プリンセス・トヨトミのジャケット写真

<簡単な解説>
「鴨川ホルモー」の万城目学による同名小説を、「HERO」の鈴木雅之監督が映画化した歴史ミステリー。東京から大阪にやって来た3人の会計検査院調査官が遭遇する大騒動を描く。出演は「SP 革命篇」の堤真一、「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」の綾瀬はるか、「雷桜」の岡田将生、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の中井貴一。

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3人の会計検査員調査官、大阪を調べる

2011年7月8日の金曜日、午後4時、大阪の街が全停止しました。時は4日前の7月4日月曜日にさかのぼり、東京の会計検査院から一切の妥協を許さない松平元(堤真一)、天性の勘で功績を挙げる女性調査官、鳥居忠子(綾瀬はるか)、新人エリート調査官、旭ゲーンズブール役(岡田将生)がやってきます。

3人は大阪府庁、空堀中学校、空堀商店街、最後に財団法人「OJO(大阪城趾整備機構)」を調査します。空堀中学校に行った際、3人はある中学生がいじめにあっているのにでくわします。それが真田大輔(森永悠希)。女の子になることを夢見てセーラー服で登校し、いじめっこグループにいじめられていました。大輔を助けていたのがおさななじみの橋場茶子(沢木ルカ)です。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=9A9mbDCnlPw

謎の扉がみつかる

それぞれに何の問題もみつけることなく調査を終えた3人は空堀商店街にあるお好み焼き屋「太閣」に入りました。太閣は真田幸一(中井貴一)が店主を務めているのですが、中学校で会った大輔が息子だと知ります。食事の最中、松平はOJOに携帯を忘れて帰ったことに気付きました。OJOに戻ると、そこにはだれもおらず、先程もらった名刺をみて電話をかけると、経理担当の長曾我部(笹野高史)につながりますが、固定電話の受話器を上げてみると、回線がつながっていません。机の引き出しを空けてみると空っぽです。

不信に思い、翌日5日火曜日、訪ねてみると、職員たちは戻っていて、前日の説明をもとめるも、長曾我部に「昼食を食べに出ていた」とかわされてしまいます。しかし、松平は前日、お好み焼き屋の太閣にいた時、OJOの玄関が見える位置に座っていましたが、人が出てくるところを目撃していません。疑う松平に鳥居は、「もし、これが嘘だったら大阪中が口裏を合わせてるんですよ」とたしなめます。

翌日6日水曜日、大輔のいじめっこたちのリーダーで蜂須賀組の組長の息子が大輔に、事務所にかかっている家紋、代紋をとってくれば茶子に手を出さないと言います。松平は鳥居の言うように大阪中がグルになっている可能性を感じ、1人でOJOに向かいます。そうこうしているうち、松平はある扉をみつけ、長曾我部に開けるように頼みますが、断られます。そこに現れたのが、太閣の店主真田幸一でした。

400年大切なものを守り続けてきた大阪の男たちと会計検査院との攻防

扉を開け、案内してくれる真田幸一。レッドカーペットがしかれる通路をしばらく歩くと、国会議事堂に似た場所が現れます。真田はそこを「大阪国議事堂」と説明。自身を大阪国総理大臣と説明します。およそ400年前の1615年、大阪夏の陣で徳川家により断絶させられたとされる豊臣家。その末裔が実は生き残っていて、大阪の人たちは大切に守ってきたというのです。

その末裔が王女、茶子でした。7日木曜、鳥居は松平の支持で一日中太閣にいます。8日金曜、大輔を暴力団から守るために蜂須賀組に向かう茶子を鳥居がタクシーに無理やりのせて連れ去ります。真田は王女、茶子がさらわれたと勘違いし、「我々は立ちあがります」と宣言。大阪中から男たちが仕事や日常を置きっぱなしにし、ヒョウタンを合図に府庁舎に集結、大阪の街が止まってしまうのです。

そんな中、松平は群衆の前で、「会計検査院は決して大阪国を認めない」と言ってしまいます。すると、群衆から、「大阪から出ていけ」と空き缶が投げられるなどし、さらに群衆の中からピストルが向けられ松平は打たれてしまいます。

攻防から生まれる親子の絆、少年少女の爽やかな恋

松平が打たれた傷は幸い軽傷ですんだのですが、松平はくやしい気持ちより、大阪国への考え方が変わりました。大阪の人たちの精神的な支柱となっている大阪国の存在。父親が大阪人だった松平は父親が生前、松平の仕事中に電話をかけてきて、「大事な話がある。大阪に来れんか」と言ってきた時、「忙しい」とそっけなく切ってしまいます。大阪人としての父が自分に伝えたかったことが少し分かってきて、そんな対応をした自分を反省します。

それ以降、大阪国の存在について「大阪国を知らない。何も見ないし、何も聞いてない」と言うようになり、見過ごすのです。また、真田の息子大輔は、次第に父を見直すようになります。自分が女の子になりたい願望を持っていることで父に対し負い目を感じている大輔でしたが、真田から「自分に正直に生きることが一番大変。自分の好きな道を歩め」とアドバイスをもらいます。こうして、大輔は自信をもち、父子できちんと目を合わすようになりました。

また、お互いを思いやるあまり、お互いの身を守るために、距離を取っていた大輔と茶子。その日を境に距離が縮まりました。会計検査院の3人は新幹線で東京に戻り、最後は400年前にタイムスリップ。大阪夏の陣で徳川家が豊臣家の幼い子を一人だけ殺さず、逃がす場面で終わります。

プリンセス トヨトミの作品情報

プリンセス トヨトミのジャケット写真
レンタル開始日
2011/11/16
監督
鈴木雅之
キャスト
堤真一 綾瀬はるか 岡田将生
上映時間
119分
GEOで購入!
プリンセス トヨトミのユーザ評価

評価数:1092件
評価 :★★★☆☆(3.4/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 最初はよくわからなかったです。かなり後半の方まで観て「ああ!」となりました。あまりないタイプの映画だと思うので、これは好みわかれるんじゃないかなーと。私は嫌いじゃないですね。
  • 映画館で観てもひとつ⁇で小説読んでメッチャ面白くてもう一度DVDで見直したら良かったです。原作読まなければ良さがわからない作品かも⁉︎ラストのオヤジとのシーン、世継を助ける松平ナイスです。
  • 大阪には大阪国や大阪国会議事堂なるものが秘密裏に存在しており、大阪市民全員が豊臣家の子孫を守り続けてるというのを会計検査院の調査官たちが暴く内容だった。魅力あるキャストばかりだし、なかなか面白い内容で最後まで楽しめた。

「プリンセス トヨトミ」が気になる方におすすめの作品!

「プリンセス トヨトミの」監督、鈴木雅之がメガホンを取った映画「HERO」。2007年度邦画№1ヒットとなりました。2001年に放映され、平均視聴率34.3%を記録したドラマの映画版。沖縄、北海道、山口を経て、東京地検城西支部に再び帰った木村拓哉演じる久利生公平検事の活躍を描いています。

HEROの作品情報

HEROのジャケット写真
レンタル開始日
2008/03/08
監督
鈴木雅之
キャスト
木村拓哉 松たか子 大塚寧々
上映時間
130分
GEOで購入!
HEROのユーザ評価

評価数:1335件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • HEROのドラマの第二弾を見たら、昔の映画も観たくなりました。やっぱりおもしろい!北川景子ちゃんもいいですが、雨宮役の松たか子さんもやっぱりいいなぁ、、、久利生と雨宮の掛け合いが好きです。映画ならではの海外ロケやスケールの大きさで、まぁ現実的にはないかな?と思うこともありますが、やっぱりHEROは面白かったです。
  • 同名ドラマ作品の映画版です。映画というだけあって、何かと大規模な作りになっていますが、内容の根本はドラマとそう違わない印象で、期待通りに楽しめました。ドラマから数年経過しているので、キャラクターたちのその後もいろいろと描かれており、面白かったです。
  • ドラマを観ていたので、冒頭のダンス大会で懐かしい顔が揃うだけでニヤけてしまいます。キムタクと松たか子のカラミをはじめ、しっかりツボが押さえられています。韓国でのシーンも印象的でした。ただ、別にタモリじゃなくても良かったと思います。

参考URL
・youtube.com