ランゴのジャケット写真

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督とジョニー・デップによるCGアニメーション映画。自分探しの旅に出る主人公のカメレオンの声を、ジョニー・デップが担当。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:ジョン・ローガン ゴア・ヴァービンスキー ジェームズ・ウォード・バーキット
音楽:ハンス・ジマー、
声優:ジョニー・デップ(ランゴ) アイラ・フィッシャー(マメータ) アビゲイル・ブレスリン(プリシラ) ネッド・ビーティ(町長) アルフレッド・モリナ(ロードキル) ビル・ナイ(死神ジェイク) ジョージ・デル・ホヨ(セニョール・フラン) スティーヴン・ルート(ドク、メリマック、スナグルズ) ティモシー・オリファント(西部の精霊) レイ・ウィンストン(バッド・ビル) イアン・アバークロンビー(アンブローズ) ギル・バーミンガム(傷ついた鳥)

ランゴのネタバレ-1|土の町

砂漠のハイウェイを走る一台の車。その荷台の小さな水槽の中で、人形やおもちゃの魚相手に芝居にいそしむ一匹のカメレオン。彼は自分のヒーロー願望を、演技でしか満たすことができないのでした。その時、車がコントロールを失い、衝撃でカメレオンは車が行き交う道路に放り出されてしまいます。原因は、一匹のアルマジロが道路を横切ろうとしたことによるものでした。

アルマジロはカメレオンに、自分は道路の向こう側にいるという「西部の精霊」に会いに行こうとしていたと言います。一方とにかく水がほしいカメレオンは、アルマジロから町の存在を教えられ、そこへ向かうことに。途中タカに襲われるなど災難に遭いつつ、一夜を砂漠の排水管ですごしたカメレオンは、突然あふれ出した水で目を覚まします。

彼の目の前に立っていたのは、マメータと名乗る女の子でした。彼女は「誰かが水を捨てている」とカメレオンに言います。町に戻るマメータの馬車に乗せてもらい、砂漠の生き物たちが暮らす「土の町」にやってきたカメレオン。一軒の酒場に入りますが、どこからどう見ても歓迎されていないムード。素性を問われた彼はとっさに、「俺は西部から来た。故郷はまさに地獄だったぜ!」と、タフでクールな憧れの自分を演じ出します。

この芝居がすっかり信じられ、彼は「一発の銃弾で7人を殺した男」として知られることに。そして彼は、ここで新しい名前も手に入れます。その名も「ランゴ」。情け無用のランゴの誕生でした。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=octu_p_oQ2c

ランゴのネタバレ-2|銀行やぶり

そこでランゴは行きがかり上、ならず者との決闘を余儀なくされます。これは非常にまずいと思ったところへ、再びタカの襲撃が。ランゴはこれを、重なりまくった偶然によって銃弾一発で倒してしまいます。幸か不幸か、これで完全に英雄と勘違いされたランゴは町長に会うことに。町長は「皆信じるものが必要だ」と、彼を保安官に任命します。

一方、土の町は水不足にあえいでいました。毎週水曜日に行われる水の配給もすっからかんで、おまけに水銀行にも蓄えはほとんどないと知った住民たちは暴動寸前に。この騒ぎにランゴは、フルタイムの水の警備を買って出ます。ところがその最中、銀行に賊が入って水が盗まれてしまう事件が発生。ランゴと住民たちは自警団を結成し、奪われた水を取り戻すことにします。

彼らは強盗が堀った穴を辿って追跡を開始しますが、その途中で銀行の店長メリマックの死体を発見。しかも死因は溺死でした。ランゴたちはなおも追跡を続け、ようやくモグラ強盗団のアジトに到着。ランゴは一計を案じ、劇団のふりをして近づくと、隙をついて水のボトルを奪い逃げだします。しかしその後を、無数のコウモリに乗ったモグラたちが追撃してくるのでした。

ランゴのネタバレ-3|死神ジェイク

盗賊団の攻撃をかわしつつ逃げるランゴ達ですが、その途中でボトルが横転し、中身がこぼれて…と思ったら、出て来たのは砂がちょっぴり。水などは最初から入っていなかったのでした。

盗賊が言うには、押し入ったとき銀行はすでに空で、ボトルは砂漠で拾ったとのこと。ランゴは言い逃れだとして、首謀者を逮捕します。とぼとぼと町へ戻ってきた一行。ランゴは一人町長に会いに行きます。保安官に任命される時に言われた「水を支配するものは全てを操れる」という言葉が引っかかり、探りを入れようとしたのです。

しかし町長ははぐらかして、ランゴにある光景を指し示します。それは開発される砂漠の様子で、町長はその光景を「未来」と呼ぶのでした。実は町長は、水不足で人々がやむなく手放した土地を、次々に安く買いあさっていたのです。残るはマメータが父から継いだ土地だけでしたが、彼女は頑なに売るのを拒んでいました。

ランゴは事件の裏で町長が暗躍していると考えますが、予想を超えて張り切りだした保安官に対し、町長は切り札を出します。その切り札とは、「死神ジェイク」と呼ばれるならず者のガラガラヘビでした。ジェイクに圧倒的な迫力で迫られた結果、恐怖のあまり、皆の前で嘘をついていたことを告白してしまうランゴ。まあ怖いですこれは。確かに。バッジも捨て、全てを失ったランゴは、1人荒野にさまよい出るのでした…。

ランゴのネタバレ-4|西部の精霊

何もかも失ったランゴの行く先はただ一つ。「道の向こう側」でした。ランゴは夢うつつのままハイウェイを横切ると、そこに彼を待つ一人の男の姿が。黄金の天使(オスカー像)に囲まれ、ポンチョに身を包んだその男こそ、クリント・イーストウッド激似の「西部の精霊」でした。

西部の精霊はランゴに、「皆が君にヒーローを望むなら、なってやるんだ」と言い、さらに「誰も自分の物語から逃げられない」と告げて去っていきます。そしてランゴは、そこでもう一つの真実を目にします。それは人間の手で開発された街と、そこに引かれた水のパイプでした。砂漠の水はその街へと集められ、かわりに土の町は水を失ったのです。そして町長は土の町に伸びるパイプの弁を閉じ、さらに水不足を招いて土地の買い占めを画策したのでした。

からくりに気付いたランゴは再び立ち上がります。その頃マメータは町長とジェイクに脅され、土地を手放すよう迫られていました。そこへ戻ってきたランゴはジェイクに決闘を申し込むと、盗賊団の協力でジェイクの弾丸を全て使わせ、優位に立ちます。

しかしマメータが人質に取られ形勢は逆転。ランゴとマメータは銀行のタンクの中に入れられ、溺死のピンチに陥ります。一方ジェイクを持て余し気味の町長は、この際同時に片付けようとランゴから奪った銃を向けますが、弾は空でした。最後の一発はランゴが隠し持っており、彼はそれを使ってタンクのガラスを粉砕すると、あふれた水は町長らを押し流します。

再度形勢は逆転し、町長は命乞いもかなわず、怒れるガラガラヘビの餌食に。そして死神ジェイクは、「あんたが次の伝説だ」とランゴに敬意を表して去っていくのでした。その頃町には、パイプの弁が解放されて水があちこちから噴き出していました。約束通り水を取り戻し、平和をもたらしたカメレオン。今こそ彼は真のヒーロー「ランゴ」として、語り継がれる伝説となったのです。

ランゴ おしゃべりカメレオンの不思議な冒険の作品情報

ランゴのジャケット写真

レンタル開始日
2012/04/13
監督
ゴア・ヴァービンスキー
キャスト
ジョニー・デップ(ランゴ) アイラ・フィッシャー(マメータ) アビゲイル・ブレスリン(プリシラ)
上映時間
107分
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ランゴ おしゃべりカメレオンの不思議な冒険のユーザ評価

評価数:2128件
評価 :★★★☆☆(3.4/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ランゴをジョニーデップが、吹き替えでは平田広明(ワンピースのサンジ役)が務めていて、これだけでなんとなくランゴのイメージはわかるかな。砂漠の町にランゴがたどり着くまでのツカミも笑えるし、ちょっといい加減な感じ、テキトーなキャラが、後半になるとちょっとした変化を見せる点も評価できるかな。砂漠が舞台だけに、水をめぐる陰謀からクライマックスまで、
    バランス良くまとめられていて、かなり好きな感じの作品かな。
  • クォリティーが高く、スパイスが効いていてとても面白い。監督いっそのことコレでPOCパロやればいいのに(笑) OPとEDクレジット、そしてフクロウ’s が好き。字幕派だけど、ジョニデお抱えの平田氏だったので吹替も見てみた。最近名前だけでキャスティングしたお粗末な吹替が目立つのでとても素晴らしく感じた。地方色豊かな方言がガンフロンティアを思い出させる。音楽も好き…ジマーと気付いて驚いた。

参考URL
・youtube.com