<簡単な解説>
第89回アカデミー賞では6部門でオスカーを獲得し、メディアにも大きく取りあげられた作品。ミュージカル作品ならではの音楽はもちろん、映像も秀逸に仕上がっています。

カラフルな車と衣装、そして音楽による華やかな演出シーンを一目見た瞬間、「ラ・ラ・ランド」の世界に引き込まれるはずですよ。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

ラ・ラ・ランドのネタバレ:夢を追いながらうまくいかない日々

主人公のセブはジャズピアニストを目指す青年。自分の思う音楽と求められる世界が違うため、なかなか成功を遂げない日々を送っています。

一方ミアは女優を志す、素直で嘘をつけない性格をした可愛らしい女性。ある日2人はひょんなことから出会い、ミアはセブの演奏に心惹かれます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=tlyqz57sHgM

ラ・ラ・ランドのネタバレ:恋に落ちる2人、そして音楽

パーティで再び出会ったセブとミア。ミアは屈託ない態度でセブと再び交流しようと試みますが、セブの壁はなかなか崩せません。そんな2人を美しい風景やちょっとしたトラブルが包み込み、やがて少しずつお互いの魅力に惹かれていきます。


セブのジャズ、ミアの演技に対して、はじめはお互い理解がありません。ミアは「ジャズはあまり好きじゃない」と、お得意の素直な感想を言ってしまいます。しかし、セブは諦めず、彼女にジャズの魅力を知ってもらおうと努力します。


お互いを理解しようとするうちに、セブとミアは恋に落ちていきます。そんな2人が歌うデュエットは、自然な会話のようで、笑い声をもらしながら歌われます。メインテーマとなる『City of the Stars』を2人ピアノを前に肩を並べて歌うシーンは、思わず胸が熱くなります。

ラ・ラ・ランドのネタバレ:夢と恋を天秤にかけて訪れる別れ

セブはプライドが邪魔をして成功できない日々に終止符を打つため、思い切ってジャズ・バンドに加入し成功をおさめます。ジャズ・バンドのツアーや仕事が増え、次第にセブとミアは一緒にいる時間が少なくなっていきます。

ミアはセブがやりたいジャズバーの夢や、本当に目指したい音楽を知っているからこそ、彼の成功を手放しには喜べません。 そんな中、ミアは女優として成功するため、信念を曲げず演技の修行にいそしみます。そんなある日、2人のプライドがぶつかりあい、ミアはセブの成功に対し批判的な態度をとってしまいます。

このことをきっかけに2人は別れを決意。それでも2人の愛は決して途絶えたわけではなく、互いに葛藤する様子が音楽とともに切なさを掻き立てます。

ラ・ラ・ランドのネタバレ:彼らの夢の結末は?

一時は夢をあきらめかけたミアを再び女優の道へ戻すのは、セブの熱いコール。ミアが執念で演じた一人芝居をきっかけに目を止めた人物がいることを知らせ、夢をあきらめないよう彼女を励まします。これがきっかけとなり、ミアも夢を成功の道へと導き始めます。2人はお互いの夢を応援しあうこと、2人の存在を認め合うことを固く心に誓いあうのです。


しかし、5年後、大女優となったミアを幸せにしているのはセブではありません。ジャズバーの店長になったセブは、自分の店でそっとジャズを弾き続けています。偶然、旦那と子供とともにその店に入ったミアは、セブの存在に気付きます。セブは2人にとって思い出の音楽を奏で、ミアは思い出を懐かしく愛でます。しかし、お互い別の道を歩み始めた2人が結ばれることはなく、ミアは店を家族とともに出ていくのでした。

ラ・ラ・ランドの作品情報

ラ・ラ・ランドのジャケット写真
公開日
2017/02/24
監督
デイミアン・チャゼル
キャスト
ライアン・ゴズリング(Sebastian)、エマ・ストーン(Mia)、カリー・ヘルナンデス(Tracy)
上映時間
128分
GEOで購入!
ラ・ラ・ランドのユーザ評価

評価数:1736件
評価:★★★★☆(4.1/5)

クチコユーザの声
  • 映画館で見る映画って、変に先入観入ってもうて家で見るよりも評価下がってまうねんけど、これは違った。映画館で見た映画で久々の当たり!いや、大当たり!!この監督は天才やと思う。カメラワーク、ロケーション、歌、演技、脚本、どれも最高レベルやった。今年、これほどの映画あるいはこれを超える映画に何本出会えるのだろうか。
  • 女優も俳優もいい味だしてる。夢と普通の幸せのどっちをとるかという点にメッセージせいがあり平凡な幸せなだけが幸せだけでなく、生きていく上で、どれだけ経験値として影響を及ぼせる存在かという点が良い
  • 個人的にはこの結末はハッピーエンドでもあると思った。人により捉え方が違うのだろうけど、それほど見せ方に幅がきく作品であることも、優れているポイントなのだろう。

オススメの関連映画をご紹介!

本作の監督を務めるデミアン・チャゼルがその名を轟かせた衝撃のデビュー作『セッション』。 『ラ・ラ・ランド』では心躍る、切ないジャズが流れますが、『セッション』はジャズドラマーを目指す少年と鬼講師の歪んだ愛と夢を描いています。同じくジャズを扱った作品ですが、そのストイックさは同じ音楽のジャンルとは思えない側面を見せてくれます。本作でジャズの魅力を感じたあなたは、同監督が描く全く別のジャズを『セッション』でお楽しみください。

また、本作でヒロイン・ミアを演じるエマストーンは、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で落ちぶれた俳優の父親に翻弄される娘を演じています。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』もまた、精神状態を表現する即興的なジャズが見事に映像に絡み合う音楽的一作なので、ぜひチェックしてみてください。

セッションのジャケット写真
公開日
2015/04/17
監督
デイミアン・チャゼル
キャスト
マイルズ・テラー(Andrew)、J・K・シモンズ(Fletcher)、ポール・ライザー(Jim)
上映時間
106分
GEOで購入!
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のジャケット写真
レンタル開始日
2015/09/02
監督
アレハンドロ・G.イニャリトゥ
キャスト
マイケル・キートン(リーガン)、ザック・ガリフィアナキス(ジェイク)、エドワード・ノートン(マイク)、エマ・ストーン(サム)
上映時間
120分
GEOで購入!

参考URL ・youtube.com/