地球が静止する日のジャケット写真

<簡単な解説>
宇宙からやってきたエイリアンと地球人とのコンタクトをリアルに描いたSFアクション・スペクタクル。「ウエスト・サイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」の巨匠ロバート・ワイズが51年に監督した古典的SFを現代の視点からリメイク。主演は、「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブスと「ダークシティ」「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー。監督は「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソン。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

突然現れた光る球体

時は1928年、インドのカラコルム山脈の猛吹雪の中、ひとりの登山者(キアヌ・リーブス)が光る物体を見つけます。登山者が近づいてみると、それは巨大な球体でした。登山者は球体をピッケルで割ると同時に意識を失い、気が付いたときには球体は消えていました。そして登山者の手の甲には、四角いマークのようなものが残っていました。

時代は現代に変わります。ヘレン・ベンソン(ジェニファー・コネリー)は宇宙生物学者です。シングルマザーとして、亡き夫の連れ子ジェイコブと暮らしながら、プリンストン大学で教鞭を取っていました。ジェイコブは父が亡くなった心の傷を未だに引きずっており、ヘレンに心を開いてくれません。

そんなある日、ヘレンは政府の非常招集を受け、軍施設に連れてこられます。「スペースガード計画」が毎秒3万kmの速さで地球に近づいてくる謎の物体を発見、その物体は78分後にはアメリカ・マンハッタンに衝突するというのです。

※登山者と宇宙人は同じ人物、つまり宇宙人の計画は1928年から始まっていたということですね


出典:https://www.youtube.com/watch?v=-T8Bc5o3gFw

地球を救うためにやってきた宇宙人

集められたヘレンたち科学者が成す術もなく見守る中、宇宙から飛来してきた光る球体は直近でスピードを落とし、セントラルパークで静止しました。駆け付けたヘレンたちの前に、球体の中から人間と同じ二足歩行の宇宙人と、巨大な人型のロボットが現れます。警戒態勢にあった軍の一部が暴走し、宇宙人を撃ってしまいました。

宇宙人から赤い血が飛び散ると同時に、それに怒ったかのように、巨大ロボットは軍や人を攻撃し始めます。超音波で全ての人・機械を行動不能にしたロボットが、宇宙人を助けようと近づきますが、宇宙人が発した「クラトゥ バラダ ニクト」という言葉でロボットは攻撃を停止しました。

科学者たちは傷ついた宇宙人を軍の医療施設に運び、蘇生措置を施します。宇宙人の体を覆っていた白い表皮は、胎盤の役目をする宇宙服で、その中から人間の男性と同じ姿をした宇宙人が現れます。クラトゥと名乗る宇宙人(キアヌ・リーブス)は、地球環境に合わせるため人の姿にしていました。そしてクラトゥは地球外文明の代表として、地球にやってきたと言います。

※この宇宙ロボットが、機能は今風なのでしょうが前時代的な形のロボットで、エイトマンを彷彿とさせてくれます。

地球を救いに来た宇宙人

クラトゥは地球外生命体代表として国連への出席を要望しましたが、国防長官レジーナ(キャシー・ベイツ)は拒否します。そしてクラトゥを軍施設へ連行し尋問するため、麻酔をヘレンに指示します。しかしヘレンはクラトゥの尋問を避けるため、睡眠薬の代わりに生理食塩水を注射し、クラトゥを逃がしました。

世界中で宇宙人襲撃のニュースが報じられ、各国の都市では避難する人たちでごった返していました。そこには些細なことで争う醜い人間の姿見たクラトゥは、地球を救うために地球人を破滅させなければならないと確信します。街中に逃げたクラトゥでしたが、傷口が開き倒れてしまいます。

そこで呼ばれたのがヘレンでした。ヘレンは息子のジェイコブを車に乗せ、クラトゥの元へ走ります。ヘレンが持ってきた薬でクラトゥの傷が治るとクラトゥはヘレンを指示して、郊外のマクドナルドに向かいます。そこにはクラトゥの仲間Mr.ウーが待っていました。Mr.ウーはクラトゥに言います。「人間は非理性的で破壊的、しかし人間には別の面もある。」長年地球人として過ごす間に、Mr.ウーは人間を好きになっていたのです。

※ここで、宇宙人仲間の老人ウーが登場しますが、彼の登場する意味がイマイチわかりませんでした。

光る球体はノアの箱舟だった

その次にクラトゥが向かったのは森の中の沼でした。クラトゥの前に沼の中から光る球体が現れ、沼の生物を吸い込み宇宙に向かって浮上して行きました。この同じ時刻、同じ現象が世界中で起きていたのです。その様子を盗み見たジェイコブは恐ろしくなり警察に通報します。

しかし警官にはクラトゥは捕まえられません。ヘレンはクラトゥに人間の良さを理解してもらうために、ノーベル賞受賞者のカール教授の元へクラトゥを案内しました。そこでカール教授は「危機に瀕して初めて人は変わろうとする」とクラトゥを説得します。

その頃、軍施設ではレジーナが「球体はノアの箱舟だ」と気付いていました。軍はセントラルパークにある宇宙ロボット・ゴートの破壊作戦を実行します。ゴートを囲い焼却しようとしますが、ゴートは虫型のナノマシンに分解され、周りのもの全てを飲み込み始めました。更に軍施設から外へと繁殖していったナノマシンは、触れるもの全てを飲み込んで消して行きます。レジーナはヘリで連れ去ったヘレンにクラトゥの説得を許可します。

※地球上の科学しか信用しない長官レジーナ、それが手も足も出ないことに気付くまで、随分時間がかかりますね。

地球は最後どうなるのか?

ジェイコブにはヘレンが向かう先がわかっていました。それはジェイコブの父親の墓。そこで落ち合ったジェイコブとヘレンは、これまで頑なだったわだかまりを解き抱きしめ合います。それを見たクラトゥは、カール教授が言った「人間は変われる」ということを理解しました。

地球人への攻撃を止めさせるために、マイケル博士の車でセントラルパークに向かうクラトゥ・ヘレン・ジェイコブ。しかしナノマシンを破壊しようとする軍の攻撃で、車は横転しマイケル博士は死亡してしまいます。クラトゥはナノマシン群の中にひとりで入っていき、体を侵食されながらも中心にある球体に触れます。

「クラトゥ バラダ ニクト」クラトゥが唱えた瞬間にナノマシンは停止、クラトゥの体は消滅してしまいました。その瞬間、地球上の全ての電気系統が停止し静寂が戻りました。そして球体は静かに宇宙に飛び去って行きました。親子の絆を確かめ合ったヘレンとジェイコブ、「彼が去っていくんだ」と呟き映画は終わります。

※この映画は1951年の同名映画のリメイク版です。1951年版は核戦争などといった時代背景で描かれていましたが、リメイク版では環境問題がテーマでした。内容的には、話の展開に無理があり、中途半端な映画になってしまった印象があります。唯一評価できるとしたら、キアヌ・リーブスの美しさでしょう。

地球が静止する日の作品情報

地球が静止する日のジャケット写真
レンタル開始日
2009/05/02
監督
スコット・デリクソン
キャスト
キアヌ・リーヴス(クラトゥ) ジェニファー・コネリー(ヘレン)
上映時間
104分
GEOで購入!
地球が静止する日のユーザ評価

評価数:889件
評価 :★★★☆☆(3.4/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 宇宙人侵略系のSFですが、お互い行き違いがありちゃんと向き合えなかった母親と子供が本当の家族になれる感動ストーリーでもあります。 本物のようなCGグラフィックは圧巻です。海外のCG技術は本当に素晴らしい。洋画のSF映画のCGはどの作品も技術が高く本当にあるもののようです。日本語吹き替えの声優の演技にも注目していただきたいです。宇宙人が来て登場人物がどう成長していくのかも見てください。最初は頭を傾けるような内容ですが観ていくうちに話にのめり込みます。
  • 結構核心を付いてる作品だと思います。ありえない話にみえるけど違う形で地球または人類の危機は必ず来る。現実問題窮地にたたされたらなす術ははないでしょう。思ってたよりよかったです。
  • 話の大きな構成は旧約聖書を参考にしているようです。ノアの方舟や出エジプトなどでしょう。評価の低い作品のようですが、単純に親子愛で人類が救われたとならないよう継母を中心に描いてあるあたりも良くできていると思います。面白かったです。

オススメの関連映画をご紹介!

宇宙人が地球人に成りすまして出てくる映画といえば「メン・イン・ブラック」ですね。地球上には様々に姿を変えたエイリアンたちが、地球人に成りすまして生活しています。その彼らを監視する役目を担っているのが、組織MIBです。ひとりの宝石商、実は彼もエイリアンでアルキリアン星の王です。ある日彼は別のエイリアン・バグに殺されてしまい、ダイヤ入りケースを盗まれてしまいます。怒ったアルキリアン星から軍団が襲撃してきます。さあ、地球はどうなるのでしょう?MIBは助けてくれるのでしょうか? この映画では、日本のCMで有名なトミー・リー・ジョーンズ、そして様々な映画で大活躍のウィル・スミスがMIBとして活躍します。

メン・イン・ブラックの作品情報

メンインブラックのジャケット写真
レンタル開始日
2000/09/29
監督
バリー・ソネンフェルド
キャスト
トミー・リー・ジョーンズ(捜査官K) ウィル・スミス(捜査官J)
上映時間
98分
GEOで購入!
メン・イン・ブラックのユーザ評価

評価数:2175件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 宇宙人を監視し管理する秘密組織MIBのエリートと組織内きっての異端児コンビが巻き込まれる地球破壊規模のトラブルが面白い。
  • アメリカの都市伝説がもしも本当だったら…? という感じのストーリーです。まだラッパーだった頃のウィル・スミスの俳優としての知名度をぐっと上げた作品でもあると思います。作中に出てくるエイリアン達は一癖も二癖もあるキャラばかりなのでいつ見ても飽きないと思います。
  • いい意味で、人を喰ったような映画だ。人間に化けた異星人が地球に住んでいるという物語の骨子もそうだが、飄々としゃべくるウィルスミスと「コーヒー好きの寡黙な宇宙人」トミーリー・ジョーンズがコンビと来た。出てくるエイリアンもどこか憎めない。こりゃあ、落語にでもなりそうだ。傑作は、ウィルスミス演じる男が受けるエージェント試験。腹が痛くなるほど、笑いこけた。いやあ、もうたらふくだ。

参考URL
・youtube.com