後妻業の女のジャケット写真

黒川博行の小説「後妻業」を映画化。高齢者の遺産を狙って暗躍する女性を描いた本作は、現代社会の闇の部分を映しだしているようにも思います。悪女を演じるのは離婚歴のある大竹しのぶ。悪女っぷりを骨の髄までお楽しみください。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:鶴橋康夫
原作:黒川博行
脚本:鶴橋康夫
音楽:羽岡佳
出演:大竹しのぶ 豊川悦司 尾野真千子 長谷川京子

後妻業の女のネタバレとあらすじ:キャスト紹介

婚活パーティーで資産家と知り合い、全財産を奪う後妻業「小夜子」を演じるのは演技派女優として知られる大竹しのぶです。また、小夜子とグルになり、男たちを騙していく結婚相談所の所長「柏木」に豊川悦司、ターゲットになる男「舟山」を演じるのは笑福亭鶴瓶。小夜子と、彼女に翻弄される人たちの運命が描かれた映画になっています。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=l4IkKVzSF-w

後妻業の女のネタバレとあらすじ-1:小夜子の正体とはいったい!?

妻に先立たれ、残りの人生を新しい伴侶と添い遂げようと、婚活パーティーに足繁く通う中瀬耕造(津川雅彦)。そこで出会ったのが、ブランド品に実を包んだ小夜子でした。高齢男性の資産を食い物にする小夜子と、結婚相談所を経営する柏木はグルになり、中瀬耕造にターゲットを絞り近づきます。

やがて、小夜子と親しい仲になった耕造は、病に倒れ帰らぬ人に。耕造の娘朋美は、小夜子に公式証書遺言状を突き付けられ、遺族にはビタ一文も残らないことを知ります。納得のいかない朋美は、探偵を雇い、小夜子のことを調べ始めました。

小夜子は、資産家の男の財産を相続するためだけに結婚する、後妻業の女だったのです。小夜子は次のターゲットの舟山に近づくことに成功していました。

後妻業の女のネタバレとあらすじ-2:小夜子の過去があきらかに

男性たちがあまりにも不自然な亡くなり方をしていることに疑問を持ち、お金になると思った探偵、本多は自らの私利私欲のため、さらに調査をすすめます。小夜子の前の夫である武内宗治郎宅を訪れ、本多は小夜子の正体を聞き出そうとしました。

宗治郎が小夜子と婚姻関係にあったことを、娘の香代は宗治郎の死後に初めて知ったそうです。葬儀の打ち合わせに突然現れた小夜子は、妻である自分が喪主だと言い出し、驚いたと香代は話しました。北堀江に所有するマンションと、現在は香代が住んでいる西宮の土地を狙っていたのです。

しかし、西宮の土地は、香代夫妻が二世帯住宅を建てたばかりで、相続を分けることが出来なかったのです。

後妻業の女のネタバレとあらすじ-3:小夜子に翻弄され始める人たち

そして、すべてを見抜いた本多は小夜子たちに金銭を要求し始めます。脅された小夜子は、元ヤクザで息子の、岸上博司(風間俊介)を使って本多を始末しようと考えます。

ところが、それも失敗に終わり博司は身を隠すように言われてしまいます。小夜子の態度に激怒した博司は、小夜子の首を絞めて殺害してしまうのです。そこへ電話で呼び出されていた柏木がやってきて、「始末しよう」と言い放ちました。動かなくなった小夜子を証拠隠滅のため、キャリーバッグに詰め込み、博司と柏木は逃走を図ろうとします。

しかし、車に乗せる途中で警察に見つかってしまい、即座に逃げ出した博司の代わりに、柏木は疑われてしまいます。

後妻業の女のネタバレとあらすじ-4:中瀬の遺産の行方は…

キャリーバッグの中身を見せるように言われた柏木ですが、素直に見せるわけもありません。なんとか切り抜けようとする柏木ですが、キャリーバッグがひとりでに動き出し驚きます。中からは、死んだはずの小夜子が現れ、柏木はあえなく逮捕。さらに追い打ちをかけるように、小夜子が好意を寄せていた舟山は、性行為で女を釣る詐欺師だということがわかります。

小夜子の熱は一気に冷め、欲しいものはすぐに手に入らないと気づかされたのです。一方、中瀬の家では娘たちが構造の残した遺言書を見つけます。小夜子の公正証書より後に書かれた遺言書によって、姉妹は無事に相続することができました。

後妻業の女の作品情報

後妻業の女のジャケット写真

レンタル開始日
2017/03/08
監督
鶴橋康夫
キャスト
大竹しのぶ 豊川悦司 尾野真千子
上映時間
128分
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後妻業の女のユーザ評価

評価数:2584件
評価 :★★★☆☆(3.7/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 後妻業、やってる事は犯罪だけど、とにかく明るくぶっ飛んだ大竹しのぶとトヨエツのコンビがハマり過ぎて、めっちゃ笑えます。原作は見た事ないですけど直木賞作だし多分シリアスなんでしょうが、この映画は完全に昭和臭がするコメディです。
  • 所詮、この世は男と女の騙し騙しあいばかり。如何にして、楽しく騙してあげるか?が難問。 それを天真爛漫にするすると男を騙す小夜子の手際よさには感心させられる。やっぱり、男より女のほうが強かでしなやかだ。最後の最後まで、結局、男は女の手の内で遊ばされてるんやから。 ある意味、小夜子の事は嫌いではない。 むしろ、興味をひかれるわ。 流石、女は強しよ。
  • 大竹しのぶと尾野真千子の乱闘シーンの迫力がすごい!豊川悦司の悪役には人間の欲望を全て見せて貰えたようで「あっ、見たくない」と感じる所と半面憎めない稚拙な所が救いでもありました。若手の中では、達者だと感じていた柄本佑君が本当に脇役に撤していたのも新鮮でした。内容はともかくとして鶴瓶を含め日本の役者さんの力量を感じました。

「破門 ふたりのヤクビョーガミ」もおすすめ!

黒川博行氏の小説が好きな人におすすめしたいのが映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」です。この映画は、黒川博行氏原作で描かれ、2015年にBSスカパーでドラマ化されています。2017年1月公開された本作は、アクション満載の爽快な映画になっています。アクションもさることながら、大阪を舞台に、佐々木蔵之介演じるノリのいいやくざ桑原と、横山裕演じる建設コンサルタント二宮の凸凹コンビを中心に、関西出身のキャストが繰り広げる関西弁での掛け合いも魅力のひとつとなっています。こちらもぜひ、チェックしてみてくださいね。

破門 ふたりのヤクビョーガミの作品情報

破門 ふたりのヤクビョーガミのジャケット写真

レンタル開始日
2017/06/21
監督
小林聖太郎
キャスト
佐々木蔵之介 横山裕 北川景子
上映時間
120分
さらに詳しく見る>
破門 ふたりのヤクビョーガミのユーザ評価

評価数:142件
評価 :★★★☆☆(3.9/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • ドラマ版の北村さん・濱田さんの二人のコンビの印象が大きすぎて最初は佐々木さんじゃ物足りないと思っていましたが、中々良かったと思います。 北川景子さんの関西弁も聞けるのでとても面白く見ることが出来ました。 ドラマ版を見てからでも楽しめる作品でした!
  • 劇中には極道用語も多少出てきたので、すぐにその言葉の意味を理解できなかったとも言っていました。 個人的にはこの映画のエンドロールが何度も見返したいほど大好きなので、是非エンドロールも見てほしいです。
  • 佐々木蔵之介さんのヤクザ姿が格好良かった。横山裕くんのいい加減な感じも良かった。ストーリーも分かりやすかった。ただ見終わった後の余韻はあまりなかった。全体的に コメディタッチで面白かった。

参考URL
・youtube.com