最強のふたりのジャケット写真

体の不自由な白人男性と訳ありの生活を送る黒人男性――正反対の人生を送ってきた2人が築く絆の深さに心癒されること間違いなし!実話を元に作成されたこの映画を観ると、1人の人間との出会いで人生はがらりと変わるんだなぁと思ってしまいます。それではストーリーのあらすじネタバレをどうぞお楽しみください。

監督:エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ、脚本:エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ、音楽:ルドヴィゴ・エイナウディ、出演:フランソワ・クリュゼ オドレイ・フルーロ オマール・シー クロティルド・モレ

ここからネタバレ!閲覧にはご注意ください!

最強のふたりのネタバレとあらすじ-1:フィリップとドリスの出会い

ある日、ある豪邸で介護人の面接を行っていました。屋敷の主人・フィリップ(フランソワ・クリュゼ)は桁違いの大富豪、パラグライダーの事故で首から下が全く動きません。応募者には、介護のプロ・人類愛やお金目的など、様々な人たちが行列をなしていますが、フィリップは少々ウンザリ気味です。

そこに粗野な黒人男性・ドリス(オマール・シー)が現れます。ドリスは最初から不採用を見込んで、失業保険の資格を取得するために来ていました。ドリスはフィリップに対して同情も媚びることもなく、言いたいことを言います。そんなドリスの興味を持ったフィリップは、ドリスを採用することにしました。

冒頭はフィリップを助手席に乗せたドリスが、車を暴走させるシーンから始まります。そこでのユーモア溢れる会話、警察を出し抜くドリスに笑い転げるフィリップ。最初から映画に引き込まれてしまいます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=IfHOM7dPzZA

最強のふたりのネタバレとあらすじ-2:自然体のドリスに惹かれるフィリップ

ドリスはスラム街の出身、子沢山の母は深夜まで働き詰めです。フィリップの屋敷から高そうな卵の置物をこっそり持ち帰ったドリスは、母にプレゼントしようとしますが、失業したまま面倒を起こすドリスに母は怒り追い出します。

落ち込んでスラム街の仲間と、一晩外で過ごしたドリス。その翌日からフィリップの屋敷で、介護人としての生活が始まりました。 ドリスにとっては見たこともない豪奢な世界、しかし彼は誰にも臆したり媚びたりすることがありません。

体が不自由なフィリップに対して尊重はしますが、健常者に対するのと同じように接します。2週間も持たないだろうと言うフィリップ、しかしブツブツ文句を言いながらもドリスはフィリップの介護をこなしていきました。

ある夜のこと、夜中に発作を起こしたフィリップを、落ち着くまでそばで見守り、朝の清々しい空気を吸うために外に連れ出すドリス。一人の人間として接してくれるドリスに、フィリップは喜びを感じていくのでした。

※周りの同情や気遣いにうんざりしていたフィリップ、ユーモアにあふれ普通に接してくれるドリスの態度に喜びを感じている様は、見ていても楽しくなります。

最強のふたりのネタバレとあらすじ-3:前向きに楽しく生きることの素晴らしさ

これまではフィリップの顔色を見て、それぞれバラバラに過ごしていた屋敷の中に、ドリスが来てからは笑いがこぼれるようになりました。オペラを見ては大切な場面で笑い転げるドリス、フィリップの移動用の車もワゴンからスポーツタイプ高級車に替え、フィリップを助手席に乗せて音楽をガンガン鳴らしながら飛ばします。常に本音で接してくれるドリスに、フィリップは心から信頼を寄せるようになっていきました。

フィリップには半年以上、文通している女性がいました。格調高く回りくどい言葉を羅列した文章を、秘書マガリーに代筆させるフィリップ。ドリスは言います、「文章を長々と書いてるより、電話で話した方が楽しいだろ」。ドリスはフィリップの制止も聞かず、文通相手エレオノールの手紙に書かれた電話番号に電話します。そしてフィリップはエレオノールと、直接電話でやり取りするようになりました。

またドリスはフィリップの男性として当たり前にある性欲や、気持ちを落ち着かせるためのタバコなど、これまで誰もがタブーとして触れなかったことも当たり前のように体験させてくれます。ドリスによってフィリップの生活は輝き始め、毎日が刺激的で楽しいものになっていきました。

※ドリスの自由奔放な振る舞いに戸惑いながらも、生きることの楽しみや喜び・笑いを取り戻していくフィリップ。気遣いや同情よりも、自由に楽しく過ごす毎日の方が大切だと教えてくれます。

最強のふたりのネタバレとあらすじ-4:最高のダンスそして別れ

フィリップの誕生パーティーは毎年助手のイヴォンヌが企画、親戚一同が集まり格調高いクラシック音楽の演奏会を楽しむというものです。しかしフィリップにとってもドリスにとっても、退屈なもの。そこでドリスは、自分がいつも聞いている音楽とダンスを披露します。

「アース・ウィンド&ファイヤー」の音楽に合わせてノリノリでダンスをするドリス、いつもは気取っているイヴォンヌや親戚たちも、徐々に体が動き出し、最後にはみんな楽しそうに踊リ出します。そんな様子を見ているフィリップも実に楽しそうです。

そんなある日、ドリスの弟が屋敷に助けを求めてやってきました。弟は地元のギャンググループに入っていて、そこで何か問題を起こした様子です。心配している家族のもとに電話するドリス、フィリップはここで初めてドリスの複雑な家庭事情を知ります。そして言います。「この仕事はもうやめにしよう」フィリップはドリスを、彼の家族のもとに帰そうと思ったのでした。

※誕生パーティーのシーンで、アース・ウィンド&ファイヤーの「Boogie Wonderland」に合わせて踊る、ドリス役のオマール・シーのダンスが実に見事、格好良いですよ。

最強のふたりのネタバレとあらすじ-5:フィリップとドリスの再会

ドリスが去ってから、フィリップの生活は火が消えたようです。フィリップの顔色ばかり窺う新しい介護士は、誰も気に入りらず心を開きません。元気を無くしたフィリップは徐々に食事も取らなくなり、身なりもかまわず髭も伸び放題になっていきました。そんなフィリップを心配した助手のイヴォンヌは、ドリスに助けを求めました。

フィリップを車に乗せ、高級車を暴走させるドリス、警察も上手にまき、二人で笑い転げます。そして着いたのは海辺のホテル。伸び放題だったフィリップの髭を剃りながら様々な形にして遊ぶドリス、ドリスにされるままにしながらフィリップも一緒に笑い出します。以前の楽しいふたりの姿がそこにあります。

身支度を整え、ドリスはフィリップを海辺のレストランに連れて行きました。「やっと見つけたんだ」初めて会った時にフィリップの屋敷からくすねた、フィリップの大切な卵の置物を渡します。そして動けないフィリップをその場に残し、「俺は席を外すよ」と言って出て行ってしまいます。

驚くフィリップ、そこにドリスと交代で現れたのは、文通相手のエレオノールでした。幸せそうに微笑み挨拶する二人、ドリスは二人の様子を窓の外から見届け、手を振って去っていきました。

※この映画のフランス語タイトルは「Les Intouchables」、直訳すると「触れ合えない人々」という意味だそうで、黒人と白人、大富豪と貧しい青年、相反するふたりを象徴しているようです。更にこの言葉には「希少価値のある大切なもの=手の届かないもの」という意味もあり、本来なら相容れないふたりの素晴らしい人間関係が表されているそうです。「最強のふたり」は笑いあり涙あり、誰でも楽しく生きることができることを教えてくれるハッピーな映画です。

最強のふたりの作品情報

最強のふたりのジャケット写真
レンタル開始日
2013/03/22
監督
エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ
キャスト
フランソワ・クリュゼ オドレイ・フルーロ オマール・シー
上映時間
113分
GEOで購入!
最強のふたりのユーザ評価

評価数:13647件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • いつも明るいドリスに周りの人達もどんどん元気になっていくのが見ていて幸せな気持ちになりました。 フィリップの表情がたまりません!! 暖かい気持ちになれる感動作だと思います‼ 音楽も映像も素晴らしい!!
  • 障害者を障害者として扱うのではなく 他の人と同じように接することが重要です。 でも、どうしても出来ないことだけ手を貸してあげる。 出来そうで出来ない。 金持ちの主人公のわがまま娘にまでも 気を使うことなく しっかりと指摘してあげてとても勉強にもなりました。
  • 最初、気が合わないと思えた2人が強い絆で結ばれる。 自分にも合わないなって思う人が周りにいるけど、話して見ると案外仲良くなれたりするのかな。最初、気が合わないと思えた2人が強い絆で結ばれる。 自分にも合わないなって思う人が周りにいるけど、話して見ると案外仲良くなれたりするのかな。

「きっと、うまくいく」もオススメ!

日本では馴染みの薄いインド映画で2013年公開の「きっと、うまくいく」は、かなりハチャメチャな青春学園コメディです。 インドは超学歴社会、一流大学に入ることが人生の勝者になることを意味します。そのインド屈指の名門工科大学に入学した3人の学生、陽気な天才学生ランチョー、動物好きなファルハーン、貧しい家庭の期待を一身に受けたラージュー。この3人が繰り広げる様々なドラマ、「うまくいく(All is well)」と言いながらピンチを乗り越えていく姿は、高度成長期の日本を見ているようです。 インド映画お約束のダンスシーンあり、ラブストーリーあり、奇想天外な展開に「え~!」と突っ込みながらも笑ってしまいますよ。

きっと、うまくいくの作品情報

きっと、うまくいくのジャケット写真
レンタル開始日
2013/12/03
監督
ラージクマール・ヒラニ
キャスト
アーミル・カーン カリーナー・カプール R.マーダヴァン
上映時間
170分
GEOで購入!
きっと、うまくいくのユーザ評価

評価数:2073件
評価 :★★★★☆(4.0/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 3時間近い長さの作品なので飽きるかなと思ったのだけど、主演のアミール・カーンの『pk』がとても良かったのと既にみていた娘のオススメ♪ これまで見たDVDの中では1番かな。単純に楽しくて感動するし、何気にインドの教育問題やカースト制が重くならず意識できる…3時間があっという間の素敵な作品でした。 アミール・カーン、濃すぎる顔と目力が笑えるんだけど最後の方はイケメンに見えてしまう不思議な魅力の俳優さんです。
  • インド映画独特のスタイルにハマりそうです。ストーリーはサクセスストーリーの様なもので、「うまーくいく」と自分でも言っちゃいそうです。3時間ほどの長編ですが、飽きることなく見れました。落ち込んだ時や将来に悩んだ時にもみれる映画で、勇気を貰えると思いますよ。こちらは日本語吹き替え収録(ミュージカル部分はネイティブ)ですが、インド音声で聴いてみるのも良いかもしれません。
  • 初めてのインド映画だったけど、見やすかった。コメディシーンでは散々笑って、後半はボロボロ泣いてしまった。 特有の急展開や、見事すぎる伏線回収もすごく楽しめた。 Aamir Khanファンになりそう。初めてのインド映画だったけど、見やすかった。コメディシーンでは散々笑って、後半はボロボロ泣いてしまった。 特有の急展開や、見事すぎる伏線回収もすごく楽しめた。

参考URL
・youtube.com