ライフ いのちをつなぐ物語のジャケット写真

「アース」など良質なドキュメンタリー映画を数多く製作してきた BBC Earthアースフィルムズ が、製作期間6年、のべ3000日の撮影日数、製作費35億円を投じ、動物の生態を捉えたドキュメンタリー。最新テクニックを駆使し、地球上の全大陸で撮影を敢行、世界初公開の驚異の映像が、いのちの営みを映し出す。

監督:マイケル・ガントン マーサ・ホームズ、脚本:マイケル・ガントン マーサ・ホームズ、音楽:ジョージ・フェントン

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

全大陸を渡って陸、海、空から届ける希望と勝利の物語

冒頭のシーンは、南極から始まります。季節は夏を迎え、あるウェッデルアザラシの雌は子育てのため引っ越してきたのは誰もいない氷上の上。天敵から身を守るため、極寒で吹きさらしの土地を選びましたが、餌となる生き物さえもいません。画面が変わり、世界北限の種として知られているニホンザルののんびりした入浴風景が映し出されます。一見、ほのぼのとした映像ですが、実は温泉に浸れるのは選ばれた一族のみ。 ケニアのアフリカゾウは、昨日生まれた我が子を連れて、生き延びるためのオアシスを求め、ひたすら歩き続けます。地球上に存在する生命は500万種、つまり500万通りの生き方があるのです。 エチオピアのシミエン山地では、死んだ動物の骨を拾って生活するヒゲワシが、栄養のある骨を食べやすく割るため、飛行しながら見つけた岩場に落として割ります。飛行技術も去ることながら、胃液が強力で大きな骨を丸飲みするヒゲワシの姿は独特です。 製作に6年かけ、総製作費35億円、全大陸を股にかけて英・BBCが、一大ロケを敢行、希望と勝利の物語には、知恵や驚くべき発想も見事に映し出されています。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=sIoFigkSR0k

全力で生きる動物たち生き抜く手段

圧倒的なスケールの映像美で魅せるネイチャードキュメンタリー。迷いなく率直に生きる動物たちの毎日から生きるとは何かを教えられます。生きる力をテーマに、地球に生息する動物たちの知られざる生態が流れるように映し出されます。大切な生命を紡いでいくためには、戦うばかりではありません。コスタリカに住むイチゴヤドクガエルに注目してみましょう。ジャングルに生息するイチゴ色の毒を持つカエルの不思議な生態。大きさは親指の爪ほどの小さなカエルは、卵から孵ったばかりのオタマジャクシを背負って木の上ある葉にできた水たまりに1匹ずつ、別々の安全な場所へ運び込みます。気の遠くなる作業を繰り返し、さらに驚くことに、無精卵を産んでオタマジャクシの餌として与え、カエルに成長するまで子育てするのです。 最新のカメラを使って、アルゼンチンのハキリアリの目線に立つと、人間とは異なる世界が見えてきます。一千万のアリたちが毎日、各々の仕事に取り組む姿は、人々が築き上げた文明そのもの。懸命に運び込んだ葉っぱでキノコを作り出します。巣の中をどうやって風が吹き込むようにするか考え抜かれた構造の建築美。 長い年月をかけて、脈々と受け継がれるブラジルのフサオマキザルの文化にも文明が見られます。逆立った黒い毛は帽子のようで愛嬌のあるサルたちは、調理道具を上手に使って固い実を割るのです。

ミズダコの命を託す犠牲愛が描かれている

さらに観る人の心を揺さぶるのは、カナダのミズダコでしょう。ミズダコの産卵は一生に一度きり、卵を産み落とした後は、親は一切、飲まず食わずの日々を過ごし、卵につきっきりで命を守るのです。常に新鮮な海水を送り続け、半年後、無事に卵が孵化を迎えたら、役目を終えて一生を終えてしまうのです。自らを犠牲にする究極の愛で命を繋ぎます。マイケル・ガントン監督は、他のストーリーとは違うミズダコのシーンについて語っています。「身を守るために、子孫を残すためサバイバルな行動をする動物たちと違い、ミズタコは卵をじっと守り、死を迎えるため、どう映像に組み込むか悩みました。でも、次の命を残すための自らを犠牲にする死は、まさにこの映画で伝えたかった命そのもの。我々も次世代をいかにサポートしていくべきか、ということです。」ミズダコの生き方が加わって、映像美だけではなく、エモーショナルなストーリーの映画となっています。

映像を締めくくるのは壮大な海

締めくくるのは、ザトウクジラのオスの戦いです。壮大なスケールの美しい映像で、求愛コンテストの完全版を楽しめます。陸、空、海からあらゆる動物を捉えた世界初の映像を含む15シーンの完結です。天敵を避け、苛酷な環境を選んで動物を産み育てる動物、独特の方法で獲物を捕らえる動物。驚きの技術で餌を調達する動物、身を守るために特殊な技能を発揮する動物、生きることにまっすぐで、様々な進化を遂げる動物たちを観察した映画です。 動物たちの日常に踏み込んで、撮影日数3000日、最新のカメラ技術を駆使して多様な生き物たちの生態を世界で初めて捉えました。全大陸を股にかけ、一大ロケを敢行したBBCが世界中の人々に伝えるのは、生きるための真実です。感動、発見、興奮、スリルある動物たちの行動から生き抜く力を学べるはずです。 ナレーションは『007』シリーズのダニエル・クレイグ、日本語吹き替えは数々のヒット作に出演する女優・松たか子、歌舞伎界でも名高い松本幸四郎の親子が務めています。地球に住む動物たちの、日常に迫った世界初の映像に目を見張るでしょう。

ライフ いのちをつなぐ物語の作品情報

ライフ いのちをつなぐ物語のジャケット写真
レンタル開始日
2012/02/03
監督
マイケル・ガントン マーサ・ホームズ
上映時間
88分
GEOで購入!
ライフ いのちをつなぐ物語のユーザ評価

評価数:1417件
評価 :★★★☆☆(3.6/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 動物ドキュメンタリーは数少なく、それだけ制作費や年数がかかるのだろうなと思います。大好きな作品で何度かレンタルしているので購入出来て嬉しいです(^-^)まだ観てない動物好きさんにはオススメの作品です!
  •  高い撮影技術による、非常に美しい映像。落ち着いた、そして時にユーモアを交えたナレーション(=ダニエル・クレイグ、日本語版は聞いていません)。妙を得た効果音。映像を盛り上げながらも抑制の効いた音楽。とても良質なネイチャー・ドキュメンタリーです。  ストーリーは、生き物が登場するごとに一話が語られる短編集仕立てになっています。それぞれの物語には泣かせよう、感動させようといったあざとい演出はなく、映像をぶち壊す過剰な効果音や、耳障りになるような音楽は極力排除されています。  わざとらしさや押しつけがましさに邪魔されることなく、美しい映像と興味深い物語とを楽しみながら、同時に、自然の厳しさと驚異、命の営みの尊さが伝わってくる作品です。劇場版でカットされた映像集も見てみたいです。
  • タイトルに「いのちをつなぐ物語」とありますがドラマではありません。 動物の生態を撮影したレアな映像集に少し解説コメント付け加えた作品です。 映像は本当にきれいでした。

生き物の生態に迫ったおすすめ映画「アリのままでいたい」

樹木に溜まった樹液を求めて、命の戦いを繰り広げる昆虫たち。森のレストランとも呼ぶべき樹木での戦いを一部始終余すことなく「アリの目カメラ」で撮影しました。弱肉強食の自然界で次々に食べられてしまう虫たちの日常を、製作期間3年を虫たちの目線で描く大スペクタクル映像です。

アリのままでいたいの作品情報

アリのままでいたいのジャケット写真
レンタル開始日
2016/01/06
監督
鴨下潔
上映時間
80分
GEOで購入!
アリのままでいたいのユーザ評価

評価数:755件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 子供といっしょに見ましたが色々勉強になりました。虫達も生きる為に精一杯頑張っている姿がよくわかる内容でした。
  • すっっごくリアルで近くて、こんな角度から見たことない‼︎の連続。虫の世界は広くてシビアで、大変だということと、やっぱり虫はなんか気持ちが悪いなと。 虫の世界をこんな間近で体感出来る映画だから、虫好きな子は大興奮だと思う。私も息子が見たならなければ一生見ることはなかったと思う。
  • この映画は昆虫の好き嫌いで評価は別れると思います。 カマキリ、クモが苦手な人は向きません。 虫好きの子供は大興奮。逆に女性は苦手でしょう。 私はGなどは苦手ですが、上記の虫は平気です。 カブトムシは嫌いな人はいないと思います。 基本子供向けですが、大人でも楽しめると思います。

参考URL
・youtube.com