四月は君の嘘のジャケット写真

<簡単な解説>
新川直司のマンガ「四月は君の嘘」を実写化した本作。若手女優の広瀬すずと俳優の山﨑賢人による青春ラブストーリー。最後に明らかになるヒロインがついた嘘に涙する方も多いのではないでしょうか。『ONE PIECE』の作者も太鼓判を押した話題作のネタバレをどうぞ最後までお楽しみください。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

ヴァイオリニストと元天才ピアニストの出会い

天才ピアニスト「有馬公正」は、母の死がきっかけで、集中するとピアノの音が聴こえなくなってしまいます。そのため、ピアノ演奏から遠ざかり、目の前がモノクロに見えてしまうような暗い高校生活を送っていました。そんな公正の目の前に、「宮園かをり」という少女が現れます。

2人の出会いは最悪そのもの――公正がかをりのスカートがめくれた瞬間を誤ってスマホで撮ろうとしたと勘違いし、かをりは公正を「盗撮魔」と叫びながらつかみかかります。天真爛漫で男勝りなかをりの一面がよく表れているシーンかもしれません。

そんなかをりは、公正の友人でサッカー部のエース「渡亮太」が好きで、渡を紹介してほしいと、公正の幼なじみの「澤部椿」に頼んでいました。公正はたまたま数あわせで椿に誘われてその待ち合わせの場所で来ていただけなので、かをりから「友人A」として扱われます。

その後、一行はヴァイオリンのコンクールに行きます。かをりの演奏を聴くためです。実はかをりはヴァイオリニストでした。自由奔放で譜面を無視するような、公正とは全く違った演奏者です。

しかし、公正はかをりの演奏に惹かれるものを感じ、「めちゃくちゃだけど良かった」と評します。その後、かをりはいやがる公正を半ば強引に自分のヴァイオリンの伴奏者に指定してしまうのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Z6Ex2D0FmC4

かをりの影響でピアノに再び取り組みはじめた公正

ピアノを弾くことに抵抗する公正でしたが、かをりと椿の連係プレイにあってやむなく引き受けることにし、練習を開始します。そして、ヴァイオリンの2次予選で、公正はかをりと共演する形でピアノを弾きますが、やはり途中から音が聴こえなくなり、途中で演奏をやめてしまいます。すると、かをりも演奏をやめ、その時点でかをりは失格になるのですが、「アゲイン」と公正に呼びかけ、最後まで演奏しきりました。

その後、「ガラコンサート」に招待されたかをりは、公正に伴奏者としてまた演奏してほしいと言います。返事を渋る公正に対し、なんと制服姿のままで橋から飛び込むかをり。公正も後を追って飛び込み水をかけ合うところは名シーンです。かをりの明るさに感化され、公正はピアノ演奏に再び興味を持ち始めただけでなく、かをりのことも好きになり始めました。

そして「ガラコンサート」当日を迎えます。ところが、なぜかその場にかをりはいません。仕方なく一人で演奏する公正。そこで弾いた曲は亡き母が愛した曲「愛の悲しみ」でした。そして、その曲を弾きながら、公正はいつも厳しかった母親の隠された愛情を悟るのです。ピアノを弾ききって母への感謝を感じる公正は過去のトラウマを見事克服しました。

その一方で、かをりは突然倒れて入院していました。公正はそのことを知っても、渡や椿に見舞いを任せて自分は一人帰ってしまいます。電話でそのことを責め、見舞いに来るようにと公正に言うかをりですが、電話の後かをりは脚をおさえて倒れ込み、脚が動かない自分を呪います。かをりは実は重い病に冒されていたのです。

公正と再び共演するためにリスクの高い手術に臨むかをり

久々に退院したかをりは公正を「渡の代役」としてデートに誘います。しかし、学校にカバンを忘れたと戻り、夜の校舎で倒れてしまいます。暗がりの中で倒れたかをりを助け起こす公正――本当はかをりは一日だけ外出許可をもらっただけであり、死期が近かったのです。

公正は、椿からの励ましを受け、本当の自分の気持ちに気づきます。かをりの見舞いに行き病院で椿とばったり会った公正は、椿が自分に好意をもっていると告げられますが、自分はかをりのことが好きだと椿に告げてしまいます。そして、自分が東日本ピアノコンクールに出場すること、かをりとまた共演したいことなどを伝えた後、かをりに「好きだ」と告白します。それを聞いて、かをりは死ぬリスクの高い手術をしようと決意します。

かをりを励ます公正ですが、彼の心の中は、死んだ母の姿と死に臨むかをりの姿がかぶって、ピアノに集中出来る精神状態ではありませんでした。しかし、かをりから必死の励ましを受けてコンクールに出場します。くしくもコンクールの日はかをりの手術日と重なっていました。

最初は心が乱れながらの演奏でしたが、途中から公正はピアノを弾きながら、かをりの幻影と一緒に演奏している気持ちになります。ピアノを弾きながら公正は「届け。僕の全部をのっけて届け」と心の中でつぶやきます。同時期に手術をしていたかをりは、天国へ旅立ってしまいます。

「ひとつだけついた嘘」

かをりと出会ってから1年後の春、公正は音楽室でかおりからの手紙を読みます。そこには、かをりが公正に隠していたことや、「嘘」の正体が書かれてありました。幼い頃かをりは天才ピアニスト公正の演奏を聴いて、ヴァイオリンで共演したいと心に誓います。高校生になったかをりは、偶然公正と同じ高校に入学しました。そこで、公正の幼なじみの澤部椿を利用して公正に出会ったのです。そして、「渡が好き」というたった一つの嘘が手紙で初めて明かされます。かをりは最初から公正のことだけを好きだったのです。

元々病弱で死期が近いことを知っていたかをりは、死ぬ前に短い期間でも公正と一緒に過ごすためにずっと芝居をしていました。しかも椿が公正のことが好きだったので、かをりは死後に手紙で「公正が好きだ」と初めて告白するのです。二人の思い出がフラッシュバックする場面は涙なしには見られません。

四月は君の嘘の作品情報

四月は君の嘘のジャケット写真
レンタル開始日
2017/04/05
監督
新城毅彦
キャスト
広瀬すず 山﨑賢人 石井杏奈
上映時間
122分
GEOで購入!
四月は君の嘘のユーザ評価

評価数:3096件 
評価:★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • アニメが大好きなので、あまり期待していなかったのですが感動しました。ほかの実写は原作のキャラクターと比較で観てしまうのであまり内容が入ってこないのですが、この作品は原作と俳優さんたちの素晴らしいのだと思います。いきものがかりの主題歌がぴったりすぎ
  • すずちゃんのピュアな可愛さと、バイオリンの演技の素晴らしさ、可愛さだけでない魅力満載でした!山崎君の、ピアノの演奏力もなかなかで、新たな一面が見れて良かった〜。
  • 原作を読んだので、ストーリーの描写に期待してしまって、やはり原作の積み重なるストーリー量からすると、切り取られた部分が結構あるように感じてしまうのがやむおえない。 音学にしても、サウンドトラックにももっと期待してしまったが、オーケストラとかではないのでやむおえないのかもしれない。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」もチェック!

男女が偶然出会って恋をする。でも、その出会いには実は悲しい真実が隠されていた、そんなシチュエーションが共通している「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、かなり斬新なラブストーリーです。ある日電車で、ある少女に一目ぼれした主人公は、その場で告白し、OKをもらいます。その日から2人はつきあい始めますが、彼女の発言に違和感を覚えます。そして、ある日彼女から、時間の進行が自分とは逆であるという、信じられない真実を明かされます。ちなみに、タイトル自体がある意味ネタバレになっています!時間軸がややこしいので混乱する部分もありますが、後半に彼女視点の時間軸で描かれますので、頭の中が整理できると思います。

オススメ作品情報

ぼくは明日、昨日のきみとデートするのジャケット写真
レンタル開始日
2017/06/14
監督
三木孝浩
キャスト
福士蒼汰 小松菜奈 山田裕貴
上映時間
111分
GEOで購入!
ぼくは明日、昨日のきみとデートするのユーザ評価

評価数:1125件 
評価:★★★★☆(4.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 君の名は。といっしょにレンタルしましたが、こっちのほうが数段上でしたね、主題歌のタイトルが気になりました、グッドエンドではあるがハッピーエンドではない気がしました
  • 作品がとにかくいいんだけど、エンディングで流れるback numberのハッピーエンドの歌詞が映画にマッチしすぎて、自然と感情が入ってエンディングでも感動した
  • 原作読んでから見てほしい。もう何もかもが愛しかったです。作者様、どうにかして輪をつないでいただけないでしょうか。原作読んだあと、切なすぎて切なすぎて、このまま生きるのが辛かったです。今もまた辛いです。今作だけ!どうか続編を!15分くらいの「その後の奇跡」で構わないので、救済してください。

参考URL ・youtube.com