ライフ(2017)のジャケット写真

地球外生命体の恐怖をテーマにしたSF映画「ライフ」。地球外生命体を見つけ世紀の大発見と浮かれるものの、「カルビン」と呼ぶ凶暴な生命体はどんどん進化し大暴れ!宇宙船の中でカルビンと直面する恐怖は名作「エイリアン」と比較しても遜色ありません!それではネタバレを最後までお楽しみください。

監督:ダニエル・エスピノーサ、脚本:レット・リース ポール・ワーニック、出演:ジェイク・ギレンホール(デビッド・ジョーダン) レベッカ・ファーガソン(ミランダ・ノース) ライアン・レイノルズ(ローリー・アダムス) 真田広之(ショウ・ムラカミ)

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

ライフのネタバレあらすじ-1:火星で未知の生命体発見

国際宇宙ステーション(ISS)で働く各国から集められた6人の宇宙飛行士、デヴィッド・ジョーダン博士(ジェイク・ジレンホール)、ミランダ・ブラッグ博士(レベッカ・ファーガソン)、ロイ・アダムス(ライアン・レイノルズ)、ショウ・ムラカミ( 真田広之)、ヒュー・デリー博士(アリヨン・バカレ)、カテリーナ・ゴロフキン(オルガ・ディホヴィチナヤ)。彼らのミッションは、火星探査機の土壌サンプルを回収することです。映画はこの土壌サンプルを宇宙空間でキャッチする、緊迫したシーンからスタートします。

回収した土壌を分析すると、その中にアメーバ―のような未知の微生物を発見、生物学者のヒューは宇宙ステーション内で解析を始めます。当初は単細胞だった微生物は、細胞分裂を繰り返し多細胞生物に進化していきます。この地球外生命体の発見は地球でも大々的に報道され、小学生の提案で生物には「カルビン」と名前が付けられました。

※生物学者のヒューがカルビンを愛おしそうに育てるシーン、期待を込めて見守る隊員たち。しかし見ている側としては、この先に不安を感じてしまいます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=OBdx_Nn70Ys

ライフのネタバレあらすじ-2:冬眠と覚醒と進化

ところがある日、ISS研究室内で大気制御エラーが起き、カルビンは冬眠状態になってしまいました。カルビンの進化を記録していたヒューは研究続行のため、カルビンに電気ショックを与えて目を覚まそうとします。動き始めたカルビンは突然狂暴化、ヒューの手に襲い掛かりました。突然の変異に驚き、パニック状態になる隊員たち。

ヒューの手を粉々に粉砕したカルビンは、ヒトデのような形状に進化し、実験用のマウスを捕食してしまいます。その隙にを見て、ロイは気絶したヒューを救い出すべく実験室に入りますが、今度はロイの足にカルビンが絡みつきました。ロイはカルビンを実験室に閉じ込めるため、ヒューだけを実験室の外に出します。

ロイはカルビンを死滅させるべく火炎放射器で焼こうとしますが、カルビンはますます狂暴化し、ロイを体内から食い殺してしまいました。実験室の窓越しに、この世のものと思えない恐怖を目撃した隊員たちは、緊急事態を地球に知らせます。

※ロイの口からカルビンが体内に侵入し、口から吐き出された血塊が無重力空間に浮遊するシーンは、おぞましさに目をそむけたくなります。

ライフのネタバレあらすじ-3:カルビンの暴走は止まらない

室内に閉じ込めたはずのカルビンでしたが、ロイが使用した火炎放射器でスプリンクラーが作動、その噴射孔から船内へ侵入してきました。地球への救援要請をする隊員たちですが、船外のアンテナが壊れて通信不能となっています。決死の覚悟でキャプテン・カテリーナが船外に出て、アンテナの修理を試みます。そこに襲い掛かるカルビン、カテリーナの宇宙服の冷却装置を破壊してしまいました。そのためヘルメット内に冷却水が漏れ出し、カテリーナは溺死してしまいます。

息を吹き返したヒューとショウは船外に出ているカルビンを、そのまま宇宙に吹き飛ばそうとエンジンを逆噴射します。しかしその試みも空しく、カルビンは船内に侵入。攻撃によるエネルギーを体内に蓄え、急激に進化していくカルビン。追い詰められたデイヴィッドとミランダ、ヒュー、ショウの4人は、ISS内の一室に籠りカルビンからの攻撃に備えようとします。

しかし既にカルビンはヒューの足に取りついていました。足元から捕食されたヒューは死亡、ショウは睡眠ポッドへ逃れます。デヴィッドとミランダはヒューの亡骸を利用し、カルビンをモジュールに閉じ込めることに成功しました。

※どんどん知能も進化していくカルビン、隊員たちを襲うスピードも上がり、まるで恐怖のジェットコースターのようです。

ライフのネタバレあらすじ-4:ソユーズ到着!救援じゃない?!

カルビンをやっとのことで隔離することに成功したデヴィッドたちは、モジュール内の酸素濃度を下げ、カルビンを冬眠させようとします。そこに地球からの救援でやってきたソユーズ、よりによってドッキングをした位置は、カルビンを閉じ込めたモジュールでした。

ドッキング後もスピードを落とさず宇宙に飛んでいくソユーズ、実はISSの救援ではなく宇宙空間への排除指令を受けていたのでした。しかし救援と勘違いしたショウが、ソユーズとのドッキング部分を無理やりこじ開けてしまいます。そしてソユーズの乗組員たちもカルビンの犠牲に・・・。

異変に気付きショウを助けに駆け付けたデヴィッドとミランダ、ショウは彼らを守るために、カルビンを道連れに宇宙空間への排出を試みます。しかし失敗し、ショウだけが宇宙へ投げ出されてしまいました。そしてISSは制御不能に陥ります。

※日本の誇るハリウッド俳優・真田広之演じるショウ、ソユーズとの壁をこじ開け壊滅に導いてしまうシーンには、思わずバカ!と怒鳴りたくなりました。

ライフのネタバレあらすじ-5:衝撃のラスト……

ついに残るは、デヴィッドとミランダの2人だけになってしまいました。ISSは機能停止、なんとか脱出する方法を考える2人は、1人乗り脱出ポッドが2基備えられていたことを思い出します。そしてデヴィッドは自らの乗る脱出ポッドにカルビンをおびき寄せました。そしてカルビンとともに、地球から遠く離れた宇宙の果てを目指します。その間にミランダはもう一基の脱出ポッドに入り、地球に向けて発射します。

ひとつのポッドは宇宙の果てに吸い込まれていき、もうひとつのポッドは地球の大気圏に突入。

場所は変わり地球上の東南アジアらしき海上、パラシュートを付けたポッドが落ちてきました。その近海で漁をしていた猟師たちは、ポッドに向けて船を進めます。そして覗いた窓の中には、カルビンが巻き付いたデヴィッドの姿。辛うじて意識の残っていたデヴィッドは、ドアを開けるなと伝えますが、漁師たちはドアを開けてしまいました・・・。

※次々を進化を続け、最後は巨大なタコのような姿でデヴッドを捕食するカルビン。なんて恐ろしいラストでしょう、スペースホラーの極みです。地球外生命の命を実験体として扱った人間の奢り、その生命の逆襲が、タイトルであるライフなのでしょうか。

ライフ(2017)の作品情報

ライフ(2017)のジャケット写真
公開日
2017/07/08
監督
ダニエル・エスピノーサ
キャスト
ジェイク・ギレンホール(David Jordan) ライアン・レイノルズ(Rory Adams)
上映時間
104分
GEOで購入!
ライフ(2017)のユーザ評価

評価数:749件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 物語自体はエイリアンが人間を襲うよくあるパターンだが、描写が良くできていて一つ一つのエピソードがじわじわ恐怖をかんじさせる。
  • エイリアンみたいにドキドキ楽しめました。ジャケットと題名では想像つきませんよ。ジャケットと違い中身はスリル満点です。エイリアンが好きな方絶対見てください。真田広之も素晴らしい演技でよかった
  • エイリアンと人間の戦いが 結構リアルで面白い。エイリアンが 単純細胞なのに 知性的なのは 少し違和感あります。

「ライフ(2017)」の関連映画「コンタクト」をご紹介!

SF映画の名作とも言われる映画「コンタクト」は科学と宗教、そこに政治が絡んだヒューマンドラマです。地球外生命体からのコンタクトを解明するSETIプロジェクトの研究者エリー、宇宙からの継続的な信号を受信したことから、NASAや政治の介入、そして宗教観など様々な思惑が入り込んで来ます。「地球人だけじゃ広い宇宙が勿体無い」この言葉が象徴的に表すように、宇宙の中にはまだ未解明の世界がたくさんあり、我々は孤独ではないということ。これが映画「コンタクト」のテーマなのでしょうか。主演のジュディ・フォスターの知性的魅力が発揮されたこの映画は、宇宙の解明は神の解明と同じくらいに難しいことだと教えてくれます。

コンタクトの作品情報

コンタクトのジャケット写真
レンタル開始日
1998/11/20
監督
ロバート・ゼメキス
キャスト
勝生真沙子(ドクター・エリナー”エリナ”・アロウォイ) 森田順平(パーマー・ジョス)
上映時間
150分
GEOで購入!
コンタクトのユーザ評価

評価数:579件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 久しぶりに観ました。ちょっと古い映画だけどかなりよく出来ています。派手なSFではなくちょっとだけファンタジーが入っててストーリーがしっかりしてる最後まで飽きずに観れるオススメの一本です!
  • エイリアンモノでしょう?と思ってずっと観ていなかったのですが、本当に大失敗!こんなにすごい作品だとは知らず。もっと早くに観るべきだった!! この作品が問うているものは途轍もなく深遠だ。愛であり、哲学であり、人間存在の意味であり…実に荘厳な作品。いわゆる伝統的な、正しき「SF」の在り方を久々に見た気がする。畏怖の念でいっぱいになった。とにかくすごいです。絶対に観るべし、本当に観ないと大損。
  • 科学で証明できないから神の存在は信じない。でも宇宙人はいると信じて研究を続ける。科学で証明できないことも現実にはあるんだと痛感させられる科学者。男勝りのようでとても女性らしく魅力的なこの科学者をジョディ・フォスターさんが好演しています。 一度は頓挫した計画がなぜか北海道で「保険」として進められており(爆 念願かなってエリーが出発するシーンはけっこう緊張しました。エリーが体験した18時間は地球では1科学で証明できないから神の存在は信じない。でも宇宙人はいると信じて研究を続ける。科学で証明できないことも現実にはあるんだと痛感させられる科学者。男勝りのようでとても女性らしく魅力的なこの科学者をジョディ・フォスターさんが好演しています。 一度は頓挫した計画がなぜか北海道で「保険」として進められており(爆 念願かなってエリーが出発するシーンはけっこう緊張しました。エリーが体験した18時間は地球では1秒で誰も信じてくれない。当初は、自分にとっては数時間でも地球にとっては何十年…って逆の予想でしたが、結局どんなことでも「真実は体験した人にしかわからない」ということですね。 うラストは思わず安堵しました。

参考URL
・youtube.com