天使のくれた時間のジャケット写真

マンハッタンで大手金融会社の社長として活躍するやり手ビジネスマンのジャック(ニコラス・ケイジ)は、クリスマスイブの夜、仕事の帰り道に立ち寄ったスーパーで、奇妙な黒人青年キャッシュ(ドン・チードル)から換金できない当たり宝クジ券を買い取るはめになる。「これから起こることは、あんたが招いたことだ」と謎の言葉を残す青年。その晩、ジャックはいつものように眠りにつくが、翌朝目覚めると、全く見知らぬニュージャージー郊外の家にいることに気づく。

監督:ブレット・ラトナー、脚本:デヴィッド・ダイアモンド デヴィッド・ウェイスマン、出演:ニコラス・ケイジ ティア・レオーニ ドン・チードル ジェレミー・ピヴェン

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

謎の黒人キャッシュとの出会い

一流銀行の研修でロンドンに向かうジャックは、ロースクールに通うため着いていけない恋人ケイトと、空港での別れを惜しんでいました。ケイトは「一緒にいればきっと幸せになる」とジャックを引き止めていましたが、ジャックは大丈夫だと言って旅立ってしまいます。

そして13年後、高級マンションで生活し、大企業の社長になったジャックは、独身生活を謳歌していました。ある日、大事な会議が終わったジャックは、秘書から電話を折り返すように言われます。その相手は、13年前に分かれた恋人ケイト。ジャックは、ひとりのクリスマスが寂しいのだろうと、あえて電話をかけませんでした。

その夜、ジャックが入った店には、宝くじの換金で店員と揉めているキャッシュという黒人がいました。キャッシュが銃を取り出したため、ジャックはとっさに「その宝くじを買う」といいます。キャッシュが金を受け取って外にでると、ジャックはキャッシュに「真面目に働いた方がいい」と忠告しました。するとキャッシュがジャックに「人生で必要なことは?」と尋ねます。ジャックは「俺は全部持っている」と答えると、男は「面白いことが起こるからな」といって立ち去ったのです。帰宅後、ジャックは深い眠りに落ちました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=x8qvKa_7GLA

ジャックの存在が消える

翌朝、ジャックは見たこともない知らない家で目覚めました。家の中にはケイトと子供がふたり、大きな犬もいます。気が動転したジャックは、車に乗り自宅へ向かいましたが、ドアマンはジャックを知らないといい追い返されます。

混乱しながらも会社に行ってみると、自分の部下が社長になっていました。訳がわからず茫然としているところに、キャッシュが現れ、「時間はあるからゆっくり考えろ」と言い残し、自転車のベルを渡して立ち去ってしまったのです。

どこに行っても自分の存在を知っている者はなく、存在すら無くなっている状況で、ジャックは親友のアーニーに自分の事を尋ねてみました。すると、ジャックはケイトと結婚して子供が2人。タイヤ販売の仕事をしていて、ケイトは無償で弁護士をしていることがわかりました。

本当の幸せを見つけたジャック

戸惑いながらも目の前にある現実を受け入れざるを得なくなったジャックは、子供の世話から犬の散歩、友人とボウリングやパーティを楽しんでいるうちに、徐々に幸せを感じるようになります。すると、本来ジャックが社長であるはずの会社の社長が、ジャックが勤めるタイヤ店に訪れました。

ジャックは社長にうまく取り入れ、会社での雇用が決まります。しかし「今の生活のままがいい」というケイトの言葉を受け、ジャックは今まで通りの生活を選ぶことにしました。ある日、買い物に行ったスーパーのレジで、ジャックはキャッシュの姿を見つけます。しかし、今の幸せを失くしたくなかったジャックは、キャッシュに声をかけることなく急いでケイトと子供たちの待つ家に戻りました。

逆転した立場――ケイトとジャックの決断

そして翌朝、ジャックは高級マンションで目が覚めました。慌ててケイトと子供たちの住む家に行ってみましたが、そこには全く別の人が住んでいました。

ジャックは、大事な商談を控えていましたが、あの幸せな生活が諦めきれず、ケイトの事務所に行ってみます。今は敏腕弁護士のケイトは事務所の拠点をフランスに移すための引越しの真っ最中でした。ジャックは、一度は諦めて帰りましたが、その日の夜、気になったジャックはケイトに合うため空港に向かいます。

ケイトを見つけたジャックは、さっきまで自分が経験した、あの幸せな生活のことを振り返りながら、ケイトに「行かないでほしい」と頼みました。13年前と立場が逆になったふたり……フランス行きをキャンセルしたケイトは、ジャックとコーヒーを飲みながら語り合うのです。

天使のくれた時間の作品情報

天使のくれた時間のジャケット写真
レンタル開始日
2001/11/22
監督
ブレット・ラトナー
キャスト
ニコラス・ケイジ ティア・レオーニ ドン・チードル
上映時間
125分
GEOで購入!
天使のくれた時間のユーザ評価

評価数:675件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • オムツ換えのシーンでの赤ちゃんのオシッコ、 あれが本当にオシッコをしてしまって、 予期せぬ出来事にもかかわらず、うろたえる事無く そのまま演技を続けてOKにしてしまったとか、すごい。
  • 優雅な独身生活を謳歌していたビジネスマンが昔の恋人との“もうひとつの人生”を体験することで本当の幸せに目覚める姿を描いた大人のファンタジー。成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立ったジャック。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトからの電話があったが、かけ直すことはしなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックだが、目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれた家庭人ジャックになっていた……。
  • お金だけを求めて、忙しい人生を過ごしていた私には、心に響く作品でした! 当時の頃を振り返ってみても、ただ必死で仕事をしていて、時には3日4日徹夜して命懸けだったなぁ~としか記憶にない…(涙) そんな私でしたが、この作品を見て、お金を追い求める人生の空虚さを感じました。 お金については、ある程度で満足し、最愛の妻や子供のいる家庭を持つ事の方が、充実感がある様に思えたのを覚えています。 結婚とは、回収の見込みの無い不良債権を抱える様なものだ、と考えていた私にとっては、自分の人生観が変わる作品でした。

参考URL
・youtube.com