ボーン・アルティメイタムのジャケット写真

CIAの暗殺者ボーンが、自らの過去を辿り記憶を取り戻していく過程を描くアクションシリーズ〈ジェイソン・ボーン〉三部作の完結編。主役のジエイソン・ボーンには、「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」の前二作同様に、マット・デイモン。監督は、「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:ポール・グリーングラス
原作:ロバート・ラドラム トニー・ギルロイ(ストーリー原案)
脚本:トニー・ギルロイ スコット・バーンズ ジョージ・ノルフィ
出演:マット・デイモン(ジェイソン・ボーン) ジュリア・スタイルズ(ニッキーパーソンズ) デヴィッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン) スコット・グレン パディ・コンシダイン ジョアン・アレン(パメラ・ランディ)

「ブラックブライアー」作戦とは?

記憶をなくした暗殺者、ジェイソン・ボーンシリーズの3作目。前作で自らの罪の原点と向き合ったボーンですが、過去の呪縛はまだ解けていませんでした。全ての始まりとなった記憶の断片が、彼を絶えず苦しめていたのです。一方CIA上層部は、組織の秘密を握るボーンを危険人物として追い続けていました。そんな中、1人の英人記者(ロス)がある秘密をかぎつけます。

それは「ブラックブライアー」というCIAの極秘作戦で、それによってロスはCIAにマークされることに。片やボーンは、ロスが書いた自分に関する記事を読み、情報を得るためにロスへ連絡を取ります。ウォータールー駅にロスを呼び出したボーンは、CIAの追跡をたくみにかわしつつ彼を誘導。人込みに紛れて接触すると、「ブラックブライアー」の作戦名を聞きだします。

しかし追手はせまっており、ボーンはロスを逃がそうとするものの、慌てたロスは指示を無視。人のあふれる中で凶弾に倒れてしまうのでした。ボーンはすぐに暗殺者を追いますが、間一髪のところで逃げられてしまいます。一方ボーンの存在を知ったCIAも、彼への包囲網を狭めつつありました。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=wTqvcL2wnMU

スペインからモロッコへ

ボーンを追うCIAのノア・ヴォーゼンは、前回ボーンを追跡していたパメラ(パム)をチームに引きいれます。ヴォーゼンと違ってパムは、ボーンがロスに情報をリークしたとは考えていませんでした。

一方、ボーンはロスの残した手掛かりを辿ってスペインへ渡っていました。その地に住むダニエルズという男こそ、ロスに情報を漏らしたCIA局員だったのです。

しかし、すでにダニエルズは逃走した後――そこへCIAの刺客が襲ってきますが、ボーンはすばやく返り討ちにします。すると今度は、かつてボーンの世話役としてトレッドストーン作戦に関わっていたニッキーが登場。しかし彼女はNYのヴォーゼンらに嘘の報告をすると、ボーンと連れ立って建物を脱出します。

ニッキーがなぜボーンに協力したかははっきりと示されませんが、2人はどうやら過去に何かあった様子。しかし悲しいことに、ボーンにはその記憶がありません。そしてニッキーの話によると、どうやらダニエルズは暗殺者ボーンの誕生にも関与しているようでした。ボーンは自らの過去を探るため、CIAは秘密を守るために、逃げ出したダニエルズを追ってモロッコへと向かいます。

暗殺者デッシュ

ボーンとニッキーは、ダニエルズ暗殺のために送り込まれたデッシュという暗殺者の情報を得ます。デッシュの後をつけ、ダニエルズに接近しようと考えたボーンは尾行を開始。しかしデッシュの仕掛けた罠にはまり、ダニエルズはあえなく爆殺されてしまいます。

ボーンも爆風に巻き込まれたものの、すぐに起き上がって追跡を開始。しかもデッシュの次のターゲットは、ニッキーでした。迷路のようなタンジールの街路を逃走するニッキーと、それを追うデッシュ――さらにその後をボーンが追いかけます。

そしてボーンに対しては、警察の追跡もかかっていました。4者の追跡劇が繰り広げられる中、ニッキーはとある建物に追い詰められます。一方ボーンは屋上や窓をジャンプして伝い、ダイナミックにデッシュに接近。激しい格闘の末、デッシュを倒します。

デッシュの携帯で自分たちが死んだことを偽装するメールを送ると、ボーンはニッキーと別れることにします。

変装で髪を黒く染めた彼女の姿に、ボーンは失った恋人・マリーの面影を重ねるのでした。彼女を見送ったボーンは、ダニエルズの持ち物からNYのCIA支局の存在を探知。自らの出自に向き合うため、再び故国へと向かいます。

CIAビルを見渡せる位置に陣取ったボーンは、パムに連絡。電話はあえてヴォーゼンらの注意を引くためのものでしたが、その際パムから、自分の本名が「デヴィッド・ウェッブ」であることを告げられます。ボーンはメールでパムをある場所に呼び出すと、それを察知したヴォーゼンらは先回りをすることに。しかしそれは計略で、ボーンは逆にヴォーゼンのオフィスに侵入し、金庫からブラックブライアーのファイルを盗んで行くのでした。

誕生の地へ

さらにパムが暗号で伝えた住所「415番地東71丁目」に赴くボーン。一方それに気づいたヴォーゼンも追手を差し向け、NYを舞台にした激しいカーチェイスが繰り広げられます。しかもロスを殺したあの暗殺者まで追撃に加わり、壮絶な攻防の末、2台はもつれあって橋脚に激突。ボーンは止めを刺せるチャンスがありながら、彼を見逃して去るのでした。

そしてボーンは、ついに自分が生まれた場所へ戻ってきます。そこで待っていたパムにブラックブライアーのファイルを渡すと、自らは彼を生んだ男の待つ部屋へ。その男ハーシュ博士こそ、愛国心に燃える若者を殺し屋ジェイソン・ボーンに変えた人物でした。ボーンは彼の話を聞いて、自分が受けた過酷な拷問を思い出します。

「トレッドストーン」作戦は人間の思考を制御し、暗殺者として意のままに操ることが目的だったのです。そして「ブラックブライアー」作戦は、それをさらにアップグレードさせた作戦でした。それでもボーンはハーシュを殺すことはせず、屋上へと逃げます。

そこには彼が見逃した殺し屋が待っていましたが、ボーンは彼にこう問いかけます。「そんな姿で、本当に人間と言えるのか?」と。無言で銃を下げる殺し屋。しかしボーンは、ヴォーゼンの銃弾にはじかれるように屋上から落下。10階下の河に転落します。

その後、どこかのカフェでニュースを見るニッキーの目に、訴追を受けるハーシュとヴォーゼン、そしてCIA長官らの姿が。そしてニュースは続けて、ジェイソン・ボーンことデヴィッド・ウェッブの死体は、いまだ上がっていないことを報じるのでした。

ボーン・アルティメイタムの作品情報

ボーン・アルティメイタムのジャケット写真

レンタル開始日
2008/03/07
監督
ポール・グリーングラス
キャスト
マット・デイモン(ジェイソン・ボーン) ジュリア・スタイルズ(ニッキーパーソンズ) 
上映時間
115分
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ボーン・アルティメイタムのユーザ評価

評価数:3959件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ボーンシリーズはマットデイモンがはまりやくで、見所の満載した作品です。ハラハラドキドキのれんぞくで、とてもスリリングで観ていて楽しくなります。特に、展開の変わり早さにおどろきがあり、次はどんなして切り抜けて行くのか、楽しくなります。
  • ボーンシリーズはこれにて一旦終了。
    まさに集大成。
    個人的には前作の方が好みではあるが、記憶を取り戻したボーンが観れるだけで十分ではある。
  • ボーンは最強だ。何度観ても飽きない名作と言えます。爽快感が半端なくカッコいい・・・続編も同じく最高でしたが、歳くったなぁって印象がこの三部作を観ると随分明らかになりますが、このシリーズ好きな人には関係ないかもしれませんね。

参考URL
・youtube.com