マイケルジャクソン THIS IS ITのジャケット写真

<簡単な解説>
2009年6月に急死したポップス界のスーパースター、マイケル・ジャクソン。彼が生前計画していたロンドンでのコンサートのリハーサル風景などを収めたドキュメンタリー。同公演を監督し、「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」でも知られるケニー・オルテガが本映画でも監督を担当。2週間限定の世界同時公開も話題に。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

マイケル12年ぶりのコンサート

2009年春、マイケル・ジャクソンは12年ぶりにコンサートを開こうとしていました。イギリス・ロンドンを皮切りに半年をかけて、世界で50公演予定されていたマイケル最後のコンサートは「THIS IS IT」。ライブ告知の記者発表席上で、マイケルは「これが最後のライブだ」と言いました。しかしその開演直前、マイケルは急死してしまいました。この映画は、5月から6月にかけて録画された、100時間におよぶリハーサル風景から構成されたドキュメンタリー映画です。

映画は、コンサートツアーに参加するために世界中から集まったダンサーたちのオーディション風景から始まります。マイケルに憧れ、マイケルと一体化して踊ることを願って、世界中から集まった若者たちは総勢5000人とも言われています。その中からたった10人が、過酷な競争を勝ち抜いて選ばれました。

マイケルに憧れてダンスを始めた若者たちが、世界中から駆け付けてくるオーディション風景は圧巻です。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=W_SLU3m6uCA

映像とパフォーマンスで魅了するステージ

「スタート・サムシング」から始まる軽快なリズムとダンス、そして「ジャム」。「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」では、バックに流れる迫力満点の行進映像の制作風景が流れます。そして女性ギタリストとの華麗なパフォーマンス。「歴史に残る集会にようこそ!わが国の歴史に残る自由のための史上最高のデモです。」

ヴォーカル・リーダーのドリアン・ホリーや監督のケニー・オルテガと、細かな打ち合わせをするマイケル。力強いダンスと歌声、しかしチームメイトには優しく語りかける様子が、マイケルの物静かな人柄を映し出します。

「ヒューマン・ネイチャー」を仕上げ、次にレトロな雰囲気を醸し出した白黒映像で、ニューヨークギャングに扮したマイケルのショートムービーが製作されていきます。「スムーズ・クリミナル」の曲では、このショートムービーの中にステージのマイケルが入り込むという、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。

マイケルの、最高のショウにしようとする意気込みとこだわりが見えてきます。

完璧を求めるマイケル

「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」マイケルはテンポ、間の取り方、キューのタイミング、場面場面のイメージと細かなところまで完璧を目指します。そしてジャクソン5時代の曲、幼い頃から自分の耳で聞いて歌うことに慣れてきたマイケルは、イヤモニターに慣れることができません。スタッフに頼み音量を抑えてリハーサルを続けます。

「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」スタッフ全員が、マイケルの歌声に酔いしれます。そしてマイケルのの大ヒット曲「スリラー」では3D映像を使い、コンサート会場全体をおどろおどろしい墓場に変えてしまいます。「ビリージーン」の衣装には光輝くスワロスキ、そして電飾が使われる予定でした。「今夜はビートイット」でクレーンに乗り登場するマイケル、MTVで人々を熱狂させたパフォーマンスが披露されます。

「スリラー」のパフォーマンスでは、会場全体に幽霊を飛ばす予定だったそうです。是非見てみたかったですね。

マイケル最後のメッセージ

マイケルのコンサートでともにパフォーマンスするスタッフは、史上最高のエンターテイナーとの共演に感動の極みです。「ブラック・オア・ホワイト」で披露される女性ギタリストとのパフォーマンスは、この映画の中で一番の話題となりました。

「アース・ソング」で使われる美しい地球の映像に見入るマイケル。「僕は大自然の驚異に敬意を払う。環境破壊が気がかりだ。だからこういう曲を書く。」マイケルの歌とクロスする光る地球、豪快に流れ落ちる滝、密林に差し込む陽の光、野生の動物たちが生きる大地、森の中で戯れる少女。それを破壊する工作機械、そして燃える森、その森から一本の木を救う少女。「今が地球を救う最後のチャンスなんだ、This is it。」

「ビリージーン」でのマイケルの華麗なムーンウォーク、見事なステップにダンサーたちも大興奮です。そしてスタッフ全員で輪になり、マイケルがスピーチします。「ファンの望みは日常を忘れる体験だ、未知の領域に連れて行こう。世界に愛を取り戻そう。そして4年で環境破壊を止めて地球を守ろう。ゴッド・ブレス・ユー」

マイケル・ジャクソンは、最後のコンサート「This is it!」の直前の、2009年6月25日に自宅で急死しました。あまりに突然の死で、世界中が彼を惜しみ悲しみました。キング・オブ・ポップと呼ばれたマイケル、彼の偉業は今後誰も超えることができないでしょう。この映画は彼の3人の子どもたちに捧げられています。

マイケル・ジャクソン THIS IS ITの作品情報

マイケル・ジャクソン THIS IS ITのジャケット写真
レンタル開始日
2010/09/22
監督
ケニー・オルテガ
キャスト
マイケル・ジャクソン
上映時間
111分
GEOで購入!
マイケル・ジャクソン THIS IS ITのユーザ評価

評価数:517件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • マイケルが生前伝えたかったこと、それが鮮明に描かれており、笑いあり、緊張あり、ハッピーあり、コンセプトあり。センスと魅力の溢れるものでした。何度でも集中して観たい作品!
  • とにかく圧巻でした。私事ながら、マイケルジャクソンが世界に大きなインパクトを残していく様子を、リアルタイムで体験ことが出来なかったのですが、このようなステージの裏側まで収録されるドキュメンタリーを見て、全てに圧倒されました。
  • これほどまでのパフォーマーは、これまでもこれからも現れないだろう。 私は幼い頃から親の影響もあってマイケルの曲で育ってきました。DVDにもなった92年のデンジャラスツアーも観に行きましたが、最後になってしまったこの作品のマイケルを見ても、彼は全くその当時から衰えておらず、逆に進化を遂げていて、彼こそが音楽そのものである事を改めて実感した。マイケルはこれからも、すべての人の心の中で生き続け、歌い続け、踊り続けていく。尽きる事のない人類史上最高のエンターテイナーだ。私の子供はまだ幼いが、マイケルの曲やダンスを通して音楽の素晴らしさを伝えていきたい。

オススメの関連映画をご紹介!

マイケルと時を同じくして、世界的にソウルブームを引き起こしたモータウン・サウンド。その牽引役でもあったダイアナ・ロスとスープリームス、彼女たちをモデルにした映画が「ドリームガールズ」です。 1960年、アメリカのデトロイトに住むディーナ・エフィ・ローレルの3人は、「ドリームメッツ」というグループを組みオーディションを受けていました。彼女たちに目を付けたのが、中古車ディーラーを営むカーティス・テイラーです。彼はジミー・サンダー・アーリーのプロデューサーでしたが、ジミーの女癖の悪さから彼のバックコーラスが次々と辞めていくため、替わりを探していました。そこから、彼女たちのシンデレラストーリーが始まります。 この映画にはスープリームスのみならず、マービン・ゲイやジェームズ・ブラウンなど、ソウル界の大物を彷彿とさせる人物がたくさん出てきます。誰のことかな?と想像しながら見るのも楽しいですよ。

ドリームガールズの作品情報

ドリームガールズのジャケット写真
レンタル開始日
2007/06/22
監督
ビル・コンドン
キャスト
ジェイミー・フォックス(カーティス・テイラーJr.) ビヨンセ・ノウルズ(ディーナ・ジョーンズ)
上映時間
130分
GEOで購入!
ドリームガールズのユーザ評価

評価数:807件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ミュージカルは好き嫌いが分かれますが、この映画はミュージシャン自身の物語なのでミュージカル臭さを感じるような歌う台詞が多くはありません。 彼女等の成功までのエネルギッシュな情熱と思いどおりに行かない現実への失意が、とても魅力的な歌声とともに描かれています。
  • 最初はみる気はなかったのですが予告編みてみるとビヨンセの歌がやばくて。。速攻、見ました!アメリカ、よくあるストーリーなのかな?ビヨンセ、ファンになりました!歌がやばい!うますぎる!伝えたいことが伝わってくるね
  • 見終わってもしばらく、彼女たちの素晴らしい歌声が頭から離れませんでした。特に、エフィ(ジェニファー・ハドソン)の迫力満点の大声量には圧倒されます。 ビヨンセは、今まで物真似さんしか見たことがなかったので、その物真似さんとの違いといったら大変失礼ですけど、美しさに見とれてしまいました。 正直、はじめはあまり話の内容が理解できなくて、歌姫たちもみんな同じ衣装・同じカツラ・同じメイクをされたら体型も似ていると見分けがついていませんでした。 でもミュージカルを映画化したものだけあって、歌によってどんどん展開されていく感じで、その数々の歌やダンスの楽しい雰囲気に魅了され、歌詞を追っていき・・・段々、内容も理解出来、お話にも惹きつけられていきました。そして、音楽業界の大変さ?スターの世界の厳しさみたいものも感じつつ、とても面白く見ていけました。歌や音楽、ミュージカルとか好きでない人はあまり楽しめないかもしれないなと思いました。 ラストの、「本当のザ・ドリームズ」登場のところに一番感動しました。

参考URL
・youtube.com