名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)のジャケット写真

青山剛昌原作の人気コミックで、テレビアニメも放送中の『名探偵コナン』劇場版。『アヴェ・マリア』や『アメージング・グレイス』などクラシックの名曲にのってコナンが事件の謎を解き明かす、劇場版だけのオリジナルストーリー。監督は「名探偵コナン 紺碧の棺」の山本泰一郎。声の出演は「魔女の宅急便」の高山みなみ。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:山本泰一郎
原作:青山剛昌
脚本:古内一成
音楽:大野克夫
声優:高山みなみ(江戸川コナン) 山崎和佳奈(毛利蘭) 神谷明(毛利小五郎)

ホールのこけら落としを前に次々に起こる殺人事件

有名なピアニスト・堂本一輝が創設した堂本アカデミーで突然の爆発事故が発生する。その事故で堂本アカデミー1期生の連城岳彦と水口洋介が死亡。堂本ホールのこけら落としで演奏することになっていた河辺奏子は、重傷を負うことに…。

その後も堂本アカデミーの1期生・志田治、曽根久男が次々と殺害されていく。その殺害現場には、フルートの一部がメッセージのように残されていた。

連続殺人事件として目暮警部たち警視庁関係者は、川辺奏子が最後にメールを送った秋葉怜子を訪ねるため堂本ホールのリハーサル会場を訪れる。

同じ頃、コナンたちも鈴木園子のツテでこけら落としコンサートのリハーサルを見学していた。元太たちが合唱指導を頼んだことから、秋葉怜子とかかわりを持つことになるコナン。そして、犯人の魔の手は、秋葉怜子にも襲い掛かる。

被害者たちと秋葉怜子の接点が明らかに

それぞれの関係者に動機がありながら、2つの事件との関連性が見つけられないコナン。すると、またしても秋葉怜子が襲われる事件が発生する。時を同じくして、秋葉怜子と殺害された4人の被害者との接点が、秋葉怜子の婚約者・相馬光であることを突き止める目暮警部たち。

フルート奏者であった相馬は、蓮城ら4人により酒を飲まされ、酔ったことで事故死していたのだ。それを恨みに思った秋葉怜子の犯行なのか…。

事件の全容が謎のままこけら落としコンサートの膜は切って落とされる…

一連の事件の犯人が捕まらないまま、こけら落としコンサートの日を迎える堂本たち関係者。練習とは打って変わり、当日のリハーサルでは素晴らしい演奏を見せる出演者たち。蘭や園子たちは、コンサートの本番を楽しみにしていた。

そんな時、コナンはリハーサルで気になったことを確かめるため、ホールへと舞い戻る。そこには、コナン同様パイプオルガンの音の違和感を感じた秋葉怜子の姿があった。

コンサート前にパイプオルガンの不具合を調整するよう堂本に報告すべくあちこちを探す怜子とコナン。しかし、その時2人を犯人の魔の手が襲う。二人は気を失ってしまう。

助けを呼ぶ方法は怜子の絶対音感とその声

気がついた怜子とコナンは、犯人によってホールの湖から船で運河へと流されていた。辺りには人影はなく、助けを呼ぶすべもない。その時、電話機の存在を発見したコナンは、或る賭けにでる。怜子の絶対音感でその声をプッシュホンの周波数と同じにて110番通報するというもの。

ただし、受話器が外れた後のチャンスは1回だけ。はたして、コナンと怜子は警察への助けを呼ぶことができるのか。同じ頃、コンサートホールでは、未曾有の爆破事件が立て続けに起こっていた。

次々に爆破されるコンサート会場へと向かうコナンと怜子

無事110番通報に成功したコナンと怜子は警察のヘリに助けられ、高木・佐藤両刑事とともにコンサート会場へと向かう。屋上から何とか会場内へ入ったコナンと怜子。その時、演奏されるパイプオルガンの音に違和感を案じた二人は、起爆装置がパイプオルガンのキーであることに気づく。

決められたキーを押すごとに、設置されている爆弾が爆破するのだ。演奏を止めれば、犯人がリモコンで一気に爆破することを察知したコナン――演奏を止めることなく起爆装置のキーをこれ以上押させないために怜子はある行動をとる。

舞台へ上がった怜子は、「アメイジンググレース」を歌い続ける――「アメイジンググレース」は婚約者の相馬光が愛した曲だった。

その頃、起爆装置となるセンサーを解除したコナンは、犯人のもとへと向かっていた。4人を殺害し、犯行の妨げとなる絶対音感を持つ川辺奏子に重傷を負わせ、この爆破事件を起こした真犯人・譜和匠のもとへ。

起爆センサーを外したものの犯人の手にはリモコンが残る中、コナンは何とか爆破を阻止しようとする。しかし、時計の麻酔針が使えず焦るコナン。その時、灰原愛の機転で元太の持ち込んだリコーダーによるサインで、佐藤刑事が狙撃することをコナンに知らせる。そして、見事犯人を確保することができるのだった。

真実が明かされる時

堂本を恨み続けていた譜和匠は、最後の悪あがきに堂本へと銃口を向ける。そして、なぜ自分を切り捨てたのか詰め寄る。しかし、その時堂本は、譜和匠に関するある事実を告げるのだった。

堂本がピアノをやめた理由、それは譜和匠の調律が年齢とともにズレてきたことにあった。そして、他の調律師に依頼するくらいなら引退することを選んだのだった。堂本の思いをくみ取れずにいた譜和――互いにすれ違いを悔やみ泣き崩れる。

その後、コンサート会場から外に出た蘭たちは、外が壮絶な状況になっていることに驚きを隠せずにいた。と、その時、バイオリンの音色が聞こえてくる。その音色は、蘭と新一の思い出の曲でもある「アメージンググレース」。そして、その引手は姿なき工藤新一だった。

名探偵コナン 劇場版 戦慄の楽譜(フルスコア)の作品情報

名探偵コナン 劇場版 戦慄の楽譜(フルスコア)のジャケット写真

レンタル開始日
2008/10/10
監督
山本泰一郎
キャスト
高山みなみ(江戸川コナン) 山崎和佳奈(毛利蘭) 神谷明(毛利小五郎)
上映時間
115分
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名探偵コナン 劇場版 戦慄の楽譜(フルスコア)のユーザ評価

評価数:4282件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 今回は音楽の話なだけあって、バックミュージックもビジュアルもストーリー性もとても良いと思います。今回も期待を裏切らない内容です。流石ですね。
  • 劇場版としてはかなりこじんまりした展開の作品です。
    クラシック界が舞台となっていて色々な曲がかかり、音楽を楽しみながら観られるというのは独特な作りではあると思います。
  • コナンは絶対音感を持っているのに作品中にれいこさんと一緒に110の声を出したし(恐らく正確に)音痴な設定は苦笑いしますなぁ。でも、やはりコナンなだけあって灰原のリコーダーの音も完璧の聞き取っていて頭のキレもとても凄いし面白い作品だったと思いますね

参考URL
・youtube.com