宇宙人ポールのジャケット写真

「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のコンビ、サイモン・ペッグ、ニック・フロストが脚本、主演を兼任したSFコメディ。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:グレッグ・モットーラ
脚本:サイモン・ペッグ ニック・フロスト
出演:サイモン・ペッグ(グレアム) ニック・フロスト(クライヴ) ジェイソン・ベイトマン(ゾイル) クリステン・ウィグ(ルース) ビル・ヘイダー(ハガード) ブライス・ダナー(タラ) ジョン・キャロル・リンチ(モーゼス) ジェーン・リンチ(パット) シガーニー・ウィーヴァー(ビッグ・ガイ)

英国オタクコンビ、アメリカ珍道中

物語は、1947年のワイオミング州から始まります。ある夜、広野の一軒家から飼い犬を追いかけて外へ出た少女は、空から光る物体が落下するのを目撃します。

そして時間は飛び現代。イギリスからやってきた二人のオタク青年が、アメリカのとある場所にたたずんでいました。その場所とは、カリフォルニア州サンディエゴ。彼らは世界中のオタクが集まる巨大イベント「サンディエゴ・コミコン」へとやってきたのです。念願かなってオタクの聖地へ足を踏み入れたその二人、イラストレーターのグレアムとSF作家のクライヴは、会場を闊歩するコスプレイヤーやさまざまなイベントにウッキウキ。

しかし、彼らの目的はこれだけではありませんでした。そこからキャンピングカーで東へ向かい、エリア51やロズウェルを見物しようとしていたのです。憧れのオタク大国ではしゃぎまくるグレアムとクライヴですが、エリア51ではレストランで地元の人間に絡まれるなど、少々雲行きも怪しくなってきます。そしてその日の夕暮れ、彼らの後ろから近づく一台の車が。その車は二人を追い越すと、急に道から外れて大破します。助けようと車に近づいた彼らに、闇の中から声が。その声の主は、小さな体に巨大な頭、そして大きな目という、誰がどう見ても「例の宇宙人」なのでした。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=i-FV-k8XQoM

ポール現る

突如あらわれた宇宙人は、自らをポールと名乗ります。流ちょうな英語を話し、やけに砕けた態度のポールは、グレアムとクライヴの車に同乗させてくれと談判。どうやら彼は、政府の秘密施設から脱走してきたようなのです。「ビッグガイ」から命を狙われているというポールに、ほとんど押し切られる形でOKしたグレアムですが、親友との旅行を邪魔されたクライヴは納得できません。

一方、ポールを追う謎の人物が一行に迫っていました。その男エージェント・ゾイルは、手下のボンクラコンビを従えて着々と接近してきます。一方二人のオタク達は、すっかりポールのペースに乗せられていました。60年前にアンドロメダ銀河からやってきたというポールは、最近まで某基地に隔離されており、さまざまな貴重な情報情報を提供していたと言います。実はその中にはあの超有名映画監督もいて、名作宇宙人映画「E・〇」のインスピレーションも与えていたとか。それもそのはず、ポールには生き物の傷を治す能力があったのです。ただし、死人に使うとポールにもダメージが跳ね返る危険がありました。

そんな一行に、ルースという女性も加わることになります。彼女は宿泊施設の管理人の娘でしたが、ポールを見られてしまったことから強引に連れて行くことになったのです。始めは抵抗していたルースですが、ポールの知識伝達を受け、おまけに目の病気を治してもらったことで一転。旅への参加に同意するのでした。

逃走と追跡

その頃ゾイルたちは、ルースの父親から一行が向かった先を聞きだしていました。さらに熱心なキリスト教信者であるルースの父親も、娘が悪魔にさらわれたと思い込んで追跡を開始します。

一方彼らの手を何とか逃れ続けるポール達は、徐々に絆を深めつつありました。ともにハッパを吸い、火を囲んで語り合う4人。ポールのあけっぴろげな気さくさにほだされ、クライヴもすっかり打ち解けていきます。そんな彼らに対しポールは、基地で解剖される寸前、内部の友人の手引きで逃げ出してきたことを告白。もし捕まれば、脳を摘出されてしまうだろうと打ち明けるのでした。そしてこれから向かう先には、故郷の仲間が迎えに来る手はずになっていることも。グレアムとクライヴ、そしてルースは、ポールを守るために最後まで同行すると誓います。

ところでポールには、一カ所だけどうしても寄り道しなければならない場所がありました。その場所とは、ワイオミング州ムーアクラフト。60年前にポールの宇宙船が墜落した、あの場所でした。その土地には、1人の女性が住んでいました。彼女の名前はタラ。タラこそは60年前、墜落したポールを発見して手当した少女だったのです。ポールという名前は、宇宙船の下敷きになった彼女の犬の名前なのでした。タラはポールの存在を周囲に信じてもらえず、おかげでずっと孤独な生活を余儀なくされていました。

地球との別れ

そこへ突然、ゾイル一味とルースの父親が出現します。何とか彼らの手から逃れたポール達は、タラを連れて目的地へ急行。苦労してたどり着いた場所を見て、オタク二人組はすぐに納得するのでした。それもそのはず、そこは「未知との遭遇」で宇宙船が下りてくる、あの有名なデビルズタワーだったのです。早速合図の花火を打ち上げ、迎えを待つポール達。しかし、先に現れたのは追手の方でした。しかも、敵の総大将である「ビッグガイ」その人。ちなみにビッグガイは女性で、演じているのはSF映画の常連シガニー・ウィーバーです。絶体絶命のポール達ですが、そこへゾイルが現れ、突如ポール達に加勢します。実はポールを助けた友人とは、ゾイルだったのです。

団結してビッグガイを倒したポール達ですが、今度はルースの父親が出現。ポールを狙って発砲した弾が、グレアムに命中してしまいます。致命傷を負って倒れたグレアムに、ポールは意を決して蘇生術を敢行。たちまち傷は回復し、グレアムは意識を取り戻しますが、代わりにポールが昏倒してしまいます。しかし何とか、彼もギリギリで命を取り留めるのでした。そして迫る別れの時。ポールは降りて来た宇宙船に、タラを誘います。孤独にしたおわびに、新しい人生を与えてあげると。ゆっくりと舞い上がる宇宙船を、名残惜しそうに見送る一同…。

そして2年後、サンディエゴに再びあの二人の姿がありました。今度は観光客としてでなく、SF賞受賞作家として招かれたのです。本の名は、もちろん「ポール」。二人は共に壇上に上がると、会場で声援を送るルースたちに向かい、晴れやかに手を振るのでした。

宇宙人ポールの作品情報

宇宙人ポールのジャケット写真

レンタル開始日
2012/07/04
監督
グレッグ・モットーラ
キャスト
サイモン・ペッグ(グレアム) ニック・フロスト(クライヴ) ジェイソン・ベイトマン(ゾイル) クリステン・ウィグ(ルース)
上映時間
104分
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宇宙人ポールのユーザ評価

評価数:5360件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ショーンオブザデッドのあの二人が出てるとの事で見ましたが、面白かった~テンポよく話が進み最後まで面白かったです!ポールが良いキャラしてで楽しかったです!
  • 只のパロディには終わらないSF映画愛に満ちた傑作!相変わらずこのコンビは仲がいいもんだし、展開も派手だし、キャスティングもマニアックでツボ突きまくり!!こういうセンス、ニクいです。
  • 久々にいいコメディ映画を観れた!展開は読めるが、キャラクターの魅力がそれをカバーしていて飽きさせない。在り来たりなストーリー展開とはいえ、決してつまらなくない。むしろ、ストーリーはこのくらいの方が分かりやすく素直にポール達のノリに着いていけて難しいことを考えずに楽しめます。コメディ映画として傑作!

参考URL
・youtube.com