木更津キャッツアイ ワールドシリーズのジャケット写真

ぶっさん(岡田准一)の死から3年後。遺された木更津キャッツの4人は、別々の道を歩き始め、木更津から離れていった。バンビ(櫻井翔)だけは木更津にとどまり、市役所に就職した。木更津は激しい市長選挙中で、バンビも現市長の選挙カーで走り回っている。

監督:金子文紀、脚本:宮藤官九郎、出演:岡田准一 薬師丸ひろ子 櫻井翔 岡田義徳

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ぶっさんの声を聞いたバンビ。ぶっさんとの思い出が蘇る

ぶっさんの死から3年、市役所に就職が決まったバンビだけが木更津に残り、他のキャッツメンバーは新たな生活を送っていました。そんなある日、バンビは市長の選挙活動に同行し、選挙カーの中で聞こえるはずのないぶっさんの声を聞いたのです。バンビは、以前にぶっさんの声が聞こえたショッピングモール建設予定地へ一目散に走って行きます。そして再びその現場で英語を喋るぶっさんの声をはっきりと聞いたのでした。

バンビはぶっさんが入院している病院にお見舞いに行った日以来、ぶっさんに会いに行くことができなかったことを今でも後悔しています。バンビは仕事を放棄し、ぶっさんの声が聞こえたことを伝えるために、東京でIT関連の仕事をしているアニの元へ行きましたが、なぜか秋葉原のゲームセンターで遊んでいるアニを見つけます。バンビはアニにぶっさんと話したと報告しますが、「そんな蘇りがあるわけない」と相手にされません。それもそのはず、ぶっさんは自他ともに認める英語音痴。英語が苦手なぶっさんが英語を喋るはずがないとアニは思っていたのです。

ぶっさんの声が意味するものとは

半信半疑のアニですが、大阪に住んでいるマスターに会いに行くバンビに同行します。マスターは大阪で商売をしているものの繁盛していない様子。バンビはぶっさんの声が聞こえたことをマスターに話し、建設現場に連れていこうとしましたが木更津に戻ろうとしません。マスターは病院から点滴をぶら下げて抜け出してきたぶっさんと、死について語り合ったのが最後で、木更津に帰るとぶっさんのことを思い出してしまうのが辛かったのです。

そして、ぶっさんの一周忌に、木更津市長室にある金のタヌキを盗むという計画が失敗したときから、アニとマスターの仲はギクシャクしたままでした。あれから3年が経ち、バンビに促されながらアニとマスターは木更津に戻り、ぶっさんの声を聞いた建設現場へと向かいます。すると「それを作れば」というぶっさんの声が確かに聞こえたのです。バンビたちは何を作ればよいのがアイディアを出し合いました。

ぶっさんとの再会

「ぶっさんの好きなものを作ろう」と、野球場を建設することになります。バンビは仕事を辞め、アニとマスターのわだかまりは徐々に解けていき、周りの協力もあって野球場は完成したものの、突然、野球場が爆発。この爆発に誰もがぶっさんの復活を心待ちにしましたが、そこに現れたのは自衛隊基地から脱走し、雑木林に隠れていたうっちーとゾンビたちだったのです。

自衛隊教官の杉本文子はうっちーたちを捕まえるために野球場へやってきますが、2人は自衛隊基地に戻ろうとしません。そこでゾンビは、野球の試合を行い、文子が勝ったら基地に戻る、負けたらうっちーとゾンビだけでなく、バンビ・アニ・マスター全員が自衛隊に入るという提案をします。

そして遂に彼らはオジーと一緒に蘇ったぶっさんとの再会を果たします。バンビら3人が感動する傍ら、ぶっさんは自分の存在に気付いてくれなかったことに憤りを感じています。ぶっさんの妻ユッケや美礼先生、ローズ姉さんはぶっさんに会うことができましたが、なぜかぶっさんの実の父、公助だけにはぶっさんの姿が見えませんでした。

ぶっさんが蘇った理由

ぶっさんも加わりいよいよ野球の試合が始まります。山口や猫田、モー子も参加し、いつの間にかギャラリーには大勢の人々の姿。9回1アウト満塁でバッターボックスに立ったオジーは、期待に応えるように満塁ホームランを放ちます。キャッツのメンバーがホームインする中、オジーは消えていくのでした。

胸騒ぎがするバンビたちですが、ぶっさんが明るく振舞います。オジーがいなくなり試合は延長戦に突入。10回、バッターボックスに立ったのは教官の文子。ぶっさんはひたすら文子の打球を追い続け、そのまま雑木林の中へ入っていくのでした。球場にいた公助は、入院中のぶっさんとのことを思い出していました。ぶっさんは公助の耳元でこう囁きました。「ありがとう、お父さん」。その言葉に優しく微笑みかける公助、これがぶっさんの最期だったのです。

ぶっさんは蘇ってきちんと「バイバイ」が言いたかったのかもしれません。唯一、公助は最期を看取ることができたため、蘇ったぶっさんが公助には見えなかったのです。ぶっさんが消えた雑木林には球とグローブが置いてあり、球には「バイバイ」の文字が書かれていました。

木更津キャッツアイ ワールドシリーズの作品情報

木更津キャッツアイ ワールドシリーズのジャケット写真
レンタル開始日
2007/05/02
監督
金子文紀
キャスト
岡田准一 薬師丸ひろ子 櫻井翔 岡田義徳
上映時間
132分
GEOで購入!
木更津キャッツアイ ワールドシリーズのユーザ評価

評価数:1235件
評価 :★★★★☆(4.1/5)

クチコユーザの評価・ネタバレ
  • 観てほしいです!バカもやるけど、人も思いやる。そんな素敵な仲間たちです。学校や職場でも鑑賞してほしいほどです。ギスギスしたいまの時代に学ぶより感じてほしい事がたくさん詰まっています。そして最後はみんなに笑ってほしいです!
  • おもしろかったー。話がぐしゃぐしゃになって、木更津キャッツの話しをズーっとみている人は最高!って思えると思う。これでシリーズ最後だと思うと寂しいよー。ぐっさん、バンビ、モーコみんな、ばいばい!外人の役をやった役者さんがうまかったー。
  • 木更津キャッツアイの世界観が存分に出ていた!! うっち-のキャラが変わったり、それぞれの近況に変化があったりとぶっさんの死から3年経ったことをふまえつつもおもしろいストーリーになっていた。

参考URL
・youtube.com