マギーのジャケット写真

近未来のアメリカ。感染するとゾンビ化する壊死性ウイルスが爆発的に流行しており、田舎の小さな町に住む16歳の少女マギー(アビゲイル・ブレスリン)もこのウイルスに感染する。感染者たちは当局によって、社会から隔離された特別病棟に収容されることになっていた。

監督:ヘンリー・ホブソン、脚本:ジョン・スコット3世、出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(ウェイド) アビゲイル・ブレスリン(マギー) ジョエリー・リチャードソン(キャロライン)

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

近未来世界中にゾンビ化ウィルスが蔓延していた

舞台は近未来の世界――そこでは腐歩病という感染するとゾンビ化してしまう伝染病が発生し、数か月が経過していました。政府はこの病気に対する抑制対策として感染した農作物を焼却し、人間への被害の拡大を防ごうとしていました。

街は荒れ果て、許可のない外出はできないよう監視されていました。

田舎に住んでいたマギーは外出禁止令を無視し都会に遊びに行き、感染者に噛まれ感染者の隔離所へと連行されます。知らせを聞いた父親のウェイドは隔離所に向かい、医師からマギーが感染者に噛まれたこと、治療法が見つからないことを告げられます。本来感染者は帰宅できない決まりなのですが、ヴァーン医師の意向により、マギーは帰宅を許されます――しかし、狂暴化する変転が見られたらすぐに隔離所に連れて行くという条件付きでした。

ウェイドは車でマギーを連れ帰ります。郊外にある一軒家の自宅にはウェイドの後妻キャロラインと幼い2人の異母兄弟がいましたが幼い2人は叔母の家に預けられることになり、両親とマギーの3人の暮らしが始まります。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=b9dAdaLMjpU

徐々にウィルスに蝕まれていくマギー

腐歩病に感染した人は変転する数日前まではごく普通に過ごせるため、ウェイドとキャロラインは残された時間を3人で大切に過ごそうとしますが、結果がわかっているのでなかなかうまくいかず、マギーも部屋に籠ってしまいます。

ある日自宅敷地内にあるブランコに乗っていたマギーはブランコから落ちてしまい、左手の人差し指を骨折してしまいます。慌てて自宅で手当てしようとしたキャロラインですが、骨折していた指が腐っていたため医者に電話します。しかしマギーは腐った指を自ら包丁で切り落とし森へと駆け込み、ここでゾンビ化した隣人のネイサンと娘のジュリアが現れます。

ウェイドがマギーの元へ駆けつけ2人に声をかけるも、反応がなくウェイドはやむをえず2人を持っていた斧で殴り殺し、警察を呼びます。この時ウェイドは警官から「ネイサンの妻ボニーが感染を知りながら周囲にその事実を隠していていたこと」と「ボニーが行方不明」ということを聞きます。

マギーの容態が予想以上に悪く選択を迫られるウェイド

深夜、ウェイドの家に行方不明だったボニーが現れ、事情を説明しつつ夫と娘の場所を聞いてきました。ウェイドは2人の遺体の場所へと案内します。朝になり、遺体回収車がやってきて2人の遺体を運び、ボニーがそれに同行します。

別の日、ウェイドに隔離所となっている聖メアリー病院からマギーの容態確認のためにヴァーン医師に会うよう電話が来たため、翌日ウェイドはマギーを連れヴァーン医師に会いに行きます。病院の外でタバコを吸っていたウェイドは、ヴァーン医師からマギーの病気の進行が速いこと、じきに人肉を欲しがるようになることを告げられます。そうなったときに「隔離所に入れるか」「隔離所で使用する薬を使うか」「ひと思いに息の根を止めるか」という選択を与えます。

投薬すれば最後まで家族と一緒にいられますが、極限の苦痛が最後の瞬間まで続きます。ウェイドはヴァーン医師に何も告げず、その場を離れます。

翌日、家に友人のアリーが訪れ、一緒に貯水池に行かないかと誘われます。外出するマギーにキャロラインはソファーで見つけたネックレスをプレゼントします。2人が貯水池に到着すると、そこには数人の同級生が集まっていました。そして、その中の一人トレントも、実は感染者で、身体の静脈が浮かびあがり、また黒ずんできていました。

パーティは無事に終わり、マギーを自宅に送ったアリーは「次の週末にまた会えるよね?」と言いますが、マギーは次がないことを知っていました。

最愛の家族を思い自ら命を絶ったマギー

帰宅したマギーを迎えたキャロラインに「食べ物の匂いがする」と言うマギー。しかしマギーの濁った眼にさす目薬を取りに行くと、家には他に誰もおらず、料理した形跡すらありません。

変転だと悟ったキャロラインは護身用にハサミを隠し持ち、マギーに目薬を渡します。マギーがトレントの家に行くと、トレントが隔離所行きを嫌がって部屋に籠っていました。ところが、駆けつけた警官に隔離所へと連れていかれます。

そして、帰宅したマギーは森の中で罠にかかって怪我をしている狐を見つけると、食欲に負け食べてしまいます。口の周りを血だらけにしていたマギーが帰ってくると、ウェイドとキャロラインはマギーから人ではなく狐を襲ったと聞きますが、キャロラインは事態を受け入れられず家を出てしまいます。

その後、警察がマギーの様子を見に来ますが、まだ会話ができるため隔離の必要はないと判断されます。その日の夜、ヴァーン医師がマギーの元を訪れ、ウェイドに薬の入った注射器を渡しますが、ヴァーン医師は「薬ではなく銃を使うように」と言ってその場を去っていきました。

明け方、猟銃を膝に乗せたまま、椅子に座って眠っていたウェイドの元に現れたマギーは、全身が黒ずんですでに変転してしまっていたようでした。眠ったふりをしていたウェイドは銃に手を掛けますが、マギーはウェイドの額にキスをすると、キャロラインにもらったネックレスを身に着け、亡き母親のことを思いながら家の屋根から飛び降りて自ら命を絶つのでした。

マギーの作品情報

マギーのジャケット写真
レンタル開始日
2016/09/02
監督
ヘンリー・ホブソン
キャスト
アーノルド・シュワルツェネッガー(ウェイド) アビゲイル・ブレスリン(マギー)
上映時間
95分
GEOで購入!
マギーのユーザ評価

評価数:3695件
評価 :★★★☆☆(3.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 戦わないシュワルツェネッガーの静かなホラー映画…という感じ。ゾンビは早めにやっつけてしまえ…といつも思いますが、実際 愛する娘がそうなったら躊躇すると思います。
  • 娘と父の家族愛を描いた作品です。 派手なアクションやゾンビゾロゾロや絶叫などないので、ゾンビ映画と思って観ると物足りないかも知れません。 ラストの切なさと悲しさに胸が詰まります。
  • ホラーやパニックのゾンビ映画として見ると肩透かし食らうだろうけど、 ゾンビウイルスが蔓延した世界の普通の一家族のドラマとして見ると、すごくリアリティがある。

参考URL
・youtube.com