予告犯のジャケット写真

映画「予告犯」はジャンプ改で連載されていた漫画を実写化した作品です。誰しもがSNS使う現代社会にあって、匿名の発言者が次第に権力を握っていく展開は、見ている人にSNSの怖さを覚えると共に、考えさせられるところも多いのではないでしょうか。気になるネタバレをどうぞお楽しみください!

監督:中村義洋、原作:筒井哲也、脚本:林民夫、音楽:大間々昂、出演:生田斗真 戸田恵梨香 鈴木亮平 濱田岳 荒川良々

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

予告犯のネタバレあらすじ-1:謎の男「シンブンシ」が下す制裁と予告動画

食中毒事件の会見で逆ギレする食品会社、バイト先の調理器具で虫を揚げて動画をアップしたアルバイター、女子大生レイプ事件の被害者を嘲笑う大学生。そんなメディアを賑わせる”悪”に対して”制裁”を加える、”シンブンシ”と名乗る新聞を被った男。

彼は予告動画を動画サイトで掲載し、視聴者は次第に彼らの予告犯を楽しむようになっていきました。警視庁のサイバー犯罪専門の部に所属する刑事「絵里香」は、”シンブンシ”の正体を突き止めるべく動画の分析と捜査を開始します。絵里香は持ち前の購読力と分析力から、動画が投稿されているのは全国チェーンのネットカフェであることを突き止めます。しかし、絵里香の捜査とネットカフェのセキュリティをかいくぐり、次なる予告動画が投稿されます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=GC9s43uSuGY

予告犯のネタバレあらすじ-2:煽られる無数のファンたち

動画投稿場所と犯行現場がズレたことで、絵里香たちの捜査は混乱に陥ります。また、今回の制裁内容は男をバットで殴り続けるもので、犯行内容がエスカレートしつつあることが絵里香たちを焦らせます。更に、”シンブンシ”の犯行に心酔した一般人が、犯行動画を真似る模倣犯が勃発。絵里香たちは動画を分析したことで予告犯が複数名いることを判別した上で、インターネットカフェのセキュリティをかいくぐるトリックを推理していくうち、「ネルソン・カトー・リカルテ」という名のフィリピン人の少年にたどり着きました。

時を同じくして、議員に対する殺人予告が動画掲載されます。そしてターゲットの議員は、自身に関わる情報操作をしていたことが明かされ、議員としての生命を絶たれたのでした。しかし、この展開に対してファンからは”本当の殺人ではないのか”という批判が殺到します。絵里香は予告犯が犯行に及ぶ本当の理由を探ろうと動き始めました。

予告犯のネタバレあらすじ-3:シンブンシの正体

ある男は、会社内のイジメで解雇され、地獄のような日雇い労働にその身を落としました。奴隷のように働かされる環境で、彼は同じく社会からはじき出された仲間と、”ネルソン・カトー・リカルテ” という少年に出会います。彼は日本人の父を探していましたが、臓器売買によって体を病んだ状態で働き詰めにされ、命を落とします。

素直で太陽のように明るかった少年の死を無碍にした上司に激怒した4人の仲間たちは、上司を殺害してしまいます。そして少年が会いたいと願った消息不明の父を探すため、元プログラマーだった男はある計画をたてます。それは、事件を起こしてそれを捜査する警察の前に”ネルソン・カトー・リカルテ”に繋がる痕跡を残すことで、警察の手を使って少年の父を見つけ出そうというものでした。それが予告犯の正体だったのです。そして予告犯は最後の予告として”シンブンシの抹殺”を動画で宣言するのでした。

予告犯のネタバレあらすじ-4:自ら幕を引くシンブンシ

絵里香が彼らの場所にたどり着いた時には、既に4人の男たちは現場に倒れていました。そこには少年の遺骨が父に届けるよう遺してあります。しかし、なんと4人のうち3人は毒薬ではなく睡眠薬を飲んで眠っていただけだったということが判明。

唯一、命を絶った「ゲイツ」と呼ばれる男は、全ての計画をたてたのは自分であり、他の3人は自分が脅して協力させていたというシナリオとともに一人で毒を飲んだのです。それはゲイツが仲間だった3人の社会復帰を願って仕掛けた最期のトリックでした。事件が終幕した後、絵里香は少年の遺骨を手に取り、父のもとへと向かうのでした。

予告犯の作品情報

予告犯のジャケット写真
レンタル開始日
2015/12/04
監督
中村義洋
キャスト
生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平
上映時間
119分
GEOで購入!
予告犯のユーザ評価

評価数:16938件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 予想に反して、めっちゃ切ない映画だった。今の自分がこれでいいのか考えさせられた。自分を見つめ直すために絶対観た方がいいと思います。
  • 初めと観終わった後では、印象が全然違った。もっと違うやり方がなかったかなとか、世の中にこんな状況の人がどれくらいいるのかなとか、観終わった後で、色々考えさせられました。
  • 最初はサスペンス要素が強いかと思っていましたが蓋を開けると考えさせられ、泣ける素晴らしい作品でした。また、キャストも豪華で今をときめく人が多いところも驚きました。

オススメ関連映画!

たったひとつの願いだけで世間を揺るがす事件を起こす男たちの姿を描いた『予告犯』は、カリスマ性のある一面がフューチャーされる男たちの素顔が実に生々しく弱い人間であることが印象的です。彼らを地獄に落とした社会に対する”理不尽だ”という叫びは、結局正しい形で届かなかったのかもしれませんが、知恵を絞って不器用にも声を上げた姿は心に残りますね。『アキハバラ@DEEP』も同じく、社会では弱者の立場にいる者たちが協力しあってつくり上げたものが、権力ある者に搾取される理不尽さを痛快なアクションコメディとして描きます。『予告犯』でも愛嬌のあるキャラクターを演じた荒川良々が、こちらでも重要なチームメンバーとして登場します。汚い考えに屈することなく、意志をもって生きることを伝える邦画のひとつとしておすすめです。

アキハバラ@DEEP 劇場版の作品情報

アキハバラ@DEEP 劇場版のジャケット写真
レンタル開始日
2007/02/09
監督
源孝志
キャスト
成宮寛貴(ページ)、山田優(アキラ)、忍成修吾(ボックス)
上映時間
120分
GEOで購入!
アキハバラ@DEEP 劇場版のユーザ評価

評価数:243件
評価 :★★★☆☆(3.2/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 笑いあり涙ありの作品で面白かった。成宮寛貴の演技に必見。
  • 繰り返し見たくなる不思議。ドラマ版と比較するとかなりの変更があり戸惑うが、映画なりの完成度はあり、なおかつエンタテインメントとして成功していると思う。
  • ネットバブルの権力者とネットの裾野のことを考えている若者企業家。たぶんヌケてますがこういう関係は現実にもありあそう。

参考URL
・youtube.com