昼顔(2017)のジャケット写真

<簡単な解説>
映画「昼顔(2017)」は、不倫をテーマにしたドラマの劇場版。ドロドロとしながらも、どこか寂しさを誘う映像表現に酔いしれるはずです。ちなみに、クチコユーザの中には夫婦で見ている方も。許されざる愛のストーリーの全貌を一挙大公開いたします。

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

昼顔のネタバレ・あらすじ:3年ぶりの禁断の再会

この映画は、2014年に大ヒットしたドラマ『昼顔』の続編として、主人公の「紗和」と不倫相手である「北野裕一郎」のその後を描いています。 夫がいるにもかかわらず、妻のいる北野と不倫関係に陥ってしまった紗和。2人の関係が公になり紗和は夫と離婚、さらに北野と二度と会わず連絡も取らないことを北野の妻・乃里子に約束させられました。

映画版の紗和は、以前いた街を遠く離れ、海辺の街で1人で暮らしています。北野と会わなくなって3年が経ったある日、紗和の元に1枚の講演会のチラシが。そのチラシには講演者として北野の名が記されていました。北野が講演者として自分の街へ来ることを知った紗和は、会いたい気持ちを抑えきれず、講演会を訪れて北野と再会。それから2人はホタルのいる森で人目を忍んで会うようになります。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=l4UGfBGzMkw

昼顔のネタバレ・あらすじ:再びの不倫、始まる

ひっそりと逢瀬を重ねていた紗和と北野。ドラマ版で生物教師だった北野は教師を辞め、大学で研究職についています。紗和と再会してからは、北野は週末ごとに紗和の住む街に通って、2人で駅からバスに乗ってホタルの幼虫の観察へ出かけます。ホタルは北野の研究対象であり、紗和と再会した講演会でもホタルのことを話していました。

そんな日々を続けていたところ、ホタルの観察を終えた2人が駅でバスから降りると、クラクションが鳴り響きます。北野と紗和が音の鳴る方を振り返ると、そこには北野の妻・乃里子の姿が。週末のたびに出かけていく北野のことを怪しんで跡をつけてきていたのです。

隠れて会っていたことを乃里子に知られた北野は、乃里子のもとを飛び出して紗和のアパートで暮らすようになります。

昼顔のネタバレ・あらすじ:嘘と真相

紗和と北野が同棲をはじめてからしばらくの間、穏やかで幸せな日々が続きました。北野は紗和と結婚したいと考え、乃里子と離婚しようとします。

そんななか、北野が遅く帰ってくるようになりました。紗和の自宅に北野の勤め先からFAXが届き、そこには北野が有給を取っていると書かれていました。毎日仕事と言って出かける北野が、実は有給を取っていると知った紗和は、ショックを受けて北野の後をつけます。すると、北野は乃里子の元に通っていることがわかりました。

しかし、北野は紗和を裏切っていたのではありませんでした。乃里子が足をケガして車椅子生活になっていたため、それをサポートするために彼女の元を訪れていたのです。

昼顔のネタバレ・あらすじ:永遠の別れ…衝撃のラスト

ホタルが成虫になって美しく飛び交う季節になった頃、わだかまりが溶けた紗和と北野は、ホタルのいる森で2人だけの結婚式をしようと約束します。北野は紗和のために指輪を買い、離婚を急ぎます。そして北野は、別れる決心がついたという乃里子から離婚届を受け取りに行きました。

乃里子のマンションを訪れ離婚届を受け取った北野は、乃里子に車で送ってもらうことになります。すると途中で乃里子の様子が豹変し、アクセルを踏んで暴走。北野の制止にも耳を貸さず、ガードレールを突き破って崖から落ちてしまいました。乃里子は助かりますが、北野は即死でした。

北野の死を知った紗和は絶望して、自分も北野の元へ行こうと線路に横たわります。そんなとき、ホタルが紗和のお腹のあたりに飛んできて、ハッと我に帰り自殺を思い留まりました。紗和のお腹には赤ちゃんが宿っていました。紗和はそのために生かされたと感じ、子どもと生きて行こうと決心します。

昼顔(2017)の作品情報

昼顔(2017)のジャケット写真
レンタル開始日
2017/06/10
監督
西谷弘
キャスト
上戸彩(木下紗和)、斎藤工(北野裕一郎)
上映時間
125分
GEOで購入!
昼顔(2017)のユーザ評価

評価数:123,456件 
評価:★★★☆☆(3.8/5)

クチコユーザの声
  • 映像技法も素晴らしく、専門用語はわかりませんがカット割りや差し画などで心理状態や考える間を与えてくれていたと思います。はぁ、もっと観ていたかった。
  • 昼間妻に憧れてるのでは?という世間の目を気にして、映画を観てもないのに批判してくる人達に是非観て欲しい作品。ただの不倫映画ではないです。
  • 終わってエンドロールがながれる中、しばらく立ち上がれずにいた私。決して許してはいけない恋ですが、切なくて、かわいくて、愛しくて、そして残酷な結末。かなりエネルギーを消耗しましたが(笑)観に行ってよかったです。

フランス映画『昼顔』と一緒に見るともっと感動!?

『昼顔』をもっと楽しみたいなら、1967年のフランス映画『昼顔』をあわせて観るのがおすすめです。この映画は、医師の妻として裕福な生活を送る美しい女性・セヴリーヌが、「昼顔」という名前で売春宿で働くというストーリーです。ラストではセヴリーヌの客の一人が、セヴリーヌの夫を銃で撃ち下半身不随にしてしまいます。紗和と北野の『昼顔』はこの映画のオマージュとして作られました。実際に似ているところもあって、そういったところを見比べながら観ると、より感動が深まると思います。さらになんといっても、フランスの大女優・カトリーヌ・ドヌーヴが当時24歳にして演じたセヴリーヌの姿は、妖艶で目の離せない美しさで、そちらに関しても必見です。

昼顔のジャケット写真
レンタル開始日
2002/12/21
監督
ルイス・ブニュエル
キャスト
カトリーヌ・ドヌーヴ(セヴリーヌ・セルジー)、ミシェル・ピコリ(アンリ・ユッソン)
上映時間
100分
GEOで購入!
昼顔のユーザ評価

評価数:19件
評価 :★★★☆☆(3.5/5)

クチコユーザの声
  • 衝撃的なシーンから始まるので、どんな作品なのかと思ったが、ストーリー自体が結構面白くて、話の展開も速い。怪しげな人妻役を、カトリーヌ・ドヌーヴが上手く演じている。途中、若い男が、彼女に夢中になってしまうのだが、彼女の方もまんざらでもなさそうだったので、どうなるのか楽しみだったが、このような結末になるとは・・・。
  • ドヌーブの汚れ役っぽい作品ではあるが。幻想か現実か判然としない展開にフランス映画っぽい観念的表現が味わえる。
  • カトリーヌ・ドヌーヴという女優だからこそ成立する物語のような気がする。例えば、娼婦として働く「昼顔」の表情には貞淑さと猥雑さがあって、魔力のようなものまで感じさせる。物語の中では妄想と現実ははっきりと区別されているように見えるが、ラストでそれが曖昧になってしまう。それは嘘っぽくもあり、潔くもある。

参考URL ・youtube.com