<簡単な解説>
映画「ムーンライト」は幼少期、青年期、成人期の3世代にわたる主人公:シャロンの人生を描いたドキュメンタリータッチの作品。第89回アカデミー賞では作品賞を含む3部門を受賞し日本でも話題になりました。ちなみに、製作総指揮はブラッド・ピット。早速中身をみていきたいと思います。

ここからムーンライトのネタバレ!閲覧にはご注意ください!

幼少期:いじめられっ子のシャロンと麻薬売買のボス、フアンとの出会い

アレックス・ヒバート演じるシャロンは、小さくて内気なことから学校でリトルというあだ名で呼ばれ、毎日のように同級生から追いかけられたり、からかわれたりといじめられていた。ある日、同級生から必死に逃げるため、廃墟に隠れることに。しかし、そこは麻薬売買が行われる危険な地域だった。

そこの地域のボス(麻薬売買を取り締まるボス)がマハーシャラ・アリ演じるフアンだった。廃墟でおびえているシャロンを見つけ、「危険だから離れろ」と言うも動かないシャロンにたいして優しく誘導することに。しかし、何を聞いても一言も話さないシャロンだったが、フアンはシャロンの気持ちを汲んで恋人テレサと住む家に連れて帰ることにした。家にも居場所がないシャロンにとって、いつ日かフアンとテレサの家が居心地の良い場所になっていく…。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=9NJj12tJzqc

幼少期:シャロンが唯一心許せるフアンの突然の死と母親の麻薬依存

フアンとの出会いから、毎日のようにフアンに会いに行くシャロン。そこには強く男らしいフアンの姿が、シャロンにとって憧れでもあり父親的な存在だったのかもしれない。フアンにとっても自分を慕ってなつくシャロンは大切な存在になっていた。しかし、フアンはシャロンの母ポーラに麻薬を売っていることが判明。母ポーラはシャロンをフアンに近づけないように説教するも、シャロンは母の麻薬依存とフアンとの関係を知ってもフアンに会いに行く。

ある日、泳げないシャロンは海でフアンに泳ぎ方を教えてもらう。一生懸命頑張るシャロンを見て、「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな」とフアンは言う。学校ではいじめられ、家では麻薬依存の母と男におびえ、そのひどく危ういシャロンの人生に、生き方を教えたのだった。しかしその言葉のあとに、フアンは突然の死を迎える。

青年期:シャロンの孤独な心を照らすケヴィンへの恋と葛藤

高校生のシャロンは、アシュトン・サンダースが演じる。相変わらず1人で孤独のシャロンは、フアンが死んだあともフアンの恋人テレサが住む家に通う。そんなシャロンを許せない母ポーラは、さらに麻薬に溺れていく日々だった…。

家でも学校でも1人のシャロンに、ある日ケヴィンが話しかける。ケヴィンは大の女の子好きで、陽気な性格ということもあり、シャロンに唯一分け隔てなかった。そんなケヴィンにいつ日かシャロンは恋心が芽生えてしまうのだった…。

恋心との葛藤の末、シャロンとケヴィンはついに月明りが照らす海の下でキスをしてしまい恋心は明らかな恋へと変わった。しかし、二人の恋はハッピーエンドに終わらず、ある事件をきっかけに、二人は離れ、シャロンは180度変わってしまうのだった。

成人期:フアンを思わせる風貌になった大人のシャロンが行きついた先とは・・・?

大人のシャロンは、トレバンテ・ローズが演じる。高校時代に起きた事件から、シャロンは自分を変える決意をする。体を鍛えあげ、金歯を入れ、高級外車に乗るようになる。その姿はどこか死んだフアンを映し出しており、仕事もフアンと同じ麻薬売買をしていた。

ある日、ケヴィンから突然の連絡がくる。大人になったケヴィンは料理人になり、シャロンに似た客を見て、思い出して連絡したとのことだった。シャロンはあの事件からケヴィンを忘れようとしていたのだったが、意を決してお店に行くことにした。

何十年のときを超えた二人の再会は何を語るのだろうか?また、ケヴィンとのキスから誰とも肌を重ねなかったシャロン。大人になったケヴィンを見つめるその目はセリフなくしても読み取れるものがある。二人の今後はどうなっていくのだろうか…。

作品情報

ムーンライトのジャケット写真
レンタル開始日
2017/04/28
監督
ギャレス・エドワーズ
キャスト
フェリシティ・ジョーンズ(ジン・アーソ)、ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー)、ベン・メンデルソーン(オーソン・クレニック)
上映時間
134分
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ムーンライトのユーザ評価

評価数:547件 
評価:★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザのネタバレ・評価
  • かつて、これほどまでに黒人を美しく描いた作品はあったのだろうかというくらい、この作品は完全に次元を越えていました!友達から毎日苛められる日々を送っていた少年が、麻薬密売人の男と出会い、徐々に周りに心を開いていく。
  • 生きていくには誰にも様々な障害があるけど、それらを乗り越え、その人を作っていきます。それを心にいつも置きながら、私もこれから出来るだけ正直に自分の決めた人生を生きていこうと思いました。

参考URL ・youtube.com/