ボルトのジャケット写真

ドラマの世界を現実と信じるスター犬の冒険を描く3Dアニメ。製作総指揮は「トイ・ストーリー」監督のジョン・ラセター。監督は、「ラマになった王様」脚本のクリス・ウィリアムズと「ブラザー・ベア」アニメーターのバイロン・ハワード。オリジナル版の声優は「ヘアスプレー」のジョン・トラヴォルタ。アカデミー賞長編アニメ賞ノミネート。

監督:クリス・ウィリアムズ バイロン・ハワード、キャスト:ジョン・トラヴォルタ(ボルト) マイリー・サイラス(ペニー) スージー・エスマン(ミトンズ)

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スーパードッグ『ボルト』

動物シェルターのケージの中で、お気に入りのおもちゃと戯れる一匹の仔犬。その仔犬と出会った少女は、一目で彼に絆を感じます。5年後、その少女ペニーは、ボルトと名付けた愛犬とともにあるテレビドラマに出演していました。そのドラマとは、超能力を持つスーパードッグと少女の冒険物語『ボルト』。

悪の科学者・ドクターキャリコにさらわれた父親を救うため、ペニーとボルトが闘いを繰り広げるというストーリーです。しかしリアリティを追求する監督の演出によって、ボルトはドラマの世界を真実だと信じ込んでいました。超人的、というか超ワン的なスピードや熱光線や、吠え声で全てを破壊する「スーパーボイス」の能力が、自分に本当にあると思っていたのです。

そして彼の願いはただ一つ。大好きなペニーを守り抜くこと。しかし番組は局側からテコ入れを強要され、ドラマに緊張感を与えるために、ペニーが敵にさらわれるという展開が持ち込まれます。ところがボルトは、それがお芝居だということに気づきません。本当にペニーがさらわれたと思い込み、彼女を追ってスタジオを飛び出してしまいます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=ZdsCfkrvXfs

ミトンズとライノ

ペニーが閉じ込められた(と彼が思いこんだ)箱を追って外に出ようとしたボルトは、誤って段ボール箱の中に突っ込んで失神、梱包されてトラックで輸送されてしまいます。ついた先は、なんとニューヨーク。ハリウッドのスタジオから大陸を隔てた真反対の地でした。

ボルトは必死でペニーを探し回りますが、どこにも見つかりません。しかも頼みのスーパーパワーも発揮できずにとまどうばかり。そんな時ボルトは、都会でしたたかに生きる野良猫のミトンズに出会います。ミトンズがドクターキャリコの手先と思い込んだ彼は、強制的にペニーの居場所を吐かせようとしますが、もちろん彼女はそんなことは知りません。

ミトンズは浮世離れした勘違い犬から逃れようと、「ペニーはハリウッドにいる」と適当にごまかしますが、ボルトは彼女を捕らえたまま探索することに。こうして世間知らずの俳優犬とストリート育ちの野良猫の不思議なコンビは、大陸を横断する旅に出発することになります。

一方ハリウッドのスタジオでは、ボルトの失踪に皆大騒ぎ。特にペニーの心配は並大抵ではありません。「きっと今頃こわがっているわ」と悲しみにくれるのでした。その頃ボルトとミトンズは、途中のキャンプ場でハムスターのライノと知り合っていました。ハムスターボールに入ったドラマ好きのライノもまた、ボルトを本当のヒーローと信じこんでいる一匹。彼は二匹に向かい、自分も冒険の旅に加わりたいと申し出ます。

本当の自分

ライノを加えたボルトたち三匹は、ハリウッドを目指して旅を再開します。車や列車に潜り込んで移動を続ける一行。しかしムリヤリ連れまわされるミトンズは、ボルトを現実に引き戻そうと、「あんたはドラマのキャラクターで、超能力なんかないの!」と繰り返し注意しますが、彼は聞く耳を持ちません。

そんなある時、ボルトとミトンズは動物管理局の人間に見つかってしまい、捕獲車に放り込まれてしまいます。ボルトはライノの助けで脱出しますが、ミトンズはそのままシェルターへ。ボルトとライノは協力して、何とかミトンズの救出に成功します。団結してピンチを乗り切ったことで、絆を深めていく三匹。しかしいくら頑張っても超能力が使えないボルトは、ミトンズの言うことが本当だと次第に気付き始めていました。それでもペニーに会いたい彼は、ハリウッド行きをあきらめません。

イリノイからミズーリへ、ミズーリからカンザスへと、西へ西へ移動を続けていきます。そしてその旅の途中、ミトンズのレクチャーもあって、ボルトはだんだん普通のワンコとしての自分に目覚めていくのでした。やがてラスベガスへたどり着いた三匹。そこは餌に困ることもなく、気ままに暮らせる風来坊にとって天国のような場所でした。

ヒーロー再び

ラスベガスに着いたことで、ミトンズはご機嫌でした。ここなら三匹で一生楽しく暮らせる、人間におびえることもないと。実はもともと飼い猫だった彼女は、引っ越しの際に捨てられたというつらい過去があったのです。それからたった一人で生きてきたミトンズですが、ボルトたちに出会ってようやく友達ができたと感じていました。

ですがボルトにとっては、やはりペニーはかけがえのない存在。「ペニーは女優で、あんたを好きな振りをしてるだけ」とミトンズが引き留めるのもかまわず、1人目的地へ向かいます。そしてようやくたどり着いたハリウッド。スタジオに戻ってきたボルトはペニーの姿を見て駆け寄りますが、一足先に彼女に飛びついたのは、彼に似た別の犬でした。それは代演の犬でしたが、ボルトは自分が捨てられてしまったと思いこみます。そんな時、スタジオで火事が発生。ペニーは撮影のため吊り下げられた状態のまま、火の中に取り残されます。

失意の中立ち去ろうとしていたボルトですが、ペニーの悲鳴を聞き逃しはしませんでした。勇敢に火の中へ飛び込んだボルトは、ペニーを誘導して炎から逃れさせると、通気口から外へ向かって力の限り吠え立てます。その声こそまさに…スーパーボイス!ボルトの叫びによってペニーは無事救出されたのでした。そして後日――女優業に嫌気がさして引退したペニーは、母親とともに穏やかに暮らしていました。そのそばにはもちろん愛するボルトと、そしてミトンズとライノの姿もありました。

ボルトの作品情報

ボルトのジャケット写真
レンタル開始日
2009/12/16
監督
クリス・ウィリアムズ バイロン・ハワード
キャスト
ジョン・トラヴォルタ(ボルト) マイリー・サイラス(ペニー) スージー・エスマン(ミトンズ) 
上映時間
96分
GEOで購入!
ボルトのユーザ評価

評価数:2697件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 何となく観たのですが、面白かったです。ボルトが可愛いかった。ストーリーもよくて感動できます。でも、こころなしか知名度が低いような気がします。こんなに面白いのにもったいないと思いました。
  • ピクサーの映画を大人の人にこそ、もっと見て欲しいなぁと思います。私が子供を見て学ぶことや、クリアな心にハッとさせられることは多々あって、それと同じような感覚が映画を観終わった後に湧いてくるから。いろんな感情を経験してきた大人が、ボルトのような純粋さを少しは取り戻せそうな気がしてきます。メイキングを見たんですが、いろんな土地の光の射し方を調べて、光の描き方を変えたりしているこだわり具合など、丁寧に大事に作られた映画だと思います。
  • 35歳1児の父です。 4歳になったばかりの娘と一緒に観て最高でした。 今まであまり映画というか、動画にのめり込まなかった娘。ボルトは別格でした。女の子とワンちゃんという設定からか、とても親近感を持ったみたいで、1週間レンタルしてる間、毎日必ず1回は観ていました。 大人ももちろん楽しめます。 特に幼児のお子さんがいる方は感情が入り泣けると思います。 子どもが幼少期の間に観ておきたい作品だと思います。

参考URL
・youtube.com