感染列島のジャケット写真

島国である日本において新型ウイルスの感染が蔓延した場合、どのような事態となるかを描くサスペンスSF「感染列島」。市立病院で救命救急医として勤務する松岡剛(妻夫木聡)のもとに運び込まれた急患。その患者の症状は新型インフルエンザのものだったが、何かが違っていた・・・

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

スタッフ・キャスト

監督:瀬々敬久
脚本:瀬々敬久
出演:妻夫木聡 檀れい 国仲涼子 田中裕二 池脇千鶴

新型インフルエンザのはずが薬が効かない患者

新型インフルエンザの発見から3ケ月後の日本が舞台である映画です。ある日救急救命士の松岡のもとへ、インフルエンザと思われる患者が運ばれてきます。松岡はインフルエンザとはみなさず、薬を渡して患者を帰します。しかしその翌日、同じ患者がまたしても運ばれてくることに。しかも昨日とは状況がまったく異なっていて、あらゆる処置が効果を発揮しません。患者は口からも目や鼻からも血を流して死亡してしまいました。

同時に搬送された、患者の妻真鍋だけは助かります。医療スタッフとWHOは、「これは新型インフルエンザではないか」と疑い始めますが、すでに感染は急スピードで広まっているのでした。院内も徐々に戦場の様相を呈していくことになります。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=PjLGrUvWqrE

感染症急拡大の恐れ

新型インフルエンザの広まりを食い止めるためにWHOから一人の人物が日本へ派遣されます。それは松岡の元恋人である小林でした。小林は、「この感染症が国内に広まったら3ヶ月以内に交通網・都市機能がストップ、6ヶ月後には感染者数が数千万人になる」というショッキングな予測を知らせます。小林も加わって医療チームは懸命に対処にあたりますが、感染を食い止めることがなかなかできません。

ついには医療スタッフにまで感染が広がり始めてしまいます。焦りと恐怖が募るスタッフですが、小林と松岡はある1つの疑問を抱きます。それは潜伏期がまったくないことと、発症から死に至るまであまりにも早いという2つの特徴でした。これらのヒントから、小林と松岡は、「新型インフルエンザではない」という仮説を立てます。「パンデミック」と名付けた謎の感染症の感染源とウィルスを突き止めるため、二人の新たな戦いが始まるのでした。

しかしそうしているうちにも感染者の数は全国で数千万人を超える莫大な数に。それまで献身的に働いていた看護師も、夫と娘を残してこの世を去ってしまうのでした。

感染源が判明!

松岡は違法と知りながらもウィルスの正体を突き止めるために、ウィルス研究者の鈴木に検体を渡して調査を依頼します。同時に、鳥インフルエンザの権威である仁志とともに、ウィルスの発症となった地を探し始めました。

第一感染者である真鍋の家を訪れると、真鍋の父は海外で活躍する医師であるが行方不明で帰国時に体調が悪かったことがわかります。その地を訪れると、感染症と似た症状の患者がいて、感染地が判明します。さらに松岡と仁志は、洞窟内に潜むコウモリが感染源であることまで突き止めました。

その頃、ウィルス研究者の鈴木も病原体の解明に成功し、ワクチンの作成が進められます。しかしワクチンの完成までは半年ほどかかり、それまで生き延びられるかが問題に。

ワクチンの完成によってパンデミックが停止

小林はパンデミックの患者に血清を輸血する方法を松岡に教えて遠方に旅立ちます。しかしとうとう小林もパンデミックに感染してしまいます。松岡と知り合った養鶏場の娘の夏緒も感染していましたが、松岡は第1感染者から採取した血清を夏緒に打ちます。

夏緒は奇跡的に回復し、松岡は血清が効果を出したことを確かめます。血清を持って小林のもとへと急ぐ松岡でしたが、小林はすでに命を落としていました。松岡はかつて小林がガンで弟を失ったことを思い出します。どれほどつらい状況でも、「明日はある」と伝えられる医師でいてほしいと、小林の弟は望んでいました。

そのことを伝えられず後悔する松岡。半年経過してようやくワクチンが完成し、パンデミックは鎮静化に向かうのでした。

映画『感染列島』の作品情報

感染列島のジャケット写真

レンタル開始日
2009/07/24
監督
瀬々敬久
キャスト
妻夫木聡 檀れい 国仲涼子
上映時間
138分
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映画『感染列島』のユーザ評価

評価数:694件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    未知のウイルスが日本に上陸したら……。一人の感染者から次々に国内にウイルスが蔓延していく様は今現在アフリカで流行中のエボラウイルスを彷彿させます。謎のウイルスの治療法を求めて妻夫木聡さんと檀れいさん演じる二人の医者が奔走。決して非現実的ではなく、むしろ明日我が身に起こるのではと思わせるストーリー展開は衝撃と感動の連続でした。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    他人事とは思えずに観ていました。普通のマスクや風邪薬をいくら買い込んでおいても意味が無いんでしょうね。壇れいさんは、宝塚のトップ時代もカワイイ方でしたが映画でもいい演技されていますね。「母べえ」でも素敵でした。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    看護婦の国仲涼子とその旦那の爆笑田中、それとその二人の娘の話なんかは泣けます。病気の原因として疑われてしまった鶏農場の家の、中学生の女の子とその彼氏の話だとかも良かったし、考えさせられましたね。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    ウイルスと共に生きる道はあるのか? 大切な人を失い残された者たちの悲しみの叫びがこだまします。 この映画の妻夫木君はかっこいいですね。 明日たとえ地球が滅びようとも、君は林檎の木を植える。
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    医療に従事している方たちの、大変さが身にしみました。 怖くて、切ない映画だった。

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映画『アウトブレイク』もオススメ

1995年に発表されたアメリカ映画で、アフリカから持ち込まれた非常に致死率の高いウィルスに対する人々の戦いを描いています。感染列島と同じく、病原菌がどこから来たのか、対処法はどうするのかを中心に描かれています。とあるサルが感染に大きくかかわっていると知り、写真を手掛かりにサルを探す主人公が見ものです。

映画『アウトブレイク』の作品情報

アウトブレイクのジャケット写真

レンタル開始日
1998/11/20
監督
ウォルフガング・ペーターゼン
キャスト
ダスティン・ホフマン(サム・ダニエルズ) レネ・ルッソ(ロビー)
上映時間
129分
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映画『アウトブレイク』のユーザ評価

評価数:677件
評価 :★★★☆☆(3.8/5)

ゲオユーザの評価・ネタバレ
  • 評価 :★★★★★(5/5)
    昔見た映画だったけど、久しぶりに見ました。ストーリーにスピード感があり、身近に起こりうる内容で、面白いというか良かったです。昔の映画と思わず、是非見てください。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    「エボラ・ウイルス」なんて知らなかった私にはセンセーショナルな内容でした。今でもこんな名前覚えている位ですからね。女の子が宿主のサルと遊んでいるシーンでは、気がきじゃなかったです。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    この手のものはたくさんあるけれど、結構見入ってしまいました。最近は菌も強くなって映画のようなことも起こるかも・・・感染の経路を見れば逃げられそうにない・・仮に現実となった場合、軍の命令に背いて命をかけて闘ってくれる人はいるかな
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    ウィルスパニック映画の最高峰。当時から話題性があり、エボラ出血熱や、新型インフルエンザでも大活躍のCDCもこの作品で知りました。感染の拡大を防ぐ為に、強力な爆弾でウィルスを感染者ごと吹き飛ばすという判断は残酷かもしれませんが、アメリカは地球規模でマクロ的に考える為、人類が生き残ることを優先すると、それしか手段が無いんですかね。考えさせられます。
  • 評価 :★★★★☆(4/5)
    面白いというより怖いですよね、非常に現実的なお話です。人間が何万年もかけて進化してきた過程をウイルスはほんの10秒で進化してしまうと言われています。エイズやエボラ出血熱、最近では鳥インフルエンザの亜種が怖れられています。平和ボケした日本でウイルス騒ぎが起きたときのことを考えると背筋が凍ります。

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