド・エアー
キャスト
ブラッド・ピット(ドン・コリアー(ウォーダディ―)) シャイア・ラブーフ(ボイド・ズワン(バイブル))
上映時間
135分
GEOで購入!
フューリー(2014)のユーザ評価

評価数:11932件 
評価:★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 戦車映画で唯一、本物のティーガーを使っているということで期待して視聴しました。ハリボテや魔改造したものでないティーガーが出るというだけでも高評価出来ますが、ストーリーの方もよく出来ていて、終始楽しく観られました。
  • 戦争ものはあまり見ませんが、ローガンラーマンのファンなので、みました。やっぱり、ローガンラーマンは可愛すぎます。好きな顔です。作品の方は話のストーリーももちろん、銃の乱射っぷりがすごかったです。
  • ブラピ主演。戦争アクション映画にはない現実の戦争の悲惨さ、残酷さが丁寧に描かれている。辺り一面の静寂の中、いきなり飛んで来る戦車砲に観ている自分がギョッとするほどの迫力があった。奇襲に倒れる米兵、容赦なく殺される民間人。観る価値ありです。

日本流のリーダーならこれ!「BROTHER」もオススメ!

自分の弱みを押し殺し、リーダーとして部下を守る主人公コリアー軍曹のその姿は、北野武の「BROTHER」を彷彿とさせます。愚直なまでにカッコいい、孤高の男の生きざまを描いた作品で、こちらも本作を好きな方にお勧めします。

オススメ作品情報

BROTHERのジャケット写真
レンタル開始日/公開日 ※どちらかを利用
2002/10/25
監督
北野武
キャスト
ビートたけし オマー・エプス 真木蔵人
上映時間
114分
GEOで購入!
BROTHERのユーザ評価

評価数:813件 
評価:★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 北野作品の中で一番好きな一本です。出演者も豪華で、北野作品だからこそできると思います。アウトレイジより観やすいです。アクションも規模が違うので何回レンタルして観ても飽きません。 またレンタルします。
  • 北野武映画の傑作中の傑作。男の生き様と死に方について考えさせられる作品です。日本人と外人との兄弟仁義。ありそうでなかったが、全く違和感無く受け入れる事が出来ました。男ならこれを観なくて漢「おとこ」を語れない。是非観て男を磨いきましょう!! 参考
  • 144分ひたすら暴力シーンがつづきます。白人とならんで、これだけかっこ良く見える北野武を見るだけでも価値があります。外国人コンプレックスを逆手に取り、任侠儀式を美学まで持ち上げ、爽快感すら感じます。本作までの,北野バイオレンス作品の集大成ともいえます。このルックスでトムクルーズの様に、やりたいことだけをやって,自分を美化させ,観客を納得させる人物は現在の邦画界には存在しません。

参考URL ・youtube.com