ローガン・ラッキーのジャケット写真

「オーシャンズ11」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグが4年ぶりに撮り上げた監督復帰作。不運続きのジミーとクライドのローガン兄弟は、爆破のプロで服役中のジョーを脱獄させ、全米が夢中になるNASCARレースの最中に売上金を盗み出そうと計画しますが、簡単にはいかず・・・

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:レベッカ・ブラント
出演:チャニング・テイタム(Jimmy Logan) アダム・ドライバー(Clyde Logan) セス・マクファーレン(Max Chilblain) ライリー・キーオ(Mellie Logan) ケイティ・ホームズ(Bobbie Jo Chapman) キャサリン・ウォーターストーン(Sylvia Harrison) ドワイト・ヨーカム(Warden Burns) セバスチャン・スタン(Dayton White) ブライアン・グリーソン(Sam Bang) ジャック・クエイド(Fish Bang) ヒラリー・スワンク(Special Agent Sarah Grayson) ダニエル・クレイグ(Joe Bang)

ローガン・ラッキーのネタバレ-1|ダメ兄弟の強盗計画

映画冒頭、主人公ジミーは楽しそうに娘と話しています。妻とはすでに離婚していますが、娘との時間が何よりも楽しい様子のジミー。娘は美少女コンテストへの参加と、父であるジミーが見に来てくれることを楽しみにしています。

そんなある日、作業員として働いているジミーは、自動車レース場の地下トンネルをつくる工事の最中に呼び出され、解雇されてしまいます。理由は足が不自由だから。理不尽な出来事に怒りつつ娘のもとへ行くと、妻から再婚した夫と共に引っ越すことを告げられてしまいます。

落ち込んだジミーは、弟クライドが勤めているバーへ向かいます。弟はイラク戦争の帰還兵であり、戦争で片腕を失っていました。それでもバーテンダーとして働いています。そんなクライドに客が義手のことをからかうと、ジミーはその客に食ってかかります。

客の大事な車に火をつけたジミーは「カリフラワー!」と叫びます。なんのことやらさっぱり・・・と思っていると、弟が困った顔で「カリフラワーって言ったか?!」と叫びます。これは兄弟が犯罪を犯す時に使う合言葉でした。ジミーはクライドに、自身が着手した工事現場である自動車レース場を利用した、現金強奪計画を告げます。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=5ONjCXyEjwE

ローガン・ラッキーのネタバレ-2|ダメ兄弟と強盗の達人(?)による計画とは

ジミーとクライドには、美容師であり、自動車大好きなスピード狂の妹メリーがいます。彼女も計画に加わります。また金庫破りのプロであるジョーを計画に加えるため、刑務所へ向かいます。「今、俺は刑務所にいるんだぞ」と兄弟を軽くバカにするジョーですが、ジョーはちょっぴりおバカな兄弟フィシュとサムも計画に加えることを条件に、参加することになります。

まず、計画実行時にジョーを脱獄させるため、クライドがわざと自動車事故を起こし刑務所へ入ります。メリー達はゴキブリを用意し、地下金庫の受付係の女性にケーキと共に贈ります。そうすることで、金庫のセキュリティがゴキブリ駆除のために甘くなるのを狙ったのです。

ジョーが金庫破りのプロとはいえ、素人軍団ですからうまく事は進みません。ジミーは元上司に出会った時、地下トンネル工事が早まったことを聞かされたため、当初の計画より1週間早く強奪計画を実行することになってしまいました。それでも計画通り、ジョーとクライドは刑務所仲間と手を組んだ暴動の最中に脱獄、メリーと共にレース会場へと向かいます。

ローガン・ラッキーのネタバレ-3|華麗なる計画実行の行く末

先にレース会場へ着いていたジョーの兄弟フィシュとサムは、コンピュータに強い特技を活かし、レース会場のあらゆる決済方法を”キャッシュオンリー(現金のみ)”にします。現金はエアシューターと呼ばれる機械を通して、金庫まで運ばれます。

現場に到着したジミー達は、ジョーを連れて全ての現金が行き着く先へ。そこでジョーお手製の爆弾を使い、システムを破壊します。途中、爆弾の煙で警備員達が動き始めますが、ある程度行動を予測していた彼らはスタッフの1人に頼み、喫煙禁止の場所で喫煙してもらうことでその場をしのぎます。

ハラハラさせる展開が続きますが、なんとか現金強奪に成功した彼らは、まずジョーとクライドは刑務所の仲間が引き起こした火事(これも計画のうち)を利用して刑務所へ戻り、ジミーは娘が参加する美少女コンテストへと急ぎます。美少女コンテストでは、父が来るのを待ち望んでいた娘の番が回ってきました。娘は父を見つけると、美少女コンテストには向いていないと選曲していなかった、父の好きなカントリーミュージックを歌い始めます。

ローガン・ラッキーのネタバレ-4|FBI登場と素朴な強盗の結末

後日、強奪した現金の一部が発見されました。FFBIのサラが捜査を担当することに。彼女はまず刑務所を訪れます。しかし刑務所の所長は、自身の不手際がバレるのが嫌で、刑務所内で起こった騒動(実際にはジョーとクライドが脱走している)の存在自体をなかったことにします。

FBIはレース責任者も問いただしますが、彼は「“盗んだ金の一部を返した親切な強盗”の存在によってレースの知名度があがり、失った金も保険でカバーできている」と話し、「問題ない」と返答します。結局、事件は迷宮入り・・・のようになってしまいます。

その後、クライドもジョーも刑期を終え出所します。ジョーが自宅へ帰ると、自宅の一部から強奪した金の一部が出てきます。実はジミーは面倒をかけた相手に盗んだお金を送っていました。ジョーや刑務所の共犯者だけでなく、ゴキブリ被害に遭った受付の女性や、計画途中で彼が出会った同級生など。

物語の最後、クライドのバーには計画に参加した人が集まっていました。そこにはFBIのサラの姿もありましたが、物語は一応、”計画成功”で締めくくられます。

ローガン・ラッキーの作品情報

ローガン・ラッキーのジャケット写真

レンタル開始日
2017/11/18
監督
スティーヴン・ソダーバーグ
キャスト
チャニング・テイタム(Jimmy Logan) アダム・ドライバー(Clyde Logan)
上映時間
119分
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ローガン・ラッキーのユーザ評価

評価数:254件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 有名な監督だけあって、かなりの豪華キャストが勢揃いしている。個人的に、スターウォーズのカイロ・レン役アダム・ドライバーに注目していたが、全くオーラを感じさせず、冴えないバーテンダーを見事に演じきっていて良かった。
    前半はあまり手の内を見せず、後半にかけて一気にたたみかけていく。見応えあり!!
  • オーシャンズ11が表ならこちらはその裏の作品です。
    そういう意味でコメディのジャンルなんでしょうが、残念ながら相当の映画ファンでないとこの流れはわかりにくいです。コメディ映画として見ても楽しめない人が多いかも。面白くないという意味ではありません。ジェームズボンドが爆弾魔になってたりしますし。
    派手なアクションも殺し合いもない、そして誰も損はしないし、余分に欲しがりもしない。
    私は庶民的で親近感が湧いたので成功してくれ〜と心配し、お願いしながら見ちゃいました。社会派映画で視野が広がりますので老若男女楽しめる作品かな。
  • ジャンルにはコメディに入れられているが、それほど笑えるところはない。それよりも兄弟愛、親娘の愛情、郷土愛まで盛り込み、ハッピーエンドの観客サービスたっぷりのソダーバーグ作品だった。随所に伏線を張り巡らせてあるので、ラストの解説だけでは残念ながら全ては理解できませんでした。DVDで巻き戻して見たいですね。しかし劇場でのカーレースの爆走サラウンドの重低音は満足です。
    さて、FBI捜査官を最後に登場させて続編を出すつもりなのでしょうか?

参考URL
・youtube.com